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「『沖縄』コールセンター拠点殺到」の記事に想う


こんな記事が新聞に載っていました。

「『沖縄』コールセンター拠点殺到」
「コールセンター(電話対応)が、営業や顧客サービス強化の戦略業務になろうとしている。 その拠点として一躍脚光を浴びるのが沖縄だ。
良質の労働力を求め関連会社が相次ぎ立地、オリックスなども進出に向け検討に入った。
失業対策の為の手厚い公的支援が追い風で、沖縄は「フリーダイヤルの島」になりそうだ。」
というものです。

私の考えを述べてみます。

野村ファンドネット証券那覇支店、CSKコールセンター沖縄、伊藤忠商事の沖縄コール センターなどコールセンターの進出が続いており、オリックスも進出の検討に入ったとのことです。とくに「マルチメディアアイランド構想」による 助成制度が整備された、ここ一年位がラッシュになったということです。
「安いオフィス料金」「質の高い労働力」そして「助成制度の整備」が要因なの でしょうが、なんと言っても「質の高い労働力」が一番の魅力なのでしょう。
コールセンターのオペレータには、問い合わせに対する気配りと、日本語での対応 が必要です。こればかりは、外国人では難しいでしょう。
東京のユーザーは、東京のアクセスポート(中継局)へ電話をし、アクセスポートから沖縄へ中継回線で 結ぶので、アクセスポートから沖縄への通信料金はコールセンター業者が持ちます。 ユーザーにとっては電話料金はアクセスポートまでの市内回線分しかかかりません。
日本の通信回線料は米国に比べたら数段高額ですが、今後、通信回線料の環境整備が進めば、 中継局から沖縄への通信料金が一層安くなることも予想され、 沖縄を活用する企業はさらに増えることでしょう。

「高いオフィス料金」「高い労働力」を抱えて四苦八苦している東京地区などの コールセンターにとって、間違いなく脅威の一つとなるに違いありません。

アクセスポートは身近に、実際のコールセンター業務は沖縄にという方式は、 いわばコールセンターのリモート化です。
「電話を受けるところに人が要る」という従来のコールセンターの方式について、 見直す時期に来ているような気がします。



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