LPレコード
(ベスト盤を除く)
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CD再販 |
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<BEST MUSIC ON/OFF CAMPAS>
魅力のグループ日本コロムビア
YS 155 1961/6
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○ |
日本での最初のLP。ジョンウエイン主演の映画「アラモ」の主題歌「遥かなるアラモ」が収録されている他、ハイテンポの「ライダース・イン・ザ・スカイ」も
見事。比較的コピーしやすかった「日暮れ時」や「ビューティフル・ブラウン・アイズ」等全曲タイトル通りの魅力に溢れていた。
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<THE BROTHERS FOUR SONG
BOOK>
ブラザースフォア ソングブック
日本コロムビア
YS 207 1962/4
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○ |
フォークソングを皆で楽しんで歌ってもらおうと比較的簡単な歌を集め、しかも楽譜が付いているというアルバム。「誰も知らない私の悩み」は好きな曲だった。今でもこのアルバムのほとんどは空で歌える。 |
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<THE BROTHERS FOUR>
ザ ブラザース フォア
日本コロムビア
ZS 1044 1962/7
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○
一部 |
これが米国でのデビュー盤だが日本での発売は少し遅れ、しかも全曲入りではない25センチLPでの発売となった。全曲入りアルバムは1966年に「イースト・バージニア」というタイトルで発売。初期の初々しい歌声。 |
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<IN PERSON>
イン・パーソンCBS SONY
SONP 50060 1961-62年録音
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○ |
米国でのコンサート収録盤。日本のコンサートでは分からなかったが、英語の冗談をたくさん盛り込んで歌っている事が会場の笑い声から分かる。ボブの「エルサレムを見よ」はボブの低音が魅せる。私の好きな曲は「海原越えて」。ジャケットは初期発売は真ん中に丸い穴の空いたものだったが、後年の発売は穴がなくなった。 |
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<THE BIG FOLK HITS>
ザ・ビッグ・フォーク・ヒッツ
(フーテナニー)日本コロムビア
YS 296-C 1963/12
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○ |
「悲しきカンガルー」「漕げよマイケル」「500マイル」「ハンマー持てば」等、他のグループのヒット曲も自分たちなりに見事にこなしている。ジャケットの服装は当時の日本のコピーバンドが皆真似をした。私が好きなのは「さらばジャマイカ」「スカーレットリボン」。 |
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<SING OF OUR TIMES>
風は激しく日本コロムビア
YS 371-C 1964/9
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○ |
日本での最大のヒット「七つの水仙」が収録されていて、このアルバムの頃が日本での絶頂期。アルバム全体としては、いわゆる「社会派」の歌が多く、ジャケッ
トも白黒でそんな雰囲気を表している。私の好きな曲は「スプリング・ヒル・エレジー」だが「風は激しく」は今でもギターを持てばこの曲が出る。 |
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<MORE BIG FOLK HITS>
モア・ビッグ・フォーク・ヒット
日本コロムビア
YS 409-C 1964/11
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このアルバムでは「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」「COME
TO MY BEDSIDE , MY DARLIN' 」が人気だった。後者は美声のディック・フォーリーが聞かせるちょっとHっぽい歌詞の曲で、日本でも多くの歌手がコピーして歌った。 |
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<THE HONEY WIND BLOWS>
ビッグ・フォーク・ヒッツ第3集
日本コロムビア
YS 479-C 1965/7
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○ |
こうして全体眺めて見るとジャケットの出来とアルバムの出来は比例してみえる。このアルバムの写真は美しく、素晴らしい曲が揃っている。このアルバムからギ
ター、バンジョー、ベースという定型の伴奏から管弦楽を取り入れた伴奏になり、日本のファンに一石を投げかけた。私の好きな曲は「朝日のあたる家」「2ペ
ンスを鳩に」「ターンアラウンド」「波は高く」。 |
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<THE BROTHERS FOUR IN
CONCERT>
ブラザース・フォア・イン・コンサート
日本コロムビア
YS 518-C 1965/11
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○ |
これも米国でのコンサート収録盤。威勢の良い「牛追いの歌」は初期の彼らのコンサートの幕開け曲。日本人のコピーバンドではその迫力を出すのが難しかった。「シ
ンホニックバリエーション」と「もう25分で」もコンサートの定番の曲。素晴らしい曲がたくさんで、日本のフォーククルーセダースも何曲かをコピーしている。私の好きな曲はハスキーボイスなマイクの「ウインキン・ブリンキン・アンド・ノッド」 |
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<TRY TO REMEMBER>
トライ・トゥ・リメンバー
日本コロムビア
YS 581-C 1966/3
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○ |
フランスやアフリカの曲、そして日本の「さくらさくら」までワールドワイドな曲が収録されているが全体にはあまり冴えない。コンサートでのお笑い曲「なまけものの歌」がマンガ付きで収録されている。このアルバム以降全て管弦楽の伴奏が付くようになった。私の好きな曲は「トライ・トゥ・リメンバー」で、この曲はブラザース・フォアとして一番長く残る曲になると推定。 |
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<THIS LAND IS YOUR LAND>
わが祖国日本コロムビア
YS 627-C 1966/6
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○ |
ジャケットの写真がギリシャ風で奇妙で、歌の方もそれほど冴えたものではない。再びギター+ベースの伴奏に戻ったが、これは日本での発売順が逆になっただけか、あるいは迷いだったのか。私の好きな曲はカリプソ風の「島の女」。 |
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<A BEATLES SONGBOOK>
ブラザース・フォア/ビートルズを歌う
日本コロムビア
YS 656-C 1966/8
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○ |
この頃から多くの歌手がビートルズの曲を歌う様になってきた。ブラザースフォアのこの全曲ビートルズのアルバムはその中でも誇れるものだろう。室内管弦楽の伴奏と彼から声が最高のハーモニーを醸しだしている。私の好きな曲は「イエスタディ」「恋におちたら」「ミッシェル」。 |
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<EAST VIRGINIA>
イースト・バージニア日本コロムビア
YS 704-C 1966/12
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○
一部 |
米国でのデビュー盤がようやく30センチLPで発売。大ヒットの「グリーン・フィールズ」を始め「イエローバード」「マリアンヌ」「乙女の晩歌」「エディソン灯台」「恋人よ、いつまでも」「さすらいの旅」「バヌア」等の初期の素晴らしい曲が収録されている。 |
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<A NEW WORLD'S RECORD>
木の葉の丘日本コロムビア
YS 967-C 1968/2
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フォークからすっかりポップス系に重点が移って来ている。それでも「シェナンドー」や「木の葉の丘(CHANGES)」の2曲は素晴らしいし、ディックのソロの「ひとめ惚れ」も美しい。ジャケョト写真も美しい。 |
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<TODAY AND YESTERDAY>
トゥデイ・アンド・イエスタデイ
CBS SONY
SONX 60023 1968/9 録音
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ジャ
ケットの写真は開園直後の皇居の北の丸公園。日本での録音曲がA面。B面は60年代初期の曲の再収録。日本収録は録音状態も良く素晴らしい出来。コンサー
トでの常連曲「ラ・マンシャ男」が聞きどころ。CBS発売なので発売時期はもう少し後だったのだろう。この頃からディックは鍵盤ハーモニカを使っている。録音で使われた太平スタジオはもう無くなっているが、この北の丸公園の橋とかは現存している。 |
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<MERRY CHRISTMAS>
メリー・クリスマスCBS SONY
SONX 60171
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○ |
発売時期は不明であるが、オリジナルメンバーの録音で且つCBS発売なのでこのへんの時期だろう。「きよしこの夜」を始め全曲きれいにまとめているが、コーラスとしてはやや重たい感じで宗教ムードを醸しだしている。
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<LET'S GET TOGETHER>
レッツ・ゲット・トゥギャザー
CBS SONY
SONP 50114 1969/1録音
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メ
ンバーの一人、ハスキー声のマイク・カークランドが抜けて、マーク・ピアソンが加入した。全体的なムードは変わっていないが、昔からのファンにはちょっと寂しい感じがコンサートにも漂った。アルバム全体無難にまとめているが「これぞ」の曲はない。ジョン・ペインの声をフューチャーした「アブラハム・マーチ
ン・アンド・ジョン」は好きな曲だ。
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<THE BOTHERS FOUR 1970>
1970東芝音楽工業(株)
LP-80017 1970
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○
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CBSからFANTASYへ移籍後の新アルバム。この頃からアルバムの出来がどんどんパワーダウンしていくのはフォークソングというジャンルがパワーダウンして
いくのと比例している。「11月の雪」はディックの声とコーラスが綺麗にマッチした優れた曲だが、歌詞を見ると息子の死を契機に医療の道に進む為にグルー
プを抜けたマイクに捧げる歌のようにも思える。 |
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<LOVE STORY>
ある愛の詩東芝音楽工業(株)
LP-80332 1971?
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○ |
ついにアルバムのジャケットからグループの顔が消えてしまった。中身も「グリーンフィールズ」「七つの水仙」等昔の曲の焼き直しもあり、全く力が入っていない。メンバーのマーク・ピアソンがボブ・ハワースに変更になった。
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<LOVE>
ラブ東芝音楽工業(株)
LFP-80685 1973
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○ |
数多いアルバムの中で一番冴えない。コメントのしようがない。 |
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<THE BROTHERS FOUR>
ブラザース・フォアCBS SONY
SOPM 61 1973/6
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低音でベース担当のボブ・フリックがソロ活動の為に抜けて、トム・コウが加入した。これでオリジナルメンバーはディックとジョンの2名になってしまった。コーラスの感じも
変わって来てはいるが、元々ディックの声が中心だったのでそれほど大きな破綻はない。しかし全体に軽くなってしまった。「ニルソン・メドレー」は聞かせる。 |
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<THE BROTHERS FOUR LIVE
INJAPAN>
ブラザース・フォア・ライブ・イン・ジャパン
CBS SONY
SOPJ 56-7 1973 |
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73年10月10日の東京厚生年金ホールでの収録の2枚組アルバム。「ラスト・シング・オン・マイ・マインド」「シャナンドー」「ニュー・オルリンズの町」
「明日に架ける橋」等、曲、歌、ムードともに最高の出来。思えば、この頃、レコードは最悪だったが、コンサートは何時も最高に良かった。 |
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<NOW>
愛と青春の世界CBS SONY
SONO 81 1975?
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○ |
ソロ活動を行っていたオリジナルメンバーのボブがトム・コウに代わって再び加入。オリジナルメンバーが3名に戻った。ボブが戻ってみると目立たないがボブの
声は結構効いている事が分かる。全曲ポップスだが、再び70年代前半の「混乱」を抜けてまとまって来た。「幸せの黄色いリボン」のディックの歌声は魅力的。 |
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<大鷲の飛ぶ地へ>
Where Rhe Eagles Fly
CBS SONY
25AP 144 1976
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○ |
2007年オークションでようやく手に入れた。小椋佳の4曲や「あの素晴らしい愛をもう一度」「竹田の子守歌」「遠くへ行きたい」等日本の曲目を12曲選定。「あの素晴らしい・・・」はその後もブラザース・フォアはステージで歌いつづけている。 |
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<AS TIME GOES BY>
Great Folk Hits
東芝EMI
EWS-40191,92 1977
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○ |
2002年オークションでようやく手に入れた。2枚組アルバム。「AS
TIME GOES BY」と「MR. LONELY MAN」以外は既存の曲の再録音22曲。この22曲は「GREENFILEDS
AND OTHER GOLD」にCD収録されて発売となった。最初の2曲はこのアルバムだけの収録。 |
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2008年オークションで入手した。全曲日本人作曲作詞によるアルバム。ブラザース・フォアらしいアルバムかというとかなり違うだろう。 |
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<FOREVER YOUNG>
輝け!青春
CBS-SONY
25AP584 1977
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○ |
ようやく2012年10月にオークションサイトから入手。本アルバムは<GREEN SUMMER
SONG>という名称でCD再販されている。「あの時君は若かった」「思い出の渚」などの青春ポップスが面白い。
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<SOME NICE SONGS>
愛はきらめきの中に
CBS-SONY
25AP1110 1978
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○ |
2010年末にオークションサイトから入手。本アルバムは<SANDS
OF TIME>という名称でCD再販されている。「We are all alone」,「You light upmy life」などブラザース・フォアの曲ではないが聞かせる曲もある。
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<Somewhere Sometime>
サムホェア・サイムタイム
東芝EMI
EWS-81326 1979
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2008年オークションで入手した。全曲ボブ・フリックがプロデュースした日本人作曲作詞によるアルバム。ブラザース・フォアらしいアルバムかというとかなり違うだろう。日本発売の最後のLP。 |
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THE BROTHERS FOUR 個人アルバム
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<MY COUNTRY, MY HOME>
ボブ・フリック/いずみたく作品集SOPM 62 1973
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1973年頃、グループを抜けてソロ活動をしていた時期のアルバム。当時、中村八大と「日本の歌」シリーズという優れた活動をしていたいずみたく作詩の曲を歌っている。「女ひとり」、「いい湯だな」、「夜明けの歌」等 一度ボブの声で聞いてみたいが非所有。 |
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<TIME>
時の流れ/ボブ・フリックSOPM 78 1973
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上とほぼ似たような趣旨の曲を歌っている。有名なところでは「見上げてごらん夜の星を」音楽的には特に光ったところはないが、ボブの低い声を満喫できる。しかし、やはりボブの声はブラザースフォアの中で生きてくるのを再確認できるアルバムではある。 |
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