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田中さんに見る、採用対象者の見極めの難しさ  (2002.11.1)

ノーベル化学賞受賞の田中耕一さん。京都の島津製作所の社員です。
田中さんは、大学卒業の就職活動の時、第一志望にソニーを選び、採用試験を受けたそうです。でも不幸にして不合格。
母校(東北大学)の恩師に相談したところ、島津製作所を紹介されたそうです。田中さんは、その時まで、島津製作所を全く知らなかったそうですが、恩師の強い勧めで試験を受けたそうです。そして入社・・・・・・。
ノーベル賞受賞で、彼を落としたソニーの採用担当者は、失敗したと思ったかもしれませんね。
 
見事ノーベル賞を受賞した田中さんは、素晴らしいですが、その能力を見抜いた島津製作所の就職担当者も、さすがだと思います。
島津製作所が田中さんを採用できた要因の一つは、指導教官が、同社に代わって、田中さんに「先端的な研究や事業をしている会社」と、会社のことを詳しく説明をし、同社を受験する気にさせたからだそうです。
島津製作所は、指導教官のおかげで、優秀な人材を採る事が出来たというわけです。
もし、田中さんが、ソニーに受かっていたら・・・、ノーベル賞を取れていたかどうか???・・・・
 
田中さんのノーベル賞受賞、「ぜひ入りたい」と真っ先に志願してくる学生のほかにも、貴重な戦力になりうる人材を探し出すことが出来るということを教えてくれたようにも思います。


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