99/12/31 放送

カオスギア 導かれし者

TCG風戦略SIM 99/06/10 バンダイ file 1
↑の説明

●元はカードゲームなんですが

元はTCG (トレーディングカードゲーム) です.
ただ、スワン版では、 普通の戦略SIM として再構築されてます.

●普通の戦略SIMです(^^;

ユニットを動かして、攻撃して、占領して、みたいな感じのアレです(^^;. なんつーか、普通の戦略SIMですね(^^;.
で、自分のターンと敵のターンが交互にくるわけで. ターンを繰り返して、敵の本拠地を壊せば勝ち.

できることがいろいろあるので、説明書はブ厚いです(^^;. でも、実際に使うのは、ごく一部なので、あんまし読まなくてもいいかも(^^;;.

●雰囲気作り

文字フォントが独特です(^^). 少し横長で、昔の中国っぽい感じの文字です. たまに読み間違えることもありますが(^^;、雰囲気が出てます.

戦闘シーンでは、ちょっとしたムービーが流れます. 邪魔にならない程度に抑えてあるので、演出効果がイイ感じです.

ちなみに、英雄同士の戦闘の場合、イベントが起こる可能性もあります. その条件は「ライバル同士」であること.
……なんですけど、そう、うまい具合に出会いませんからねぇ(^^;. まだ見たことがないです(^^;.

●カードな要素

マップをクリアすると、生き残ったユニットが、カードになります. 5枚までは次のマップの初期戦力に使えますし、 残しておけば、友達とトレーディングすることもできます.

ユニットには、英雄、指揮官、兵力、の3タイプあります. で、指揮官と兵力は「雇用」コマンドで入手できます. 「雇用」コマンドは、資金のある限り使い放題なので、 全種類揃えるのも難しくありません.
英雄は、というと、ターンの初めに「ランダム」で出てくることがあります(^^;. すべては運任せ(^^;. 運が悪いと、全然出てこないわけで. こっちは揃えるのは、かなり大変ですね(^^;.

●指揮官と兵力

英雄は、そのままで配置できるんですが、 他のユニットは、組み合わせて配置することになります.

指揮官1人に、兵力2〜4人. 兵力の人数は指揮官ごとに決まっています. これより多くても少なくてもダメです.
ただ、人数以外に制限はナイので、無茶なことができるようになってます(^^;. 後述しますが、飛行ユニットに遠隔攻撃を持たせたりもできるわけで(^^;. これが、ゲームの難度を一気に下げています(^^;.

●5つの勢力

カオスギアの世界は、5つの勢力に分かれています. 「デ・バース帝国」「マナ王国」「ガイア族」「エレアル旅団」「カオスフォーマー」. ユニットは、この5つのどこかに属しています. (厳密には、カオスフォーマーは「属さないこと」を示す表記です(^^;)

で、城に建物を建てていくんですが、この建物が勢力別になっています. 雇用できるユニットも、勢力バランスの影響を受けます.
たとえば、マナ王国の建物を建てれば、マナ王国のユニットが集まりやすいわけです.

とはいえ、統一する必要はありません(^^;. いろいろな勢力のユニットを駆使したほうが強いですし.
実際、ほとんど影響は見られません(^^;. これに制限とかがあれば、もうちょっと難しくなるんですけど. まぁ、簡単なほうがいいのかもしれませんが.

●いるもの・いらないもの

城に建物を建てて、資金を稼ぎ、 その資金で、ユニットを雇って、攻めていきます.
基本的に、これだけで充分です(^^;.

「計略」とか「兵器」とかもあるんですが、使わなくてもいいです. っていうか、使わないほうがいいです(^^;.
計略は、次の面に持ち越せませんし、ランダムなのでアテになりません(^^;. 兵器は、値段が高いですし、↓の「烈風の軌道砲部隊」があれば意味がないです(^^;.

そういうわけで、やることはシンプルです(笑).

●禁断!?の「烈風の軌道砲」

で、クリアするのは、非常に簡単です(^^;. 遠隔攻撃が強いので、遠隔中心で進めれば、楽勝です.
特に、空を飛べる指揮官に、遠隔攻撃の兵力を組み合わせると、 一瞬のうちに殲滅できます(笑).

オススメは、マナの「烈風の使役者」にデバースの「リーゼン軌道砲」×4. 通称「烈風の軌道砲」 (笑). これで、飛行ユニットで移動力6、しかも5マス遠隔の攻撃力48. ほとんどのユニットを1〜2撃で倒せます(笑).
このチームをいくつか用意すると、勝ったも同然です(^^;. 敵の本拠地でさえ、射撃で倒せるくらいですし(^^;.

ちなみに、カードから出すユニットは、軌道砲×2とマナの「樫杖の老魔術師」. 残り2人は、英雄か、軌道砲がいいです. で、魔術師で、ひたすら占領していく感じです.

●2周目

で、全5面なのですが、5面をクリアした後も、続けてプレイできます. この場合、カードは手元に残ったまま、1面から再びプレイすることになります.
2周目から登場するユニットがいたり、コンピュータが強くなっていたり、 2周目も楽しめるわけです.

とかいって、コンピュータ側にも「強い英雄」が出るだけで、 思考ルーチンは強くなってないようですが(^^;.

●まとめ

ん〜……なんつーか、簡単すぎますね(^^;. 「烈風の軌道砲」って、反則的に強いですし(^^;;.
普通、遠隔攻撃にはなんらかのデメリットをつけるもんなんですけど(^^;. そうでなければ、白兵戦がバカバカしくなってきますし(^^;.

まぁ、単独の勢力だけで進める、とか、自分なりのルールを決めても面白いかもしれません. 他にも、カードを全部集める、とか、遊び方はいろいろあります.
なにせ、難度が低いので、いろいろと余裕があるわけで.
バグもほとんどナイですし、操作性もイイですし、 原作を知らなくてもプレイできますし、イイんじゃないでしょうか.

……にしても、案内役の人 (セーブ画面とかに出てくる人と、ヒストリー画面に出てくる人) 名前すら教えてくれなかったんですけど……(^^;.
それだけが心残り(笑).


ストーリー的要素 一応あるんですけど、どーでもいいかな(^^;
見た目・音・演出 ★★★ 雰囲気作りには凝ってるようです.
万人受け安定度 ★★ 難度は低いです.SIMが嫌いでなければ大丈夫
オリジナリティ んん〜、普通の戦略SIMですよね
やり込みレベル ★★ カードを全員揃えるのはキツいです.クリアは簡単(^^;
↑ゲーム成分についての説明

番組表ゲームスワン


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