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エスメラルダ〜エスメラルダとフェビュスのパ・ド・ドゥ:クリサノワ、グダーノフ、 (2008.1.20)

このエスメラルダ2007年8月ロシアのボリショイ・バレエ団とマリインスキー・バレエ団の来日、合同ガラ公演で踊られたものです。
バレエ「エスメラルダ」は、もともとは「ノートルダム・ド・パリ」を題材にしたもので、「エスメラルダとフェビュスのパ・ド・ドゥ」は第2幕に組み込まれています。 ただしバレエ「エスメラルダ」の全幕は、ほとんど上演されることはなく、パ・ド・ドゥだけがバレエ・コンサートで取り上げられます。
エカテリーナ・クリサノワは、手も足も長く非常に均整の取れたバレリーナという感じです。 可憐で濃い緑のチュチュがよく似合っていました。若いクリサノワは、この公演のトップバッターのこともあってか、踊り始めは、やや緊張気味に見えましたが、アダージョ後半からは落ち着いてきたようでした。 ただ、目当てのアチチュード・プロムナードでは、もう少し頑張って、長くバランスを維持して欲しかった。 もしかすると、これはドミートリ・グダーノフのサポートの仕方に問題があるのかもしれません。 グダーノフは、ボリショイのプリンシパルだそうですが、全然、そんなオーラが感じないし、プリンシパルですから、新人を安心させ、もっと美しく見せてあげなるようにしないといけないと思います。
この「エスメラルダとフェビュスのパ・ド・ドゥ」で私が最も好きなのは、平山優子さんと森田健太郎の青山バレエフェスティバルのアダージョです。 平山さんは、森田さんの手を離してから、ハラハラ手に汗握るほどグラグラしながらも、頑張ったバランスは10秒余り。可憐な舞姫の健気な姿に大きな拍手が湧きました。「やった!!」と思わず見せた笑顔の美しいこと。お宝映像です。

クリサノワはバリエーションになると俄然調子が上がってきたようで、トゥでタンバリンを打つ姿は、とても魅力的でした。コーダのグランフェッテも危なげなく美しく回っていました。アダージョにやや不満が残ったものの、クリサノワというバレリーナ、将来がとても楽しみです。

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