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この踊りはバレエ「エスメラルダ」の中で、猟師のアクシオンと弓を手にした狩猟の女神ディアナとのパ・ド・ドゥで、
女神の優しさ、勇壮な男性の対比が見所で、バレエコンサートでは、主役のエスメラルダとフェビュスのパ・ド・ドゥよりもよく踊られる位です。
このパ・ド・ドゥは、プーニのオリジナルにはなかったのですが、プティパ?が改編したとき、ディベルティスマンの一つとして挿入されたそうです。
アダージョ、男性のバリアシオン、女性のバリアシオンそしてコーダと、典型的なパドドゥの形式をとった華麗な踊りです。
とても素敵な、エスメラルダ〜ディアナとアクシオンのパ・ド・ドゥの映像が、YouTubeに載っていました。
踊っているのは、寺田翠と大川航矢。寺田翠は、大阪の田中バレエ・アート、
大川航矢は、青森のアカネバレエ教室出身ですが、二人はペアを組むことが多いようです。
二人とも、ウクライナ国立オデッサ歌劇場バレエ団の所属でしたが、政情不安の続くウクライナの法律変更により、タタールスタン共和国、カザン・バレエ団に移籍したとのことです。
ディアナが弾みながら現れ、弓を引くように、腕と脚を鋭く開いてアラベスクをし、女神の威厳と輝きを誇示します。
続いて、野性的なアクシオンが、高いジャンプとともに登場します。
女性ダンサーは、技巧的なパや、アラベスクやアラベスク・パンシェの決めの美しさに加え、女神の気高さが求められ、
男性ダンサーには、野性的な爆発力が求められます。
寺田翠と大川航矢は、二人とも超絶技巧の数々は見事。とくに寺田翠の開脚は尋常ではない。アラベスクパンシェもエカルテ・ドゥヴァンも、軽々と180度を越えてしまう。
アンディオールが完璧に身についている証拠でしょう。
「先生にはしょっちゅう“アンディオールに”って注意されていました」と言っている記事が載っていました
(→)。
二人とも小ぶりですが、とても質の高い踊り手のようで息の合った演技を楽しめます。
Terada Midori &Okawa Koya Diana&Acteon
04.08.2013 → |
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