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Nゲージ鉄道模型:車両紹介(84):国鉄52系1次型飯田線電車   (2015.11.29)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、国鉄52系1次型飯田線電車です。 飯田線は、愛知県の豊橋駅と長野県の辰野駅を結ぶJR東海の鉄道路線です。 佐久間ダム等のダム建設の輸送手段として、愛知県、静岡県、長野県の険しい山岳地帯を貫き、豊橋駅から辰野駅までは約6時間で結んでいます。 1980年前半までは旧形国電の宝庫でしたが、現在でも天竜川の険しい渓谷を縫うように走る車窓風景は鉄道ファンや旅行者に人気のある路線です。 急カーブや急勾配も多く、勾配40‰の赤木駅-沢渡駅間は信越本線の横川駅-軽井沢駅間(碓氷峠)廃止後ではJRの最急勾配です。 私は学生時代に、佐久間ダムに行くためにこの路線を利用しました。豊橋から中部天竜まで飯田線の普通電車を利用し、約3km歩いて佐久間ダムに着いたのを覚えています。

1930年代に鉄道省(後の国鉄)では東海道線京阪神地区急行電車用に両運転台車のモハ42、片運転台車のモハ43という20m級2扉の電車を製造しました。 のちにこのモハ42系をベースにモハ52系が誕生しました。モハ52は当時流行の流線形の前頭部、側面下部にはスカートを備えるなど、斬新な形態でした。 1953(昭和28)年以降は片運転台車をクモハ43、電動機出力が増強された片運転台車をクモハ53、制御車をクハ47と呼ぶようになり、 飯田線には多数の車両が集結し鉄道ファンの羨望の的でしたが、1983(昭和58)年飯田線の119系投入に伴い廃車になりました。

国鉄52系1次型飯田線電車のディスプレイモデルを持っていたのですが、 これに動力を付けて走らせることにしました。 このモデル用の動力ユニットはTOMYTECで販売していますが高価なのでネットワークオークションを探したら、 KATO 103系用動力ユニットという安価な動力ユニットを見つけました。51系も32系も20m級車両なのでこれが使えるだろうと思って購入しました。 装着しようとしたところ、クモハ52001/5202とも先頭が半流線型になっているため、動力ユニットが大き過ぎて付かなかったので、 サハ48024に装着にしました。サハ48024でも車体が僅かに小さいので、動力ユニットの床の部分を少し削って、うまく装着することができました。 この動力ユニットはとても優秀です。この動力ユニットは、古いけれど動作音はあまり大きくなく、ギクシャクせずにスイスイと走ります。 トレーラーの牽引も問題なく、カーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。 ディスプレイモデルへの動力ユニット装着による動力車化も、まんざら捨てたものではありません。


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