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「心が疲れている時は舞台を見に行きましょ! 」に思う  (2002.2.20)
---- ダンサー・JUNさんからのメッセージ ----

JUNさんはバレエの先生です。JUNさんはご自身のHPを開いておられますが、その中の「バレエ教師への道」というコーナーにあった、次の記述にとても興味を持ちました。
魯迅の言葉に『無限の光源から湧き出てくる太陽の光のような、そんな作品でなきゃ真の芸術じゃない』という言葉があります。 私が探し求める真の「バレエ芸術」。これも、眩しいほどの生命力を強く感じなければならないのです。
どうして舞台を見るか? 作品を作りあげた人達の躍動感。踊っているダンサー達の情熱。 一人の力でつくり上げたのではなく、たくさんの人達が一つの舞台を作り上げる、歓喜。
心が疲れている時や体力低下の気分の時は舞台を見に行きましょ! 。気分が晴れ晴れする事でしょ! 。バレエの先生である私からの健康法は、舞台を見る事。 それが私のお勧めする健康法の一つです。 それと声を出す事。
 
彼女は、ずっと「瀕死の白鳥」を踊り続けておられます。彼女は、「瀕死の白鳥」を、踊るたびに、私に新鮮な驚きを与えて下さいます。
一昨年末JUNさんが「瀕死の白鳥」を踊ったとき、彼女は次のように言っておられました。
去年の瀕死よりは今年の瀕死の方が、良かったと思う。でも来年また瀕死を踊ったら来年の方が、いいかもしれない。瀕死を踊るチャンスがあったら踊り続けたい。」。
再び踊られた昨年、また「瀕死」を踊れることへの喜びを体いっぱいに表現して、それはそれは素敵な「瀕死の白鳥」でした。
彼女が、「心が疲れている時、舞台を見に行きましょう」の言葉は、彼女自身が、観客に感動を与え、観客の心を癒す踊りを踊ろうと、常に心がけておられるがゆえに、自然に出た言葉だと思います。
 
こんなJUNさんも、バレエを続けるか辞めるか・・・、とても苦しんだ時期があったそうです。でも、彼女はこの苦しみを乗り越え、バレエの先生になり、そして、生徒を教える傍ら自らも練習に励み、踊り続けておられるのです。
結婚してバレエを私自身、辞めていた時期もありましたが、今年は「瀕死の白鳥」のソロではなく、パドドゥを久しぶりに挑戦する事にしました。2000年に「瀕死の白鳥」を久しぶりに踊り、自分のHPを持って、「私の学んだバレエの道」と言う原稿を書いて。とても波乱に満ちた2000年の暮れ、私はバレエの先生になる決心をしたのです。心の底から泣き叫んだ日があったから、私は強くなったのだと思います。あの日から私は変わっていったのです。
彼女は「瀕死の白鳥」がお得意で、踊るたびに新たな感動を与えて下さいますが、今度はもっと別の曲に挑戦しようというのです。しかも体力的にも精神的にも大変なパ・ド・ドゥ。芸を極めたダンサーは美しい。でも、その技に甘んじず、更に努力する姿はもっと美しい。彼女はそれを、身をもって示しているのだと思います。
パドドゥを踊ることを目指して、彼女は昨年から「瀕死の白鳥」以外の曲の練習にも入っています。昨年の暮れのステージでは、くるみ割り人形から「金平糖の精」を踊り、着実にパ・ド・ドゥに備えておられることを示してくださいました。 
かって、彼女の「ルスランとリュドミラ」や「カルメン」のビデオを拝見し、心のこもったパドドゥに感激しました。再び彼女は、パドドゥに挑戦しておられるのです。またあの感動が・・・と思うと、胸がときめきます。
 
JUNさんのアチチュードのポーズは、ことのほか美しいのです。彼女に、「JUNさんの美しいアチチュードが最も映えるのは、『ローズ・アダージョ』。ぜひ『ローズ・アダージョ』に挑戦してください。」と言いましたら、彼女から力強い答えが返ってきました。 「了解しました。いつか夢を現実にしたいと思います。
「ローズ・アダージョ」で、次々に、サポートの四人の王子の手を離し、難しいアチチュードのバランスを、見事に決めて、にっこり微笑んでおられるJUNさんの姿・・・・・ 想像するだけで、ワクワクします。
常に前向きで挑戦を続けるJUNさん。頑張ってください!!。

このページの画像・文章とも、JUNさんご本人の了承を得て掲載しています。無断で複写複製を禁じます。
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