舌小帯のの判定基準

 0:問題なし

 2:舌小帯(舌の裏側のヒモ)が特に短い場合。発音や嚥下(ゴックン)が上手にできませ年。また、歯列の発達が悪いので不正咬合になります。

舌小帯硬直症(舌のヒモが短い)の治療方法について概略的な説明をしましょう。

 治療するには簡単な外科手術(=舌小帯伸展術、舌ベロのヒモを伸ばす手術)が必要となります。歯科口腔外科もしくは耳鼻科にて手術を受けてください。年齢が若ければ手術だけで治るかもしれませんが、小学生以降では舌の機能訓練が必要となる場合が多いです。成人になってからでは治りが悪くなりますので、早めに手を打った方が良いと考えます。あと、不正咬合の原因にもなりますし。

 手順を説明しましょう。

1)まず、かかりつけの歯科医に行き、口腔外科への紹介状を書いてもらう。(学校歯科医でもOK)

※注意! 直接口腔外科や耳鼻科に行くと初診料が5000円ぐらいかかります。

2)歯科口腔外科の予約を取り、手術日の予約をする。

3)手術。(子ども医療費適用なら500円)

4)必要であれば、舌の機能訓練をかかりつけ歯科医院で実施してもらってください。