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仙人
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2008/04/03 15:56:09 |
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あれですよ、「出会いが価値あるものになるか否か?」は、運と努力でしょうね。 それから、ほんの少しの気配り。 パワーが出ている乗り物は、その種類に区別無くシャーシが負け気味となります。 サスペンションは常に前後バランスです。 判っていると思いますが、パワーがあるから後ろが〜〜〜ではなく、次に荷重が反転するのは前なんです。 これが重要で、次には加速Gがまっている、、、、つまりは、乗り物全てが特定の重心移動という周波数のなかでバランスして動いています。 柔らかいバネでは、絶対に高速走行出来ないと言う事実はここに隠れています。 柔らかいバネは固有振動数が低いので、おのずとその反復限界も低くなりますし、反対に硬くなればその限界値も高くなります。 常に、前後左右に重心が移動しながら動くので、その乗り物の固有の振動数がどの辺りにあるか考えてSETすれば外れることは無いはずです。 突き詰めて言うと、重くて柔らかいシャーシは絶対に高速での運動限界は低くなります。 だから、軽量なドライカーボンは剛性、強度、軽さに優れている点と、それを製造段階でコントロール出来るメリットがあります。 これは、特定な走行環境化での御話で、ダートを走行する車両はこれに粘りの要素が必要になってきます。 ダートにおいては、その入力Gを計算するのが難しく、その限界を超えた時に破断しては困るから、カーボンを取り入れるのが難しいらしいんです。 最近は、技術も発達しているので、そのような材料もあるのかもしれませんが、現実的ではないですね。 これが、モトクロスやジープ等の競技車両がカーボンを使えないりゆうなんですね。
そこら辺がアルミだと都合がいいようで、これが一般的に普及して来た要因だと思います。 あらゆる乗り物は、その動力あるいは制動から発生するGに対し、常に次の反力が次に発生します。 これを、振動と理解し、車を押さえつけるのではなく、行きたい方向に走らせて見る、そうすると何が不足しているか判って来るものです。 しみーが出るなら、何処を起点として、一番振れが大きい所は何処なんだと考えてみる。 そうすると、強度なのかバランスなのか、精度で押さえることが出来るのか等いろんな道が開けます。 パワーは、大事ですがそれを如何にバランスさせるか、安易に強固なシャーシにしたのでは、重量増になり運動性能が低下します。
このセッテイングのやり方が、おいらのやり方であり、部品を安易に変えてしまうと、その重量と全体の動的バランスがくずれてしまい、見た目以外「飾りなら良いかも」なんの価値も無いものになってしまいます。 まー、劇悪オヤジの趣味ですが、良いとこついてると自画自賛しております。
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