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「京急がISO9001/2000を取得(私鉄で初)」に思う   (2002.1.7)

私が利用している鉄道の「京浜急行電鉄」が、ISO9001/2000を取得しました。私鉄で初めてとのことです。
品質方針は、「経営理念は、『都市生活を支える事業を通して、新しい価値を創造し、社会の発展に貢献する。』こと。これを実現するために、これまでに蓄積してきた鉄道事業の提供ノウハウをもって魅力あるサービスを顧客に提供し、顧客満足を高め、お客さまの利用の増大を図る。また、全社員の能力・意識を高め、品質マネジメントシステムの有効性の継続的な改善を図る。」というものです。
 
今回取得したのは、品川駅や羽田空港駅ほか8駅の駅の営業業務および本社部門の鉄道営業部内の管理課、営業課、育成センターの3課。「お客さまに提供するサービス品質のばらつきを防止し、顧客満足を向上するために、営業規則や作業基準などに決められている駅業務を決められたとおりに行うことを、改めて宣言・文書化し、更に実際に決められたとおり業務が行われているかをチェックし、その結果を継続的にサービスに反映させ、改善していく仕組みを構築した」ということです。
今後は、今回の認証取得で培ったノウハウを全駅にも広げ、京急線全線でより一層のサービス向上を目指すということだそうです。
 
今回のISO9001/2001の認証取得、我々利用者(顧客)へのサービス向上のためにも、有り難いことに違いありません。
でも、チョットだけ言わせて頂くとしたら、ISO9000は品質の規格。営業業務だけの品質向上だけなら片手落ち。本来の輸送業務の品質向上をも意識して欲しいと思います。
幸い、京浜急行の電車は、事故もないし、平行して走っているJR東日本に比べると電車の運休や遅れも遙かに少ない。安全性、信頼性では申し分なく、顧客満足度は高いでしょう。
でも、事故は待ってくれない。京急電車の特性?・・・私鉄最高130キロ/hの高速運転、踏切が多い、線路際まで崖が迫っている、急なカーブ・・・・。踏切事故、土砂崩れ等、いつ何時、事故が起きないとも限りません。安全輸送に対する品質向上は永遠のテーマだと思います。
利用者としては、京急電鉄殿が、今回のISO9001/2000の認証取得を、営業業務だけでなく、本来の輸送業務にも広げて下さって、より一層の安全輸送への取り組みに邁進して下さることを願ってやみません。


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