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航空機整備にもISO9000を

 
大病院でうっかり事故が続き、ISOのような手順の整備が必要と書いたやさき、今度は、日本航空の整備ミスが相次ぎ、運輸省が異例の注意文書を出しました。
 
国内航空で、客室乗務員座席のシートベルトをつけ忘れたり、主翼のケーブルが切れたりしてワイヤーを付け忘れたりする整備ミスが多発したようです。
一歩間違えば大惨事になってもおかしくないようなものです。
 
このような整備ミスに対し、今回運輸省が注意文書を出したのですが、通常口頭で行うところを文書で行ったのは極めて異例で、運輸省航空局としても、事態を重大に受けとめているのだと思います。
 
今回のケースを見ると、ミスが起きたのは、手順書がなかったか、手順書通り行っていなかったか、行っていてミスをしてもそれが検知できなかったかのいずれかです。
 
先日私が書いた、大病院の事故とよく似ています。
今回は運輸省航空局が機敏に動いてくれたために、大事故が起こる前に、注意を促すことができました。非常に良いことだと思います。
 
ただ、たまたま今回は、整備不良の一つが発見されたため、それを引き金にして他の整備同様の不良がないか見直すわけで、根本から整備不良をなくす対策にはなっておりません。
 
ぜひ、このような気運の高まりの中で、ISO9000のように手順を明確にして、作業の品質をあげるようなことが必要だと思います。
ISO9000は通産省の管轄ですから、そのまま運輸省の管轄の航空業界には摘要できないでしょう。
でも整備の品質をあげて事故をなくしてもらいたいのは、万人の願うところです。
ぜひ、運輸省もISO9000のような品質保証プログラムを検討してもらいたいものです。

 
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