00/11/02 放送

ホームラン打とうぜ！ エキサイトスタジアム

●体感バッティングセンター

野球ゲームはたくさんありますが、 なんと、バット型コントローラで打つ野球ゲームが出ました(^^;． バッティングセンター感覚 の体感ゲームですね．
実際にバットを振ることで赤外線が出て、 TV画面上の球を打つことができます．

●本体

で、本体とバットコントローラのセットで、 本体を直接テレビにつないでプレイします． いわゆるハードは不要ってわけです．
バッティングはもちろんバットコントローラですが、 ゲーム設定やモード選択は、本体で操作します． 本体＋受信機＋操作、って感じですね．
電源は電池です(^^;． 最初、不便に感じたんですが、 使ってるうちに、ACアダプタよりは楽だと思いました． そんなに長く遊ぶわけでもないですし．

●モード

ゲームモードは3つです． ホームランを競う「ホームランダービー」、 実際に試合をしてしまう「エキサイトリーグ」、 10打席の成績を競う「チャレンジヒッター」です．
あと、BGMや実況の有無を切りかえるための「オプション」もあります．

●ホームランダービー

チャンスは10球． いかに多く、そして遠くへ飛ばすかを競うのが「ホームランダービー」です．
もろに バッティングセンター ですね(^^;． 投げてくるのは全部直球ですし．

で、ピッチャーを選べます． ピッチャーごとに球速が違うので、難度が変わります． だいたい、80km/h〜160km/hくらいですね． タイミング重視なんで、遅いほうが逆に難しいかも(^^;． 緩急自在なピッチャーが一番難しいです．

ゲームとしては、見逃しもファウルもヒットも全てミスなので、 ひたすらホームランだけを狙うしかありません． 1球たりとも無駄にできないわけです． パーフェクトを出すのは至難のワザといえるでしょうね．
ホームラン数と飛距離を競うんですが、 1人でやると、どうしても単調になってしまうので、 多人数でワイワイやるのがオススメです． 1m差の勝負とかあるかも(^^)．

●チャレンジヒッター

で、チャレンジヒッターも似たようなモードなんですが、 今度は10「打席」で勝負です． アウトになるなり出塁するなり、打席が終わるまではカウントされません．
ピッチャーは速球派から変化球投手までさまざま． 170km/hの直球を投げるピッチャロボまでいます．

あ、守備はもちろんオート守備です （操作できませんからね(^^;）． カットインされるんで、スピーディーに結果がわかります． フェンスぎりぎりでファインプレーされると、無茶苦茶くやしいです（笑）．

今度は空振りやファウルでもストライクが付くだけなんで、 少し気が楽になります(^^;． ヒットやフォアボールでもポイント加算されますし．
その代わり、やっかいなのが 「変化球」 ． 画面がバッター視点なので、すごくよく曲がるように見えます(^^;． やっぱプロのスライダーってスゴいんだなぁ、とか感心します（笑）．
変化球は、タイミングがズレるのと、 ストライクゾーンからはずれることがあるのが特徴です． フォアボールとかもアリです（笑）．

連続ヒットでポイントが2倍3倍になったり、 変化球で三振させられたり、いろいろ盛り上がります． 1人で遊ぶには、コレが最適でしょうねぇ．

●エキサイトリーグ

で、驚いたことに試合ができます（笑）．

で、もちろん操作できるのはバッティングだけです(^^;． ということで、守備側は 何もできません （笑）． 全員DH（笑）．
システム的には、チャレンジヒッターに似てます． ポイント制ではなく、野球のルールに当てはめた感じですね． 試合で決着をつけるわけで、マトモな野球の試合になります．
従来の野球盤では実現できなかった、 ダブルプレーや犠牲フライ もアリます． その辺は、コンピュータの強みですね．

なお、これは対COM戦をやってはいけません（笑）． COMの打撃中は、 見てるだけ ですので（笑）． 一応、1PvsCOMで全6チームに勝つとオマケがあるんですが、 そこまで気力が持ちませんから(^^;;．
多人数でワイワイやるためのモードでしょうね． 2人vs2人とか、3人vs1人とかもできますので． その場合、1人ごとに交互に打席に立ちます．

●球場や打席

ちなみに球場は4つあります． 狭かったり広かったり夜だったり． まぁ、気分転換にはなるかと．
あと、打席は左右が選べます． 画面表示が少し変わるわけです． ただ、エキサイトリーグでは、チーム全員が同じ打席になるので、 非常に違和感があります（笑）． まぁ、2人以上でチームにすればいいんですけどね(^^;．

●バット

バットコントローラ． まぁ、よくできているのは事実なんですが、 やっぱり、 クセがある のは仕方ないですね(^^;．
反動がないと赤外線が出ないらしく、 振り抜くより、バットを止めたほうが飛距離が出ますし(^^;．

なんていうか、 あくまでも「ゲーム」 であって、決して練習にはならないってことです(^^;． バッティングにヘンなクセがついちゃうんで、 少年野球をやってる人なんかは、やらないほうがいいかも(^^;．

●まとめ

画面のボールをバットで打つ． 体感ゲームに発展 させた、ってのは面白いですねぇ．

問題といえば、1人だと飽きてしまうこと(^^;． たまにチャレンジヒッターで遊ぶ分には面白いですが、 毎日遊ぼうとすると、すぐに飽きてしまいますね(^^;． あくまでも 気分転換 といった感じで．
4人までプレイできるので、 ワイワイ盛り上げる ためにやるにはいいですね． エキサイトリーグも、多人数でこそ楽しめると思います．

あくまでもゲームである、ってことを踏まえれば、 かなり楽しめると思います(^^)．

ちなみに、秋には 卓球版「エキサイトピンポン」 が出ました． こっちのほうが楽しめるかも(^^;． ダブルスや対戦もできますし． 相変わらずクセがあるみたいですけど、まぁゲームですから(^^;．

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