電話03-5738-0418 住所:東京都目黒区駒場1-16-9 片桐ビル1F 定休日は水曜。
ランチ12:00〜14:00、ディナー18:30〜21:30
最寄りの駅は京王井の頭線駒場東大前。渋谷よりの改札を出て東大と反対側へ。目黒1中方向に小さな街路、家々の間を5分歩くとバス通りへでる。そこを左へ2分。
渋谷駅からタクシーでワンメーター。423号線を松見坂下方面へ。山手通りを通過した約150メートル右手。
2010年8月に閉店
新しいお店”TSU・SHI・MI”は同じ場所で2010年11月3日に開店。
ランチ(金、土、日、祝のみ)5250円、ディナー12600円。
電話: 03-6407-8024 FAX: 03-6407-8025
2010年7月
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食べたもの
アミューズ◎3種の小品:a 白桃ヨーグルトヴルーテ b 仔羊の煮込みとあぶり焼き c 虹鱒の燻製とタプナード
冷前菜◎有機野菜のサラダ仕立て ハモと夏野菜のテリーヌ カシス、ズッキーニと黒蜂蜜のソース
温前菜◎帆立のポワレとはりイカのフリット 赤米、稚イカのリゾット
肉料理◎シャラン産 鴨腿肉とマグレ鴨胸肉のグリエ チェリーとカンパリ風味のエチュベソース オランダ風ほうれん草
デザート◎デセール テルーズ 土の香りにデザートほうれん草のプロフィトロールと玉ねぎのパート ド フリュイ
小菓子◎抹茶のマドレーヌ、トリュフショコラ、ヴァニラのキャラメル
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詳しくはお店のHPを参照。
前菜以下もいつもながら、素材、調理法ともに技のデパートともいえるほど多彩。一つの料理の中にこれほどフランス料理のエッセンスが凝縮され、かつハーモニアスな料理が続くレストランはめったにない。クラシックでありながら現代風、和の素材を生かしながらあくまでフランス料理。ドストエフスキーの「プロとコントラの世界」を21世紀の料理技法で表現したらこうなるという感じである。
2品めの前菜にはポワレ、リゾット、フリットがそれぞれ主張しながら全体として一つのまとまりになっているし、メインでは鴨の腿と胸肉という2つの素材の違いを、チェリーとカンパリエチュベという新しい果物のソースで味わえる。
デザートもまた魅力的。メニューはガトーショコラなどの定番と新作の組合せ。今回はほうれん草と玉葱を使ったデザートをいただいた。ほとんど野菜料理という感じの素材で、料理名とおり土の香り高く、しかもどう見てもデザート。オリジナリティーあふれる一品。
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