歯科矯正あるある

 ウチで初診相談した時によく聞く話のまとめです。


 その4: ブラケットを付けたくないのですが。。。

 歯を動かす装置には、

1)取り外しのできる装置と

2)取り外しのできない装置=歯にくっつけてしまう装置

の2種類があります。

 取り外しのできる装置の利点は「清掃性、人知れず治せる可能性がある」ですが、ずーっと外していれば(使わなければ)絶対に治りません。つまり、治療の確実性が落ちるわけです。また、歯が動く時には必ず痛みが伴いますが、普通人間は痛ければ装置を使いません。痛みに耐える我慢強さが必要です。

 ブラケット(ブレース)は歯に直接くっつける装置です。樋外しができませんが、治療の確実性は上がります。

 また、力学的に歯を三次元的に動かせますので、治療の精度も最高のものになります。

 

 治療する側としては、確実に治ってほしいので、ブラケットを装着することをお勧めします。


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