電話:0797-35-1919 住所：兵庫県芦屋市平田町1-3　定休日は日曜。
ランチ11:30〜14:00(L.O.)、ディナー18:00〜21:00(L.O.)

最寄りの駅は阪神芦屋。東側改札口、南出口より南へ川沿いに徒歩5分。阪神高速の下を通りすぎてすぐの右手。

2009年3月

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この回の点数評価は＜８、３、４＝１５点＞

食べたもの

アミューズ◎パルメザンチーズのテリーヌと鴨の燻製

前菜◎帆立と春野菜のテリーヌ　蕗の薹のベニエ

スープ◎ごぼうのスープ

肉料理◎仔羊のロティ

デザート◎りんごのオーヴン焼きとペースト　ラムレーズンアイス添え

小菓子◎青りんごのパートドゥフリュイとマドレーヌ

メモ

• フランスはルアンにある二つ星「ジル」のお店

• 昼のコースは3つ。

  「プティ・セーヌ」3800円(アミューズ、前菜、スープ、メイン1品、デザート、お茶)

  
  

  「セーヌ」5600円(アミューズ、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート、お茶)

  
  

  「ルーアン」7800円(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザート2品、お茶)

  前2者はメインとデザートを2種類から選べる。「ルーアン」はジルのスペシャリテコース。
  上記の値段にサーヴィス料10%が加算される。

  詳しくはお店のHPを参照。
   

• アミューズ・ブッシュはメニューを決める前に出てきた。文字通り一口サイズで、シャンパーニュを飲みながらつまんでメニューを決めてくださいというシェフからのメッセージ。
  味はストレートながら一ひねりあり、フランスで最新の料理を学んできたばかりのシェフの手になるものなのかなと想像させる一品。
   

• 前菜は色、素材、ソース、香りとも、まさに春の一品。体積的には葉野菜が大部分を占めるが、タルタルやアヴォカドのソースと合わせることでさわやかなフランス料理になっている。
  スープはごぼうの味がきっちり、それ以上でもそれ以下でもない濃度で出され、ほんのりとクリーミー。
  メインの羊、特にパスティーヤ仕立ての肩肉が絶品。プルーンやアプリコットなど(?)と共に煮込まれた肩肉のコンフィがパイ生地に包まれたもの。
   
• シェフは3年間フランスで修行した31歳。ジルのスペシャリテ以外のルセットはシェフ考案のもので、ジルがチェックするという形。
  パティシエも同じく若い人で、21世紀ならではのシェフの料理と同じ流れで、ミシュラン好みのタイプ。

  サーヴィス陣にも若手のプロが揃えられていたが、問題もあった。まずメニューを渡されるが、その後で「本日のお料理はこちらとは違い…」と口頭で説明。また、「普通のお水を」と頼んだらエヴィアンが出てきた。そういうお店。
   

• 客層は想像した通り。芦屋夫人やドレスを纏った若い女性で9割の入り。
  昼からワインに合わせてスペシャリテコースを楽しんでいるテーブルも。

  箱は料理の格からは数段落ちる。結婚式用に使われることが多い独立した一軒家。全体的に大きく、ウエイティングスペースや駐車場、庭まであるけれど、質としてはやはり結婚式用の建物。
   

• 会計は１人分で5225円。内訳はコース(3800円)＋エヴィアン(950円)＋サーヴィス料10%(475円)。

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