・月に一度のお菓子教室・

ときどき「甘いものはぜーんぶ苦手なの」という方にお目にかかる。なんとも羨
ましい。そしてかっこいいなぁと思う。私は甘いものなら何でも好きだからだ。
イチゴ大福の作り方を教えてもらったお菓子づくりの名人に「私甘いものが好き
で・・」と話しをしたところ「それなら一緒にお菓子教室にいきませんか」と誘
われた。今まで畑のお仲間に「フォークダンス」や「社交ダンス」「体操教室」
はたまた「歩け歩け教室(?)」などいろいろお話をもちかけていただいたが、
「そのうち・・」と話しを濁らせてきた。それなのにお菓子教室の話しは何も考
えずに「行きます!」と二つ返事をしてしまった。少し前まではお茶のお稽古に
通っていたが、これも正座の苦痛よりもお菓子の魅力が勝っていたから続けられ
た。いたって単純なのである。それに月に1度というのも魅力である。(毎週と
なると体重のことが気になるではありませんか)
教室には5月から通い始めた。記念すべき第一回目はレモンムースケーキ!教室
は市のコミュニティーセンターの調理実習室を借りて行われる。中学高校の家庭
科の料理実習室とほぼ同じ作りだった。一班2〜3名で、全部で5班。私は第4
班に加えていただいたが、聞いたところ同じ班の先輩2名はこの教室の創始者で
あるという。これまでボーっとしていて地域の活動に何の貢献もしていない私に
は神々しささえ感じられたのである。何か私にも出来ることはないか?お菓子教
室に通い始めて急に足下が気になり始めた。足下とはもちろん自分が住んでいる
三郷のこと。思えば三郷のことを余りにも知らないのだ。そのコミュニティーセ
ンターに図書館があったことも初めて知った程度である。とりあえず4班の皆さ
んの足手まといにならないようにしよう。あとのことはそれからでいいよね。 
(1998.6.15)

BACKああNEXT

生活雑記TOPああHOME