電話03-5738-0418 住所:東京都目黒区駒場1-16-9 片桐ビル1F 定休日は水曜。
ランチ12:00〜14:00、ディナー18:30〜21:30
最寄りの駅は京王井の頭線駒場東大前。渋谷よりの改札を出て東大と反対側へ。目黒1中方向に小さな街路、家々の間を5分歩くとバス通りへでる。そこを左へ2分。
渋谷駅からタクシーでワンメーター。423号線を松見坂下方面へ。山手通りを通過した約150メートル右手。
2010年3月
点数評価は<8、4、4.5=16.5点>
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食べたもの
アミューズ◎3種の小品:a 鹿肉のシヴェ b スモークサーモンと山うどのタルタル 黄金酢オリーヴ添え c にんじんのポタージュと白コチのベニエ
冷前菜◎鰹のマリネと有機野菜のサラダ仕立て
温前菜◎フォアグラのテリーヌとリ・ドゥ・ヴォー ヴィエノワーズ
肉料理◎雛鳥のローストとトリッパの煮込み
デザート◎ウフ・ア・ラ・ネージュを纏った栃乙女のショコラファルシー クレーム・ドゥ・ピスタッチオのフロタント
小菓子◎抹茶のマドレーヌ、トリュフショコラ、ヴァニラのキャラメル
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詳しくはお店のHPを参照。
料理は1月に続いて絶好調。さすが才能あるシェフだけあって早くも新しいスタイルを確立している。
小皿3品からなるアミューズで、シェフの作る料理がどういうものかがわかる。それぞれ量は少ないけれど、質はアラカルトと同じ。冷前菜、スープ、ベニエ、煮込みとヴァラエティに富んでおり、デザート以外はこれですべて味わえてしまう。
前菜がはじまると、それはもうアラカルトを越えてしまう。一つの料理の中にどれだけ多くの素材、技法、ソースが使われていることか。それも徒に食材の種類を増やしたり奇をてらったりせず、あくまで王道。それでいて新しい組み合わせ。日本の食材、それもフランス料理に馴染みにくいようにみえるウドやラッキョウが、ジュレやエスプーマとあくまで自然に馴染んでいるのは驚異的。
最後まで力を抜くところはなく、デザートも常時6〜7種類揃えられ、常に新作を楽しめる。シェフのレパートリーの広さ、創造性にはただただびっくり。
ワインの品揃えはこの規模の店として普通だが、5000円台から10000円の間でかなり多くの選択肢があるし、10000円を超える価格帯のワインも選び抜かれており、予算に応じて楽しめる。