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マッチ箱の大きさのプリントサーバー
我が家のLANにもプリントサーバーがつきました。今までも、旧型PC98(PC9801DS)をプリントホストにして他のPCからLAN経由でプリンターに出力していました。しかしこの場合は、他のPCからプリントするたびにプリントホストを立ち上げる必要があり、 面倒でした。そこで、安価なプリントサーバーを探していたところ、横浜のPCショップで富士通のPN-NPS11という製品を見つけました。大きさはマッチ箱よりも小さく、Windows95/98およびWindowsNTのPCから、IPX/SPX互換プロトコルでLANを経由してプリントできる製品です。価格は約1,8000円でした。私はMacも使っているので、AppleTalkプロトコルもサポートしMacからもLAN経由でプリントできるとなお良いと思いましたが、この値段ではこれを望むのは無理でしょう。購入して、早速プリンタ(Canon LBP320)につないで、Windows98のPCでマニュアル通りにプリントサーバのドライバのインストールを行いましたがうまくいきません。プリントしようとするPCからプリントサーバーを認識できないのです。いろいろやってもダメなので、ついにあきらめ、電子メールを富士通のヘルプデスクに送りました。翌日、ヘルプデスクから返事が来ました。マニュアルには載っていない、IPX/SPX互換プロトコルの設定方法が詳しく書かれていました。その通り設定したところうまくいきました。すぐにサポートしてくれたヘルプデスクには非常に感謝しているのですが、この程度のことはマニュアルに正しく書いて欲しいものです。いくら良い製品でも説明書が不備では困ります。とはいえ、わずかマッチ箱にも満たない大きさのプリントサーバでも、LANを経由して快適にプリントできるのは驚きです。32KBのSRAMをプリントバッファーとして内蔵しているせいか、プリンタはほとんど止まることなく連続してプリントを続けます。なお、その後WindowsNT4.0にもインストールしましたが、こちらも正常にプリントできました。
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