2年連続参加の朝霧Jam。新潟からはかなり遠いのですが、富士山麓でのキャンプ&フェスの爽快さは、病みつきになります。
新潟市は朝7時15分に出発。途中の上越市で仲間1人と合流し、朝9時開店のジャスコ上越店で食材&酒を調達しました。高速道路をひた走り、長野県経由で山梨、さらに静岡へ。朝霧高原の場内駐車場に到着したのは13時45分。トータル6時間30分の長旅でした。
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駐車場からキャンプサイトまでの移動こそ、朝霧Jam最大の難関。キャンプ道具と2泊分の食材を持って30分歩くのは、本当に疲れます。これで雨でも降っていたら、帰りたくなるかも(笑)。
今年もキャンプサイトの一番奥のエリア「CARNIVAL STAR」の、これまた一番端にテントを設営しました。
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テントを張り終わって、ビール飲んで一休みすると、あっという間に16時近くになってしまったので、ようやく活動開始。
まずは物販テントでオフィシャルTシャツを購入。牛や牛乳をモチーフにしたデザインがいいですね。
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スライドギターを弾きながら歌う白人。サポートもアコギ1本だけですが、なかなかグルーヴィーな演奏です。
夕暮れがせまる朝霧高原の山々は本当に美しい。これこそ理想的なフェスの光景ですね。
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坂本龍一やUAが絶賛しているらしい日本人バンド。オリエンタルなメロディーと力の抜けたボーカルがいい感じ。
日が暮れると、あっという間に寒くなってきます。豪快な特大鍋に惹かれ、まずは鍋物を一杯。てっきり北海道の「石狩」鍋だと思って行列に並んだのですが、よく見ると「巻狩」ですね。確かに鮭は入っていなかった(笑)。
源頼朝が朝霧高原で巻狩り(大人数で獲物を取り囲む狩猟)を行ったという故事にちなんだ鍋のようです。
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ついに朝霧のメインステージに登場するまでになったか・・・。相変わらずフィッシュマンズにそっくりな音ではあるけれど、2006年に新潟で観た単独ライブに比べると、演奏力は確実にアップしているし、PAミックスのダブ処理もバッチリ決まる。
しかし、ボーカル&ギターの蔡君の演奏レベルと、他のメンバーの演奏の間にはかなりの差があるのが難点。“THANK YOU FOR THE MUSIC”で蔡君がギターを置いてボーカルに専念すると、いきなりバンド演奏のテンションが下がってしまった。大合唱でクライマックスとなるべきあの名曲でそんなことでは困るのだがなぁ。
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全く予備知識無しでライブを聴きましたが、驚きましたねぇ。流麗なダンスビートにドリーミィなシンセのリフ。そして、モンゴルの伝統的な歌唱法ホーミーのような不思議な女性ボーカルがエフェクト処理して重ねられる。この組み合わせは思いつかなかったなぁ。
基本トラックはラップトップ出力ですが、ドラムとキーボードを加えた演奏はライブバンドとしての迫力も十分。クラブ・ミュージック界の新世代の才能を感じました。
去年の厳しい寒さに比べるとまだマシとは言え、夜になると温かいものを食べずにはいられません。
ウィンナーと野菜たっぷりのパスタ、旨いです。
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主役のディジリドゥーにドラム、パーカッション2台というトライバル&プリミティブな編成。Dachamboのように普通のバンドにディジリドゥーを持ち込んでも、ベースやギターの音に隠れてしまってよく聞こえないので、こういうリズム楽器のみの編成の方がディジリドゥーの響きを生かせるのだろう。
ディジリドゥーの低音を聴いていると、あっちの世界にトリップしてしまいそうですが、曲調のバリエーションが少ないのと、非合法レイブというか大麻的な匂いがするのが難点か。
ラップトップでのDJプレイでの隣で、グラフィティアートっぽいを絵をリアルタイムで描くというスタイルは、どう見てもヒップホップですが、音はテクノというかエレクトロニカ。
しかし、終盤にオバマ賛歌をプレイしたあとは、多分フェラ・クティのアフロビートに突入。最後の最後で黒人魂が爆発、という感じでした。
よく覚えてませんが、確か白人のテクノDJだったと思う。
そろそろ寒さが身に染みてきました。フジロック会場でお馴染みのところ天国で、ホットサングリアをゲット。
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ジャマイカの爺さん達、がんばってるなぁと思ったら、なんとトロンボーンに日本人の若者が参加していてビックリした。正式メンバーではなく、来日できなかったメンバーの代役のようです。
終盤では、予想通り(笑)ギャズ・メイオールが登場し、ステージで踊りまくり。
テントに戻るともう23時半ですが、炭火を起こして、深夜のバーベキュー。これこそフェスの醍醐味です。就寝は25時30分でした。
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