(注)プログレッシブ・スキャン
「プログレッシブ・スキャン」とは、直訳すると「順次走査」。まず、プログレッシブ・スキャンではない通常のTVは「インターレース」(飛び越し走査)という方式で画面を表示しています。
これは、奇数列と偶数列だけの画面を交互に表示することで1画面を表示します。
1回の表示にかかる時間は1/60ですが、2回の表示で完全な1画面を表示するわけで、1画面の表示プロセスは1/30秒になり、
フレームレートは30枚/秒となります。
これに対し、プログレッシブ・スキャンでは、1回の走査で完全な1画面を表示します。
奇数列、偶数列の2つの表示情報をメモリに読み込んでから、それを1画面に合成し、描画を行います。
この結果、1画面の表示にかかる時間は、1/60秒となり、偶数列、奇数列の情報から、連続して1画面を
ジェネレートすることで、秒間の表示フレームも倍の60枚となります。
このため、プログレッシブ・スキャン方式では、インターレースよりも、よりチラツキが減少することになります。
あまり大型でないTVでは、インターレース方式でも十分ですが、大画面のテレビが増えてきたことで、
プログレッシブ・スキャンが必要になってきたのです。
なお、パソコン画面は、プログレッシブ・スキャンと同じ、ノンインターレース方式です。
それに、このCH-DV300は、全世界向けの
マルチリージョン用のものを日本の販売会社が日本向けにファームウェアを変更して販売しているようです。説明書には書かれていませんし、メーカーも正式に公表していないので、ここで紹介することはできませんが、
リモコンから、数個のコマンドを入れると、リージョンフリーになり、日本向けDVD(リージョン2、NTSC映像)だけでなく米国向けのDVD(リージョン1)も、欧州のDVD(PAL映像)も観ることが出来ました。
そもそも、リージョンコードは、映画の興行権を守る為に設定されたものですが、どれだけ有効か疑問に思います。なぜなら、字幕なしの海外版DVDを買う日本人はほとんど居ないでしょうから。一方、バレエの公演や演奏会など、字幕の必要のない映像に、海外には日本で未発売の優れたものがあるのも事実です。でも、海外のDVDを見たい場合には、海外のDVD用プレーヤーを買わなければならないのです。
この「リージョンコードによる制限」は、ユーザーを無視した制作者側の論理だけのもので、ユーザーに不当に、不自由さと無駄な出費を強いているように感じます。もともとハリウッドの強い要望で取り入れられたリージョンコード、法律的には問題はないのですから、日本のメーカーも、遠慮せずに堂々とリージョンフリーのDVDプレーヤーを販売しても良いのではないでしょうか。
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