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PIONEERの小型プリメインアンプ A-N701   (2015.10.22)

PIONEERの小型プリメインアンプ A-N701は、かつてパイオニアが販売していたミニコンポ(FILLシリーズ)のアンプです。 FILLシリーズのメーカーの謳い文句は、 @優れた周波数特性と歪みのない安定したスピーカードライブを実現するワイドレンジリニアサーキット、 A音量に関わらず低域から高域までの音質バランスを自動的に補正し小音量時のきめ細かなボリューム調整も可能にしたファインモード、 B回路やパーツにも単品コンポクラスのグレードを追求し、パワーロスが少なく優れたパワーリニアリティを実現したダイレクトエナジーMOS FET、 というもので、縦10cmm,横21cm,奥行き31cm,重量4kgとコンパクトながら、巷では結構高評価を受けているパイオニアの影の名機なのです。 数年前それまで使っていたプリメインアンプが壊れたので、たまたまネットオークションにアンプ単体で約6000円で出品されていたのを見て迷わず購入したものです。 これにDVDプレーヤー、MDデッキ、LPプレーヤー、スピーカーシステムを繋ぎ、その後故障もなく現在も使っています。 スピーカーシステムは、40年以上も前に買った25.5センチウーハー内臓のサンスイ製SP-X1で、インピーダンスは8オームですが、 アンプの負荷インピーダンス4〜16Ωと広く、出力も20ワットあるので、余裕でドライブできているようです。 スピーカーの音は経年変化のせいか、ややソフトになった感じですが、むしろ聴きやすくなって長時間聴いていても疲れません。

一方DVDプレーヤーは、セントレードM.E.(C-MEX)社のAVOX ACP-500Rで、 縦4cmm,横18cm,奥行き24cm、重量3kgとこれまた小型ながら、DVDはVRモードCPRM対応で、DVD-R/RWも再生でき、CDではCD-R/RWも聴けるという優れものです。 これをA-N701と東芝製の26インチの液晶テレビに接続し、音声はアンプで聴き、映像はテレビで観ています。 さらにACP-500RはMP3のCDも聴くことが出来るのです。CDだと1枚は約1時間ですがMP3CDだと最大のビットレートでも1枚当り約4時間入れることができるので、 CD4枚からPCで1枚のMP3CDを作り、ACP-500Rで聴いています。 MP3の音質は、もとのCDより劣化しているはずですが、普通に聴く限りわかりません。 MP3CDは、室内楽のような小規模な演奏を流し続けておくにはもってこいです。 こんなに良く出来た製品なので、ACP-500Rが2006年のBCNアワードでDVDプレイヤーの最優秀賞を受賞したのも納得です。 しかも、このAVOX ACP-500Rは、リモコンから簡単なコマンドを入れることで、リージョンフリーになります。 私は普通のDVDプレーヤーで再生できないResion Code1のバレエの舞台のDVDを数枚持っているので、これが再生できて助かっています。 これも数年前にネットワークオークションで約1200円で手に入れたものですが、今でも元気に活躍しています。


プリメインアンプ A-N701(左)   DVDプレーヤー AVOX ACP-500R(右)


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