00/04/19 放送

マリオのピクロス

●お絵かきロジック

なんてことない、ロジックです（笑）． 数字をヒントにして、マスを塗りつぶしていき、 全部塗ると絵が出来る、みたいな感じです．

●アクション性重視！？

お絵かきロジック （ののぐらむ、とも言う） なんですよね、元ネタは． でも、「ピクロス」だなんて名前をつけるくらいですから、 任天堂式アレンジ が加えられている、と．
取りあえず、設定上は考古学で、 絵の彫刻を掘り出す、っていう感じです． ロジックで「塗る」と呼ぶところを「削る」と呼ぶわけです．

で、 アクション性 が入ってます(^^;． 単なる時間制限なんですけどね． 解いた時間が記録されたりします．
……でも、ロジックじゃ意味がないのでは(^^;．

●ヒントルーレット

ゲーム開始時に、ヒントルーレットがあり、 タテヨコ1列ずつ、自動で削ってくれます(^^;．
これを手がかりにしろ、ということなんでしょう．
でも、本来、ロジックって、 ヒントなしで解ける問題が出るんですから、 ナイほうが楽しめる ような気も(^^;．

●間違いをその場でお知らせ

間違える （本当は削らない所なのに、削ってしまった） と、すぐに教えてくれます． もちろん、時間のペナルティはありますけど．
これが結構重要です(^^;． 削れた＝正解ですし、ミスだったとしても「削れない」ってことが すぐにわかってしまいます． ロジックでは、1ヶ所「削らない」ってことがわかっただけで、 かなり大きな意味を持ちます．
勘で削ってみて、時間短縮、みたいなギャンブル性もあるわけで(^^;． これをゲーム性ととるか、邪道ととるかは、お任せしますが(^^;．

●全体的に初心者アレンジ

とにかく、元ネタは「お絵かきロジック」なんですが、 かなりのアレンジが加えられている、と． それも、 敷居を下げるアレンジ がほとんどです． ということで、初心者でも安心ですね．
でも「お絵かきロジック」が好きな人だったりすると、 物足りないとか、パズルになってないとか、 そういう感想をいだくかも（笑）．

●操作性

で、 操作性は最悪 です（笑）． いくらタイムトライアルモードがあるからとはいえ、 1度削った＝正解のマスを取り消せるのはマズいでしょう(^^;． アクション性重視の仕様なら、操作性くらいはしっかりして欲しいもんです．
試し置きとかもできませんし． まぁ、これはピクロス2では出来るようですけど．

で、 画面も見にくい です． スーパーゲームボーイを使え、とでも言いたいんでしょうか(^^;． 数字を見間違えて削りミス、なんてこともしばしばです(^^;．
時折、コントラスト （画面の濃さ） を変えて、しっかり確認しないと、しょーもないミスをしてしまいます．

●問題の質

で、 問題の質も最悪 です（笑）． っていうか、ロジックで左右対称はマズいでしょーに(^^;． 他にも、途中でバレバレな問題とかもありますし． もうちょっと練ってほしかったり(^^;．
質より量って感じです． 全256問とかいいつつ、本当に楽しめるのはわずかですし． なんていうか、パズルを楽しむことは出来ません(^^;． 8割くらいは、初心者向け問題ですし．
まぁ、 終盤にいくつか難しい問題 がありますが、そこに行くまでが退屈でしょーがないです(^^;;．

●タイムトライアル

とまぁ、初心者しか楽しめないのかなぁ、なんて思っていたら、 「ピクロス」モード128面クリア後に、 「タイムトライアルモード」がありました． ま、説明書にも載ってるんですけど(^^;．

このモードでは、ヒントルーレットがなくなり、 削りミスも知らせてくれません． 純粋なロジックが楽しめる わけですね． 問題も、このモード専用の64問の中から、 ランダムで出題されます．
やっと、 ロジック経験者でも楽しめるモード ってわけです(^^;． タイムを競うのは相変わらずですが(^^;． 問題が変わるので、何回でもプレイできるわけですし．

●まとめ

うーん……入門にはいいかもしれないけど、 お絵かきロジックが好きな人だと、逆にやめておいたほうがいいかも(^^;;．
ほんと、 入門者向け なんですよね(^^;． そういう大胆なアレンジが施されてますから．

ちなみに、ピクロス2では、試し置きモードもありますし、 かなり問題点が解決されているようです．

番組表 ／ ゲーム ／ GB