【トップページへ戻る】

田中さん「常識にとらわれない気持ちが大事」に思う   (2003.1.18)

ノーベル化学賞受賞の田中耕一さんが、大阪市で開かれた公演会で、「化学の古典的な理論を知らなかったので新鮮な気持ちで実験ができた」。「常識にとらわれない気持ちが大事」と語ったという記事を新聞で読みました。
「自由な研究をさせてもらった」と言っておられた田中さん、常識を意識しない自由な中から、新しい発想に繋がったのだと思います。
とかく大企業のサラリーマンは、会社に縛られ自由な発想ができないもの。無名のサラリーマン研究者の゛快挙"は、この「常識」にとらわれず、自由な研究によりもたらされたものだと思います。このような場を提供した「島津製作所」の社風も素晴らしいと思います。
 
また、別の日の新聞に、日本の半導体がDRAMの分野で敗北したのは、「高品質、高付加価値を目指す」ことに固執したからだと書いてありました。
「高付加価値品を手がければ利益が上がる」という理屈は思い込みに過ぎず、韓国や中国が思い切った安値攻勢をかけると、高付加価値品も値段が下がってしまうということです。
「いつでも、同じことをやれば大丈夫」という常識が通じなくなったということでしょう。
 
「常識にとらわれない気持ちが大事」と、田中さんが言っておられた言葉に重みが感じられます。


【トップページへ戻る】