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ディアナとアクシオンのパ・ドゥドゥ:Seul-ki Park(パク・スルギ)、Young-cheol Lee(リー・ヨンチョル)     (2014.8.1)
とても素敵な、エスメラルダ〜ディアナとアクシオンのパ・ド・ドゥの映像が、YouTubeに載っていました。 踊っているのは、韓国国立バレエ団のプリンシパルのSeul-ki Park (パク・スルギ)とYoung-cheol Lee(リー・ヨンチョル) 。 2013年6月、ソウルアートセンターでの屋外パフォーマンスのようです。

この踊りはバレエ「エスメラルダ」の中で、猟師のアクシオンと弓を手にした狩猟の女神ディアナとのパ・ド・ドゥで、 女神の優しさ、勇壮な男性の対比が見所で、バレエコンサートでは、主役のエスメラルダとフェビュスのパ・ド・ドゥよりもよく踊られる位です。 このパ・ド・ドゥは、プーニのオリジナルにはなかったのですが、プティパ?が改編したとき、ディベルティスマンの一つとして挿入されたそうです。 アダージョ、男性のバリアシオン、女性のバリアシオンそしてコーダと、典型的なパドドゥの形式をとった華麗な踊りです。 ディアナが弾みながら現れ、弓を引くように、腕と脚を鋭く開いてアラベスクをし、女神の威厳と輝きを誇示します。 続いて、野性的なアクシオンが、高いジャンプとともに登場します。 女性ダンサーは、技巧的なパや、アラベスクやアラベスク・パンシェの決めの美しさに加え、女神の気高さが求められ、 男性ダンサーには、野性的な爆発力が求められます。

Seul-ki Parkは、ふっくらとした容姿でとても可愛らしく、パートナーのYoung-cheol Leeのダイナミックな踊りと好対照で、とても楽しめました。 男性ダンサーには、バリエーションで高いジャンプなど高度な技術が要求されることに加え、アダージョでは女性を優しく支える繊細なも必要です。 Young-cheol Leeは、この双方に長けている素晴らしいダンサーだと思いました。 バリエーションで高いジャンプと速い回転、そしてフィニッシュをピタリと決めて大きな拍手を誘いました。 Seul-ki Parkは、アダージョの出だしは、ジャンプが弾むように軽快。サポートのYoung-cheol Leeを信頼仕切っているようで、 伸び伸びと自分の持てる美しさを披露し、見せ場のアラベスクも180度まで足があがって華やかでした。 バリエーションも弓の使い方も上手で、とても可愛らしく、 ピルエットからのフィニッシュもピシッと決まって、思わず笑みが零れました。 ただ、コーダのグラン・フェッテは苦しそう。ダブルを加えて軽快に回っていたけれど、軸足が徐々にずれていき、12回ほど回ったところで、 思い切ってダブルを加えた直後の回転で、回りきれず「あわや?」と思いましたが、必死に立て堪えて回り終えたのは立派、感動しました。 ふっくら可愛らしいSeul-ki Parkと、勇壮でダイナミックながらもパートナーへの優しい気配りを感じさせるYoung-cheol Leeとの、 とても気のあった素敵な踊りを楽しめました。
Seul-ki Parkは、韓国国立バレエ団では、Ji-young Kim(キム・ジヨン)、Li-hoe Kim(キム・リフェ)に次ぐ三番手のプリンシパルのようです。 キャリアを積んだJi-young Kimや、驚異的な柔軟性と平衡感覚のLi-hoe Kimに比べると、Seul-ki Parkは、まだ若いけれど、 溌剌としてキビキビとした身のこなしと可愛らしい表情。それでいて、アダージョのゆっくりして柔らかな動きもきちんとこなすテクニックの持ち主。 ダンサーにしてはやや小柄ながら、小さな頭に、長い脚という均整の取れたプロポーション。病的なまでに華奢で弱々しさを感じさせる舞姫もみかける中、 ふっくら豊かな胸、ピチピチとした肢体・・・、クラシックバレエには珍しく、はちきれんばかりの太ももには健康的な色気が漂う。 Seul-ki Parkは、心も健康的で度胸がすわっているのでしょう、 堂々として、笑みを浮かべる余裕もあり、踊ることが楽しくてたまらないといった感じでした。
Korea National Ballet principal dancers Seul-ki Park & Young-cheol Lee
Open-air performance at Seoul Art Center 2013.06.01

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