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Nゲージ:車両紹介(82):国鉄103系電車、国鉄123系電車   (2015.12.2改)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、国鉄103系電車と国鉄123系電車です。

国鉄103系電車は、 1960年代〜1980年頃迄に日本の鉄道車両史上最多の3000両以上が製造された通勤形直流電車です。最近は、アルミ車体が増え、全面塗装の車両は少なくなったので、103系のような鋼鉄の全面塗装の車両を見かけると懐かしくて嬉しくなります。 インターネットオークションでスカイブルーの初期の低運転台のクモハ103-17(1964年-1967年製造車)、クハ103、モハ103と、1973年以降のATC仕様の高運転台のクハ103-495(1974年-1981年製造車)の4両が手に入りました。 クモハ103-17はKATO製で動力車、モハ103とクハ103はGreen MAX製トレーラー、クハ103-495はTOMIX製でトレーラーです。実機では世代の違うこんな組み合わせは有り得ないのですが、組み合わせて走行させることが出来るのも、模型ならではの楽しみでしょう。

クモハ103-17の動力ユニットはKATOのかなり古いもののようですが結構良い。動作音は少し大きいけれど、古い車両なのでむしろこの位が良いように思います。 多少ギクシャクするものの良く走ります。 20m級車体なのでカーブが多く勾配のきつい山岳系ループは無理ですが、田園ループのレイアウトなら、重くどっしりとしていて、3両のトレーラーも脱線せずに牽引できます。 KATOの動力は、古くてもとても優秀です。
Nゲージ:国鉄103系電車
メーカー/購入時期 KATO(クモハ103-17), TOMIX(クハ103-495),Green MAX(クハ103・モハ103),2015年購入
付属設備等 連結部:アーノルドカプラー、先頭:ダミーカプラー
全長・重量 全長:各車125mm(カプラー装着状態)、重量:100g(M車)、30g(T車)
備考 クモハ103-17(M車)、クハ103-495 、クハ103、モハ103
続いて、国鉄123系電車です。 国鉄123系電車は、国鉄およびJR各社が手荷物・郵便輸送の廃止・縮小に伴って余剰になった荷物電車などを改造し、 電化ローカル線向けに投入した直流近郊形電車です。種車(クモニ143形)の車体・走行機器を極力活かし単行運転が可能です。
阪和線向けのクモハ123-5は201系のような2段式側窓で、前面に貫通扉が設置されています。 スカイブルー単色塗装で、ラッシュ時は103系制御車クハ103-194を併結した3両編成で運行しました。
中央本線向けのクモハ123-1は、「ミニエコー」の愛称で、峠越えのある辰野 - 塩尻間で運行されました。改造当初は白地に緑帯の塗装でしたが、 その後ローズピンクと白色のツートンカラーに変更されました。

私は、クモハ123-5とクモハ123-1のディスプレイモデルを持っていたので、 ウェイトを乗せたり、金属製の車輪を付けたりして、Nゲージレイアウトを走れるようにしました。 クモハ123-もモハ123-5も、実際に103系電車と連結して走ることもあったようなので、どちらも103系に連結しても走らせて楽しんでいます。
Nゲージ:国鉄123系電車(123-5)
メーカー/購入時期 TIMYTEC(国鉄123系電車(123-5))
動力ユニット KATO旧製品の103系動力ユニット
動輪の仕様 駆動輪:4軸8輪、2輪にトラクションタイヤ装着
付属設備等 連結部:アーノルドカプラー、先頭:ダミーカプラー
全長・重量 全長:135mm、重量:60g
備考 クモハ123-5、クモハ123-1


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