パイプ・スモーキングのページ2009-2010


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update Jan.2.2009

私は喫煙者である。それも数少ないパイプ喫煙愛好者である。 「マイ・ミクスチャア965」が吸えないと何もできない。



Sasieni Rustic Pot 2010.1.2.

2009年は更新をさぼっていたので、2010年はこのまま続けます。

Sasieni Four Dot Rustic "LOMBARD"と"MOORGATE S"。
ラスティックのポット・シェイプ。MOORGATEの"S"はサドル・ステムを示す。どちらもPat.ナンバーなしなので50年代以降のものだ。





ステムのドットは共にほとんど白。刻印に"RUSTIC"の文字が"LOMBARD"のみあり。
Pat.なし時代ではドットが白っぽくて"RUSTIC"刻印がない方が古いような気がするのだが、どうなんだろう。





"LOMBARD"はマウスピースの幅が狭くスマートな印象。"MOORGATE"はボウル・トップはスムース仕上げでマウスピースの幅は広く銜えやすい。
どちらも実に見事なラインカービング。ますますSasieni Rusticが好きになった。




Dunhill #120 2009.5.4.

昨年末、カナダのウエブ・パイプショップ"Briar Blues"が閉店してしまった。
品揃えや価格が魅力で大好きな店だったのに、残念。
最後に購入したのがこのDunhill RootBriar Patent #120(1954)。
ボウルトップに灰皿に打ち付けたと思われる傷あり、ホワイトスポット黒変、犬歯らしき歯形あり、ということで
100ドルちょっとで購入。





パテントナンバーとデートコードはかなり薄くなっているがアンダーライン4が確認でき、
グループナンバーと丸R刻印があるので1954製で間違いないだろう。
#120は大型のベント・シェイプで僕は大好きだ。大きさの割にバランスが良いので重さを感じない。


#120が4本になったので記念撮影。
左から、shell(1921), shell(1963), root(1954), bruyere(1967)。




Dunhill Shell briar 2009.1.5.

えー、今年もダンヒル・シェルから。
この3年のあいだにeBayで入手したナンバー・シェイプの未紹介のものです。





上から、#137F/T(1969)、#113 F/T (1966)、#142 PATENT No 417574/34 (1949)
#137は前傾したボウルをもつビリアード。60年代後半らしい浅いブラストが落ち着いた雰囲気ですね。
#113はグループ2の小さめのボウルにロング・ステムの実にスマートなパイプ。ブラストはやはり浅めですがリング・グレインっぽくてなかなかきれいです。
#142はパテント期の深く荒々しいブラストが実に格好良いダブリン。このデコボコさは見飽きないです。
このパイプ(#142)、届いたときはマウスピースが真っ黄色に変色していて一見ゴミのような酷い状態だったのですが
磨き上げると歯形はほとんどなく黒光りして新品状態になりました。



どれもいかにもダンヒル・シェルの味。大変よろしい。


メールはこちら mail: masa-y@mvc.biglobe.ne.jp

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