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ソフトの品質は、CMMかISO9000か    (2001.3.1)

 
情報通信各社の間で、ソフトウェアの品質、生産性の向上の手段として、「能力成熟度モデル(CMM)」と呼ぶ開発管理手法が話題になってきました。
このCMM、米国ではかなり普及しているとのことですが、日本では、 富士通、NEC、日立製作所などが社内教育や研究に取り入れつつあるようですが、一般にはこれからというところでしょう。
 
日本では、欧州系の品質管理の国際規格であるISO9000シリーズが普及しています。
製造業はもちろん、サービス業にも認証をとる企業が増えてきました。
でも、目に見えないプログラムの集合体であるソフトの品質を維持するには、ソフトの開発工程そのものを恒久的にチェックできる組織作りが必要です。
CMMは「ISO9000よりもソフト開発会社に適しており、組織そのもののレベル向上につながる」との意見もあります。
 
おりしも、経済産業省が「日本版CMM」の策定を目指す協議会を発足させました。
CMMの今後の動向にも眼を離せないと思います。
 
CMMによる成熟度の尺度
レベル5(最適化管理):計測データを用いて開発工程の改善が継続的・自立的に行われる。
レベル4(定量的管理):品質評価を分析するデータの計測基準が定量的に定義され、作業の進捗を追跡・管理できる。
レベル3(定性的管理):作業内容や方法など標準的な開発工程が定性的に定義されている。
レベル2(経験的管理):何らかの作業計画や作業管理が行われている。
レベル1(混沌的管理):開発工程が場当たり的で時には混乱。組織的作業ではなく属人的作業。
 
CMM関連サイト
 
注)一部の内容は、日経産業新聞より引用させて頂きました。

 

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