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JR東日本の環境に優しい気動車開発に拍手    (2003.4.13)
(ディーゼル・バッテリーのハイブリッド車両)

JR東日本では、世界初のディーゼル・バッテリーのハイブリッド車両を開発し、近々、日光線で、走行試験をはじめるそうです。
この車両、ディーゼルエンジンで発電機を回し、出来た電気をバッテリーに蓄え、この電力でモーターを回して車輪を動かすというものです。現在の気動車の大部分は、自動車と同じように、エンジンの動力を直接に変速機を介して車輪に伝えています。
実は、エンジンで発電機を回し、モーターで車輪を動かす方式は、初期のディーゼル機関車に採用されていました。しかし当時は、効率の悪さから、この方式は敬遠され、現在のディーゼル機関車や気動車は、ほとんどがエンジンで直接車輪を動かす方式です。しかし、発電機の性能があがったことで、再び、エンジンで発電し電気でモーターを回す方式が見直されたということでしょう。
 
この気動車、駅に停車しているときはエンジンを停止し、排気ガスや騒音の発生を防ぎ、発車時はエンジンを回さずバッテリーの電力でモーターを回し、この後の加速では、エンジンを起動して発電し、バッテリーと発電の電力とで、モーターの回転をさらに高めるというもの。また、減速時は、モーターを発電機として利用し、出来た電力をバッテリーに蓄積します。
このハイブリッド車両は、NEトレイン(new energy train)と呼ばれるそうですが、従来の気動車に比べ20%ほどの省エネルギー化され、チッソ酸化物の排気量も約半分になるそうです。
 
蒸気機関車が消えた現在、地方の路線のまだ電化していないところでは、動力は皆ディーゼルです。JR東日本が排気ガスの低減や、省エネ化を目指して、ハイブリッド車両を開発したことは、環境保全の面から、とても意義のあることだと思います。

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