電話03-5738-0418 住所：東京都目黒区駒場1-16-9　片桐ビル1F 　定休日は水曜。
最寄りの駅は京王井の頭線駒場東大前。渋谷よりの改札を出て東大と反対側へ。目黒1中方向に小さな街路、家々の間を５分歩くとバス通りへでる。そこを左へ２分。

2001年10月28日

この時の個別評価は＜３、３、３.５＝１２.５点＞

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「日曜の昼」、「旬の店」という条件で東京フレンチ。
夜のムニュ・デギュスタシオンを用意してもらいました。

食べたもの
アミューズ◎穴子のブランタード
前菜１◎和牛舌とフォアグラのサンマルク仕立て
前菜2◎牡蠣とグルヌイユのムニエル　モロヘイヤの香り
魚料理◎メダカカレイのグリエ　有機野菜の温サラダ
口直し◎カリンとアールグレイのグラニテ
肉料理◎フランス産仔鴨のロースト　ポトフ仕立て
チーズ◎ロックフォールチーズのマルブレ　田舎風パンのグリエ添え
デザート◎フランス産バローナのガトーショコラロワイヤル

飲んだもの
Chambolle Musigny 98/Bertheau et Fils
Montus 96/Madiran

• 夜のコースは6200円(アミューズ、前菜２品、魚料理、グラニテ、肉料理、チーズの小皿、デザート)。ランチのコースは2400円、3700円。アラカルトは前菜は7種(2500円くらい)、メイン10種（3000円前後）、デザート5種という充実したメニュー。

• 全18席のこじんまりとした店。入ってすぐの席からはガラスでしきられたオープンキッチンが眺められる。注文したムニュ・デギュスタシオンは文字どおり都志見シェフのもっているレパートリー全開、違った材料、技術を使った様々な料理を味わえる。ただお試しコースゆえの制約か、ポーションが小さすぎ。それぞれ手の込んだお料理なのだけど、フランス料理の豪快さが見えなく、むしろ日本庭園の小世界。アラカルトでド〜んとしたものを試したくなるほど意欲的なのだから、いろいろと制約はあるだろうが、内にこもらず力強さで勝負してもらいたいと思った。

• ワインは4000円から1万円までの、ブルゴーニュでいえば村名レヴェルの中から若いけどおいしいものを選びましたという、充実したリスト。泡ものもシャンパーニュだけでなく、ヴァンムスーがあったり（グラスで900円）、ハーフボトル、食後酒も独立したページ。レストランで食べると頭痛いのがワインの値段。でもこのお店はワインも儲けのうちと考えるのではなく、フランス料理はワインを飲むことでおいしさが倍増するので、どうぞあわせて注文してください、と語りかけるようなワインリスト。ただこれを作ったソムリエールは私たちが訪問した前の日にやめてしまったということで、残念。これからもこの路線をぜひ継続して欲しい。

• 詳しくは、メニュー、ワインなどはお店のHPを参照。
   

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