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トロン搭載携帯PCへの期待 (2002.11.1)
トロン搭載の携帯PCが発売されるそうです。
トロン(TRON)は、「ザ・リアルタイム・オペレーティングシステム・ニュークリアスの略。15年ほど前、東大の坂村健教授(当時助教授)が提唱した国産OSです。 日本で開発しただけに日本語処理によくマッチし、軽くて間単に操作できるので、いっそ日本発の世界標準を作ろうということで、産学協同プロジェクトが発足、仕様は無料で公開し、自由に開発できるようになりました。 ところが、当時は、IBM・マイクロソフト/インテルが事実上の世界標準。 米政府から「日本政府の政治干渉」と非難を受け、コンピュータメーカーも一斉に手を引いてしまいました。
松下電器グループのピンチェンジ(東京・品川)という会社が、基本ソフト(OS)にこのトロンを搭載したPCを開発したそうです。カラー液晶画面とキーボードが一体で、ワープロソフト等のソフトを組み込み、無線LANやPHSでインターネットに接続して電子メールやWEB ブラウズも可能。CPUには、心臓部に日立製作所のマイコンを使用し、トロン向けに仕様を統一した「T-エンジン」を採用したそうで、操作が簡単なうえ価格も6万円以下と安くできるとのことです。
幻のOSと言われたトロン。このところ、携帯電話のOSに使われたり、今回の携帯PCに使われたりと、やっと真価が見直されたと言うところでしょうか。
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