『「管理職登用」、追い風に乗れるか』の記事に想う
新聞に下記のような記事が載っていました。
「管理職登用」、追い風に乗れるか
日本の企業では、管理職といえばほぼ背広姿の男性の世界。
そんな中でこのところ、女性社員を積極的に登用しようという企業の動きが目立っている。・・・・・
全国の民間企業約6100社を対象とした労働省の「98年度女性雇用管理基本調査」では、管理職全体に占める女性の割合は、部長相当職では1%、課長相当職では8%だけ。
それがここへきて女性を積極的に登用する大企業が現れた背景には、4月に施工された改正男女機会均等法の、「女性の少ない企業では昇進で女性を優遇してもよい」という規定があるから。・・・・・」
というものです。
私の考えを述べてみます。
自動車のマツダ(従業員2万4千人)、家電の松下電器産業(同4万6千人)、書籍の「有隣堂」(同620人)の名前があがっています。特に有隣堂においては、係長職に相当する「監督職」が256人、内女性は38%の97人であり、社員全体の女性比は36%ということですから、男女が比例して比例して昇格していることになります。
でも、企業全体からみれば、このように管理職に女性社員を積極的に登用しようという企業はごく少なく、特定の企業でしょう。
一般の企業では、ここまで女性に責任ある仕事をさせ、高い地位を与えることを決断できる企業は、ほとんどないと思います。
しかし、私は、実力のある女性には大いに仕事をしてもらい高い地位を与えるべきだと思います。有隣堂は別格としても、マツダや松下のような大企業が女性を積極的に登用するようことに踏み切ったことは、他の企業への影響がかなり大きいと思います。私も、若い女性にやる気を起こしてもらうためにとても良いことだと思います。
ただ、女性の立場からみれば、このような地位を与えられて、本当に思い通りに働けるようになるには、環境の改善も必要だと思います。女性が管理職となって、「男性管理職が同じレベルと認めてくれるか」、「男性の部下が自分を上司として認めてくれるか」などの悩みもあると思います。また育児休業を自由にとれる雰囲気や、管理職になった女性をサポートする会社の雰囲気作りなど、まだまだこれから環境面で整備することがたくさんあると思います。
とはいえ、男性以上に仕事が出来る女性はいっぱい居ます。私は「性別や年齢で差別しない実力主義」には大賛成で、まさに追い風に乗って管理職に女性を登用した上記の企業の決断は、大いに見習うべきだと思います。
【トップページへ戻る】