電話078-303-5201 (直通)
住所:神戸市中央区港島中町 6-10-1 ポートピアホテル31階
ランチ11:30〜14:00 (L.O.)、ディナー17:30〜21:00 (L.O.) 土日ディナーは17:00〜21:00
定休日:月曜日
ポートピアホテルの31階
2013年6月
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点数評価は<8、3.5、4=15.5点>
食べたもの
◎ケークサレ、豚足のアッカ、グリッシーニ
◎ごぼうのスープ フォアグラのコンフィ入り
◎エイのヒレと小さなサラダ ラヴィゴットソース
◎近海産スズキのポワレとオレイユのコロッケ、ズッキーニのクレームと海藻風味のエミュルション
◎パンタードもも肉とフォアグラのドーム、季節野菜と山椒風味のジュ
◎マドレーヌとヨーグルトのアイス
◎パイナップルのムースとココナッツのエミュルション
◎小菓子1(ホワイトチョコ、抹茶のクッキー、フルーツタルト、マカロン)
◎小菓子2(ヌガー、キャラメル、マシュマロ)
昼に夜のコース、アラカルトを頼むこともできる。詳しくはお店のHPを参照。
ホテルというバックを生かし、人手と豪華食材がふんだんに使える反面、フランス料理好きだけが行く街場のレストランと違って幅広い客層の要望に応えなければならないという条件のもとで佐々木シェフが考えた料理ということになる。シェフが最先端の料理を作れるのだろうが、その意味で個性が少し中和され、本来尖ったものになるはずの角は丸くなり、原色の派手さはパステルカラーに緩められる。
他方で多少のコスト無視が許されるのか、フォアグラやトリュフなど高価な食材を必要なだけ使うことができ、パフォーマンスとしてゲリドンサーヴィスを楽しめる。
結果として、食べ歩き好きの人もそうでない人も、細かいところまで緻密に構成された料理に「なるほど」と納得し、十分な満足感を味わえる。
このお店のもう一つの魅力はメニュー外に出される品々。数も多いし、質がとても高い。着席すると、手でつまんで楽しめるアミューズがすぐに出され、その後スープ仕立てのものがもう1品。食後はデザートのあとに大きめの小菓子が4種類、さらにその後キャラメル、ヌガー、マシュマロがシャリオで運ばれてくる。デザートとお茶だけで2500円とるホテルレストランは多いだろうし、これだけで1時間はゆうに過ごせる。
神戸のランチで迷ったらここに来れば間違い無し。幸か不幸か、予約はとてもとりやすい。
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