ウチで初診相談した時によく聞く話のまとめです。
その1: 「もう少し様子を見ましょう。」
小学生低学年で一般歯科医に歯科矯正相談に行ったそうな。そこで言われたのは、「まだ治療には早いです。もう少し様子を見ましょう。」
で、中学生ぐらいになってから,再度相談に行くと、「もう手遅れです。」
親御さんも本人も、???ですよね。
(説明)
歯科矯正治療には適切な時期があります。第T期治療(概ね10歳前)の治療で治療可能なこと,やっても無駄なことを熟知しないない一般歯科開業医では、その判断ができません。
知らないことを「知らない。」と言いたくないプライドがあるのでしょうか? 基本的に治す技術知識のない医師歯科医師は、正確な診断ができません。(できるわけがない。)
また、自分の臨床経験で治した経験がなければ、治療に手を出さないでしょう。(真、それが普通ですね。)
第T期治療が無駄と判断しても、中学生になってから「手遅れ」ということはありません。そこからの治療も可能です。
(対応)
小学生の段階で「様子を見ましょう。」と言われたら、「いつまでですか?」
とか聞いてみることですね。理由まで聞いても良いでしょう。(怒られるかもね。)