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新幹線100系車両引退に思う (2003.6.8)
新幹線の100系車両が、2003年10月の品川駅開業のダイヤ改正で、東海道新幹線から姿を消すそうです。
100系車両は、東海道新幹線の一代目の丸鼻の0系車両の後を継いだ、二代目車両です。最高時速は220キロ。新幹線ではじめての二階建て車両を二両含む16両編成で、のぞみ号が走り出すまで、最速のひかり号用車両として、文字通り東海道山陽新幹線の顔でした。
シャープでスマートな先頭車、大きく開放的な窓、二階建て車両には食堂や個室もあり、鉄道の旅への「夢」あふれた車両でした。
1992年、のぞみ号が登場。この車両「300系」は、アルミ合金製。鋼鉄製の100系車両に比べ、重量は4分の3。最高時速は、270キロ。その後、最高時速300キロの500系、アヒルのくちばしの700系が出て、重く遅い100系は、ひかり号の座を奪われ、各駅停車のこだま号用に追いやられました。
そしてとうとう、引退することになったのです。
コンピュータの世界でも、CPUは、バイポーラからCMOSへ、メインフレームからサーバーへと、小型化、軽量化へと進んでいます。
この100系車両の引退は、高速列車の世界も、鋼鉄の重厚な時代が終わり、アルミの軽量の時代になったのだと、感慨深いものがあります。
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