
Keyboard Mania
2026.01.19更新
DELL AT101キーボード ラベルの変化
DELLの大型キーボードは、ラベルがきれいに貼られていないものが多いのですが、特に初期のモデルではきれいに「貼れない」という問題があります。
キーボードの裏面中央に、ラベル貼り付け用として一段凹んだ場所があるのですが、この凹みの角の部分が比較的大きなRとなっているのに対し、ラベルの角が鋭角のため、貼ったときにどうしても四隅がはみ出てしまうのです。
何故このような未完成な状態で出荷したのかは分かりませんが、最初期の2色成型モデルは貼り付け部位、ラベルともに小型だったことを考えると、ちょうど大型ラベル用に切り替わったところで、しばらくラベル作成側の設計ミスか何かで、そのまま使わざるを得なかったのではないかと推察しています。
こちらはweb上で探し出してきたラベル画像です(勝手に使っているのでSerialNo.は隠してあります)。
42533
ラベル四隅が凹みに比べ鋭角にカットされ、位置合わせした結果どこかしらの隅が貼り付け位置からはみ出ているものが多いです。
43197
若いロットでは隅のはみ出しが見られますが、後期ではラベルのRカットが大きくなり、 きれいな貼り付けになりました。
14140 & 14139
何故かラベルのR処理が全くされずに角ばっています。43197同様、後期版はゆるいRカットによりきれいに貼られています。
25109
Silitek製になると筐体側のRが小さくなり、逆に四隅に隙間が生まれます。
29858
これも同様、隙間があります。
47422
同様です。このモデルはP/Nがラベルに直接表記されるようです。EU発足により、CEマークが付きました。
AT101W
ラベル側のRも鋭角になり、筐体側とぴったり合うようになりました。ラベルにP/Nを印字できるスペースがあるにも関わらず、実際のP/Nは別途貼り付けています。
P/N 筐体ラベル貼り付け部R形状 ラベル角のR加工 その他 42533 大 小 ラベルが二隅からはみ出る 43197 大 小 ラベルが二隅からはみ出る 43197後期 大 大 正常 14140 & 14139 大 無し ラベルが四隅からはみ出る 14140後期 大 大 正常 25109 小 大 ラベル四隅に隙間がある 29858 小 大 ラベル四隅に隙間がある 47422 小 大 ラベル四隅に隙間がある AT101W 小 小 正常 こうやってまとめてみると、ラベルと貼り付け側の寸法が一致しているものはとても少ないことが分かります。また、43197と14140は、両者ともロットナンバーの若い方にラベルのはみ出しが見られるのに対し、後期でラベルのカットが改善されたことから、この2モデルは実は同時期に作られていたものかもしれません。特に14140は、品名が Model AT101 ではなく Model 101 であること、電気安全関連の認証マークにアメリカのUL、カナダのCSAに加えて、当時のドイツのTUVが追加されていること、さらに内部基盤自体が異なり韓国製と書かれているなどの違いがあり、このキーボードの出自が特殊であった可能性があります(特殊システム向け?)。
qwerty(a)mxw.mesh.ne.jp