脳神経系

視覚情報

林檎をみて
左脳 右脳
意味化・行為調整機能 視空間認知機能
リンゴだ、青森産?、甘いor酸っぱい?、丸かじりor皮をむいて食べる?等に意味化し つまむ・かじるの動作行為の出力調整。 リンゴの位置(距離)・大きさ、
そして記憶との照合で食べ物と認識し、食べようという行動の決定。
左角回(入力)
視覚情報 意味化
・文字 ~ 読む
・文字 ~ 書く
・数字 ~ 順番
・手指 ~ どれ
・左右 ~ どっち
・道具 ~ 使用方法

左角回(出力)
・前部は口部顔面の運動・感覚つまり、発語に関与
・後部は上肢の動作、とくに手指の精密な動作に関わる。
① 背側(where)経路
自分の対象物との位置(距離)と大きさを瞬時に計測し。その対象物に対する行動計画を作る。

② 腹側(what)経路
対象物の意味(形・色・役割など)を付加(意識)し、側頭葉の低縁で認識され、記憶との照合や比較が行われる。

頭頂葉で①②の情報が統合・判断されて前頭葉でその対象物に対する行動を決定する。
失行
①肢節運動失行
②着衣失行(障害)
③構成失行(障害) 一般的には右脳
②③は失行だけでなく失認や手順の問題もあるので、最近は「障害」が使われる。
失行
①肢節運動失行
②口腔顔面失行
③観念運動失行
④観念失行
⑤構成失行(左脳でもあり得る)
失認
①物体失認=視覚失認~視覚以外の感覚はわかる。
②相貌失認~「顔」以外の髪型・服・声では分かる
③半側空間無視
④半側身体失認
⑤病態失認=病態無関心
⑥地理的失認(道順・街並み失認)
失認
①物体失認
②色彩失認
③手指失認
④左右失認(角回の障害)
機能局在
視覚
相貌認知
視空間認知
社会的認知
時間認知
到達運動
感覚
運動
感情理解
作業記憶・社会的認知
病態失認
機能局在
作業記憶
書字
運動
感覚
自己身体定位
到達運動
言語(話す)
言語(聞く)
行為
音読・書字・計算
音読・書字(仮名)
音読・書字(漢字)
視覚
visual woed form area

ニューロンとシナプスの基本

 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理しています。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合(シナプス)を介して、次のニューロンに伝えられます。

 ニューロンには多くの樹状突起と呼ばれる枝分かれした線維があり、ここにあるシナプスは、樹状突起の先端部分「スパイン」と呼ばれる突出構造を介してほかのニューロンからの情報を受け取ります。樹状突起は複雑に分岐するだけでなく、種々のイオンチャネル注1)や受容体注2)を持つため、「どのスパインが、いつ、どんな入力を受けたのか」が、ニューロンの情報処理に大きく影響します。
図1 ニューロンとシナプスの基本構造
ニューロンは、樹状突起が広がる細胞体部分と、そこから長く伸びる軸索とで構成され、ほかのニューロンから受け取った情報を処理して、ほかのニューロンに伝えていく。シナプス部分では、神経伝達物質を使って情報をほかのニューロンに伝える。