RTK/HONDA  SEKITOBA とモリワキZERO−Z250 ’85〜’87

「アナザーワールド」のホンダNSR250ということで、ご紹介するのがこの2台。
いずれもHRCから、ワークスNSR250エンジンをリースする形で製作されたスペシャルマシンです。


RTK/
HONDA SEKITOBA

87年日本GPに出場したステファン・メルテンス車
片山敬済さんのチーム、"RTK(RacingTeamKatayama/レーシング・チーム・カタヤマ)"
と英国のコンストラクター「アームストロング」のコラボレートで生まれたマシンです。
SEKITOBA(赤兎馬/セキトバ)のネーミングは、「三国志」から採ったものだと言います

荒い画像ですが、シャシーはこのように
「アームストロング」製のカーボンファイバー・ツインチューブフレーム。
前年まで「ロータックス」製タンデムツインエンジンを搭載していたフレームに
「ホンダNSR250」ワークスエンジンを搭載しています。




モリワキZERO−Z250


87年日本GPからの画像
#26がモリワキZERO-Z250(アラン・カーター)
#24ラインハルト・ロス、#2アルフォンソ(シト)ポンスとの5位争い


こちらは全日本戦に出場していた樋渡治選手の86年型
エンジンは「ホンダRS250R」



アラン・カーター車のシャシー
「ホンダCBR250R」後期型に似た湾曲型ツインチューブフレームに
ワークス「ホンダNSR250」エンジンを搭載しています。
リアサスは当時、「モリワキ・エンジニアリング」が好んで採用していた
レイダウン式ツインショックです。

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