ルート1
このルート1は、必要な書類内容(願書、明細書、図面、要約書)を、紙(書面)にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する紙出願のルートです。1〜2万程度費用が割高になりますので、特許申請をする度に不経済なことになりますが、たぶん一生で一度しか特許申請をしないであろう人は、事前手続や発明協会支部へ必要がないので、楽でしょう。 |
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できた書類をホッチギスでとめる とじ方は左とじとし、容易に分離し、とじ直すことができるように例えばホッチキス等を用いてとじて下さい。上から順に、「願書」「特許請求の範囲」「明細書」「図面」「要約書」の順に重ね、まとめて左端を2ヶ所か3ヶ所パチンパチンととじます。 封筒に入れて郵送する 郵便は、日付けを証明できるように、簡易書留、配達記録、書留などにします。 (あて先) |
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あとで電子化料金を払込む [電子化料金のぶん割高] このルート1は、紙の内容を特許庁で再びコンピュータに入力する必要がありますから、その料金(電子化料金)が余計に必要です。 この料金は 1,200円+ 700円(1ページ当たりの単価)×〇枚(書面の枚数) ですから、一つの出願に、願書/明細書/図面/要約書が全部で20枚くらい必要だったと仮定して15,000円くらい余計に必要になります。 |
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規定では、紙で出願した場合には、財団法人工業所有権電子情報化センターに対し、紙の内容を電子化すべきことを特許出願の日から30日以内に求めなければなりませんが、実際には、財団法人工業所有権電子情報化センターから、特許出願の日から数週間後に出願人に電子化料金の払込用紙が送付されるので、それで郵便局に払うことができます。 | |
電子化についての問い合わせ先 |
払い込み用紙が来たものの、払う |