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#100
アール・ケイ 99/08/13 22:59
はしごDE映画IN三宮
約10日ぶりの映画は
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『パラサイト』でした。
『ロック…』という長ったらしいタイトルのイギリス映画は、『トレインスポッティング』の流れを汲む、
ポップ調クライムストーリーですが、これが面白い!粗雑になりがちな話を見事にまとめあげています。
特にラストにはニヤリとさせられました。スポーツファンのK・E・N様ならご存知と思いますが(私は知りませんでした)イングランドリーグの暴れん坊ヴィニー・ジョーンズがおいしい役(子連れの借金取り)で出ていますよ。
『パラサイト』については映画としてはかのロドリゲスが学園ホラーを撮った、ということに尽きます。
それよりもこれはSFファンとして聞き逃せない話でして…
この先はアシモフBBSに(笑)
#99
徹夜城(支配人) 99/08/02 23:32
映画館に行きたいなぁ
>アール・ケイさん。
「アイズ・ワイズ・シャット」ですか〜観たいとは思ってるんですが夏期講習のバイトが大変でして。近頃の映画鑑賞はもっぱら自宅です。
でもホントに予告編だけでも「キューブリック」って感じですよねぇ。独特の美的感覚というか古典趣味的というか。
先日買った「新幹線大爆破」LDをあらためて鑑賞。いやー、やっぱり面白い。新幹線は全部特撮なんですが(隠し撮りも一部有り)なかなかの迫力です。ラスト近くの新幹線併走シーンはやっぱカッコいい!アイデアの勝利ですね。
面白かったのがおまけでついていた英語版・仏語版の予告編。高倉健が英語や仏語でしゃべってます(あちらは吹き替えが基本なので)。英語版のタイトルが「The Bullet Train(弾丸列車)」だったのは驚き。だって新幹線の原型になったのは戦前の「弾丸列車計画」なんですもん。偶然だろうけど面白い。
仏語版は「Super Express 109」となぜか英語タイトル。
DVD「未来少年コナン」をようやく鑑賞終了。やはり素晴らしい。それにしても宮崎駿の「クセ」がいたるところに観られて、確かに今見ると別の意味で面白い。その後の各作品の「原型」がやたらに発見できます。
#98
アール・ケイ 99/08/02 08:42
『アイズ・ワイド・シャット』感想
キューブリック(一時期クーブリックって云ってましたけど)監督の遺作で、これまた話題が先行していた『アイズ…』を観てきました。(於:歌舞伎町WITH女房(笑))
『クラッシュ』など、アンモラルな映画を見慣れた観客にとっては、粗筋自体どうということのない、平凡な「9年目の夫婦の危機」話でした。
が、何故か最後まで惹きつけられるんですよね。画が綺麗でかつ全く無駄がなく、もうそのへんは流石としかいいようがないです。
改めて、スタンリー・キューブリック氏のご冥福をお祈りします。
#97
徹夜城(支配人) 99/07/24 00:12
遂に観た「スターウォーズ」
ついに見ましたぜ。スターウォーズ(日本語吹き替え版)。
我が家から最寄りの市(バス20分+電車10分。これで最寄りだ)に映画館がいくつもあって(なんせ市内で9本が同時公開!)、英語版と吹き替え版の両方が上映されてまして、僕は明らかに空いている「吹き替え版」の方を選んだ訳です(どうせそのうち字幕版も見るでしょう)。話が少々分かりづらいという事前情報があったせいもありますが…
ま、予想以上に空いてました。字幕版のほうはどうだか知りませんが。やはりお子さま連れ多し。
で、感想ですが。お子さま連れが多いことで気になったんですが、子供には少々難しい内容では?まぁ単純にアクションを楽しめる部分も多いですけど…自作以後の舞台説明のためか、妙に政治的というか水面下の動きが多かったような印象。確かに「続きを作る」ことが前提となっている映画ですね。だから「エピソード4」に比べて、なんとなく「物足りなさ」も残ります。
でもやっぱり面白かったなぁ(笑)。最初の方、もたついてる感じがしたんですが、タトゥーインに行ってからはハマる、ハマる。シナリオも悪くないと思いますよ。
「歴史映像」ファンの方は「これってハリウッド製ローマ史劇の復活だ!」と感じるはず(…って僕が勝手に言ってますが)。「ベン・ハー」と「スパルタカス」みたいなシーンが…!
風の噂ですが、ハリウッドが実際にかつてのローマ史劇復活を狙ってるとの話しもあります。たぶんあんな感じのCG使用になるのでは?そんなこともあってポッドレース・シーンで僕はむしろ「大観衆」の演出に見入ってました。あれなら、いけそうですね。
ところで「吹き替え」ですが。クワイ=ガン=ジンは津嘉山正種、オビ=ワンは森川智之、そしてアナキンは「くれよんしんちゃん」だ(笑)!けっこう良かったと思いますよ(ただプロローグのおなじみ「導入解説文字」まで日本語字幕だったのはちょっと脱力した)。
これ見たあと同市内の別の映画館で「交渉人」を観る。ダブル・ヘッダーで疲れていたせいか途中でやや居眠り状態。おかげで中盤の記憶が曖昧(^^;)。まぁまぁ面白かったけどね。個人的にはもう一歩。
よそに書いたことですが、「新幹線大爆破」(1975・東映)のLD購入。「鉄道映画」ファン必見の名作。庵野秀明・樋口真嗣両氏の対談記事が入ってます。お二人も好きなんだなぁ(^^)。
#96
徹夜城(支配人) 99/07/19 16:32
ジブリの次回作は…?
いや、「次回作」かどうかは知りませんが。先程ワイドショーで小耳に挟みました。
「となりの山田くん」公開あいさつに、なんと庵野秀明氏が登場。
そして「次はジブリで新作を作る」とか爆弾発言(?)をしたようなのです。
まぁ宮崎駿監督とは「ナウシカ」でいっしょだったから知らぬ仲ではないでしょうが。
ガイナックスの方にはそのまま所属しているのか?どうも細かいところまでは分からなかった。
先日所得隠し容疑でガイナックスの社長が捕まったりしてたけどねぇ…(見せしめだな)
その新作は2001年ぐらいの公開予定のようです。
#95
アール・ケイ 99/07/19 00:09
私も見ました!
SWはまあ良くも悪くも期待通りでした。戦闘シーンは迫力ありましたが、プロットの弱さは如何ともし難い、というところでしょうか。
歌舞伎町で観ましたが、そんなに混んでいませんでしたよ。女性客入りませんから、タイタニックには遠く及びますまい。
その足で『となりの山田くん』も観ました。不入りですねえ。松竹、大丈夫かなあ(笑)。
けっこう笑いました(クスクス笑い)。原作の「行間」を見事に埋めてストーリーを作っていました。
#94
徹夜城(支配人) 99/07/18 00:59
しかし毀誉褒貶が激しいね、SWは。
>HassYさん。
スターウォーズ、もうご覧になったんですか〜。僕も早く観たいんですけどね。なかなか。混んでるところ嫌いだしなぁ。まぁ半年後に見に行った「タイタニック」よりは早く見に行くでしょう。
>本日観ていたもの。
「歴史映像」のネタにしようとリチャード・ギア主演の「キング・ダビデ 愛と闘いの伝説」を鑑賞。サブタイトルを見た時点で「B級」なのは明らかだったが(笑)、予想以上に酷い映画だった…。こんなのマジメに作るなよな。近日中に「歴史映像」の「聖書もの」コーナーに入れておきます。
#93
HassY 99/07/17 13:10
スターウォーズ見てきました
さすがに、目玉のポッドレースのシーンは見応え十分でしたが、他のシーンはちょっと期待はずれだったかな。
個人的に一番期待してた2対1のチャンバラシーンもちょっと迫力不足で、その後のオビ・ワンとダース・モールの一騎打ちの方がスピーディで迫力があったくらい。
あと、宇宙空間のシーンが少なすぎ。
やっぱり、3部作そろってから見るのが正解なのかなぁ。
#92
徹夜城(支配人) 99/07/17 00:32
コナンのDVDを眺めて
映画ネタの書き込みがどうしても少ないので書いてみます。
実は映画館ではぜんぜん観てなくてですね…我が家でDVDやLD、ビデオで済ましてます。
よそでも書きましたがDVD「未来少年コナン」をチビチビと観ています。やはり傑作です、これ。スタッフを観ていたらこれがまた凄い。まぁアニメファンにはよく知られたこととは思うんですが。
総監督・ほとんど全話の演出を宮崎駿。今じゃもう「大家」でありますが、確かこの作品が初監督のはず。
宮崎さんとくれば高畑勲(「となりの山田くん」は当たるのだろうか)。絵コンテ担当などでしばしば登場。
作画監督・キャラデザインは大塚康生。美術に山本二三。脚本に吉川聡司の名も。
で、他に絵コンテを担当したのが石黒昇。そして「とみの喜幸」の名が。そう!「ガンダム」の富野由悠季さんであります。こんな仕事もしてたんだ。
これとは別に何気なく借りてきた劇場版「あしたのジョー」。細川俊之が力石の声だったんだ〜。顔からしてまんまやないか(笑)。
#91
アール・ケイ 99/07/05 21:35
追伸
ふいごのマロウ様
他ページでもお目にかかりますが
どうぞよろしくお願いします。
#90
アール・ケイ 99/07/05 20:51
『交渉人』観ましたよ
ネタバレになりますので、詳しくは書きませんが、
上出来の部類でした、『交渉人』。
いわば警察組識の内部告発もので、主人公と対立する警官たちの中に、裏切り者も、ただ任務に忠実なものもいる訳なので、お互いに殺し合いという話になると、すっきりしたハッピーエンドにはなりません。
そこを“最小限の犠牲”に留めたところがこの映画の成功のポイントですね。
ケビン・スペイシーはこれまでと違った、人間的な面を出してました。
同日『ゴールデン・ボーイ』も観ました。
悪くはなかったのですが、イアン・マッケラン演じる元ナチの大物がやや人間味有り過ぎました。少し感情移入の余地があったものだから、同情すべきではないラスト近くのシーンで、彼のとった行動の結果にどこかほっとしちゃったんですね。
絶対的な悪を普通の生活の中に描くということは本当に難しい。
下手すればマンガチックになってしまうし、淡々と描くと悪の輪郭がぼやけてしまいます。
手塚さんの『MW』を思い出してしまいました。手塚をして成功しきっていないのですから。
さて、ちまたの話題はSWです(もち、期待してます)が、私が心待ちにしているのはむしろ、『ホーホケキョ 隣の…』、ではなくて『マトリックス』です。
ひょっとしてSF映画史のエポックメーキングになるかも知れません。
#89
徹夜城(支配人) 99/07/03 11:51
レスがルスになってました(^^;)
すいませんね、つまらんダジャレを連発して(某アシモフ漫画の連中は自画像か?)。
最近映画ネタの話題がなかったのですよ、僕の周辺では。
映画評も5本分ぐらいため込んでるんだけど、書いてるヒマがなくって。
それでいてビデオはよく借りてるしDVDも購入してます。
昨日は「伝説巨神イデオン・接触編」を観てました。明日には「発動編」を観る予定。
誰だかも書いていたが、確かに「エヴァ」はこれの影響下にあるんだろうなぁ。
大枚はたいて「未来少年コナン」のDVD購入。全話収録(DVDで5枚!)で\38000というシロモノですが秋葉原の中古屋で¥30000で購入。
見始めてみると、確かに面白い(実はTV放映時、リアルタイムで観ていたのだが、ほとんど忘れてるなぁ)。言い尽くされてることだけど、宮崎駿の原型はすべてブチこまれてますね。
さらに「続・夕陽のガンマン」のDVDも購入。最近イーストウッド主演のマカロニ・ウェスタン(アメリカじゃスパゲティ・ウェスタンというそうな)が続々DVD化されて嬉しい限り。未公開シーンなんかもついていてお得だ!
しかし邦画のDVD化は遅々として進まず。バンダイビジュアルのOVA・TVアニメだけは怒濤の勢いで発売されているが…まぁLD市場もそういう傾向あるけどね。二次使用の著作権関係が未調整だかららしいのだが、東宝・東映、さっさとやってくれよ〜。あ、アニメに関しても映画系はほとんど無いに等しいので早く出して欲しい(出てるのもあるが高いのだ)。ジブリ系も率先してDVD化を進めて欲しいのだが。
7/21発売の「新幹線大爆破」LDを予約。樋口真嗣さんがジャケットを担当?とのこと。
うむむ…やはり隠れた(?)マニアが多い作品であります。
発売と同時に「パロれる」で「新幹線大爆笑」を公開の予定(←本気か?)
追伸:
おすぎさんにダマされたわけではないが、「交渉人」は見に行きたい。予告編がベラボーに面白かったのだ。それにしてもサミュエル・L・ジャクソンはやたらあちこちに顔を出す俳優である(笑)。
#88
ふいごのマロウ 99/07/02 02:14
いや、わざとやってるわけじゃ・・・
ないんですが、はぁ〜にじゅうとーこー(泣泣泣)
おかしいなあ?ここまでドリキャス調子わるいと、
どうにかパソコン直さないとまずいなあ。
#87
ふいごのマロウ 99/07/01 23:41
はじめまして!?!
はじめまして!?!
★ふいごのマロウ★です・・・(汗)
映画。
えいが・・・
やっぱり最近だとキューブリックさんの死去が痛すぎますねえ・・・
あの時代に「2001年」を作る才能のはすごすぎましたからね。
ある意味、原作を越えてましたから。あと、映画化が成功したのは「ブレードランナー」くらいかな?
けっきょく、「2001年」は孤高の存在となってしまいましたし・・・「惑星ソラリス」くらいかなあ、路線をついだのは。
「2010年」はなんだかなあ・・・
みんな、宇宙といえばスペースオペラですからねえ。
「スター・ウォーズ」もおもしろいんですが・・・
「オネアミスの翼」のつづきはいつ公開するのか・・・
#86
ふいごのマロウ 99/07/01 23:39
はじめまして!?!
はじめまして!?!
★ふいごのマロウ★です・・・(汗)
映画。
えいが・・・
やっぱり最近だとキューブリックさんの死去が痛すぎますねえ・・・
あの時代に「2001年」を作る才能のはすごすぎましたからね。
ある意味、原作を越えてましたから。あと、映画化が成功したのは「ブレードランナー」くらいかな?
けっきょく、「2001年」は孤高の存在となってしまいましたし・・・「惑星ソラリス」くらいかなあ、路線をついだのは。
「2010年」はなんだかなあ・・・
みんな、宇宙といえばスペースオペラですからねえ。
「スター・ウォーズ」もおもしろいんですが・・・
「オネアミスの翼」のつづきはいつ公開するのか・・・
#85
アール・ケイ 99/06/20 21:37
このコーナー、無くなるとまずいので(笑)
数見ればよいというものでもないのでしょうし、別に自慢することでもありませんが、
一応今月観た映画をざっと書いておきます。
@レッド・バイオリン
A菊次郎の夏
B鉄道員
C八月のクリスマス
Dブルワーズ
Eアドレナリン・ライブ
Fサイモン・ビーチ
今月は今のところどの映画も及第点以上ですね。感動作ばかり並んでしまいました。(DEは違いますけど)BFでは不覚にも涙が…。Aも含め、珍しく「宣伝に偽りなし」でした。
#84
徹夜城(支配人) 99/06/09 13:44
交換日記状態が続いてたりする(^^;)。
うーん、まぁこの伝言板はあまり出入りが多くないようだからなぁ・・・
そうそう、「ローニン」観てきました。なるほど、なるほど。「史劇的伝言板」に忠臣蔵の件、コメント書いておきました。
しかしアール・ケイさん、凄いペースで映画観てますねぇ。僕は昨日はその「ローニン」と自宅のビデオで先日衛星放送でやっていた「ブリキの太鼓」を観てました。
>キューブリック遺作の予告編。
観た人はおわかりでしょうけど、ほんとにノーコー(汗)。子連れで来た観客なんて困っちゃうことうけあい。しかしまぁキッドマンのお尻のきれいなこと(爆)。
#83
アール・ケイ 99/06/06 21:52
別に2人の交換日記じゃないですよ(笑)
支配人様
映画の予告編で、『ホーホケキョ となりの山田くん』(新しい方の予告)のすぐ後に、
キューブリックの『アイズ・ワイド・シャフト』のノーコーな予告が入ることがあります。
もうその落差たるや、本編より面白い時があります(笑)。
因みに、手塚なきあと、いしいひさいちは私のもっとも信頼するマンガ家ですし、
キューブリック(一時期クーブリックって言ってましたよねえ)も影響を受けた監督の一人です。キューブリックって、どの題材を選び、どう表現するのかという点で素晴らしく卓越した感覚の持ち主でしたけど、完璧主義が災いして映画が完成したころにはちょっと時代遅れになっているという(後半生の作品は)方でした。
本日鑑賞の映画
『レッド・バイオリン』
『菊次郎の夏』でした。この話はまた後日…
#82
徹夜城(支配人) 99/06/04 23:56
そう、正解は…
>アール・ケイさん。
僕も「シネマニア」で日本映画探しやっていて、このタイトルを始めてみたときは「なんじゃ、こりゃ?」と思ったものです。説明文を見て「ああっ!」と。
ちなみにこの作品は三隅研次監督・若山富三郎主演のもの。このコンビによる映画第一作で「子貸し腕貸しつかまつる」というサブタイトルがついています(製作は勝プロ)。不覚にも未見だった僕はこのシネマニアの高い評価に驚き、慌ててビデオ借りてきて見てみました。なるほど、凄い。劇画チックな面白さがアメリカでも受けたんだろうなぁ。この一作は親子二人がどうしてあの境遇になったかまでちゃんと描きつつ、一本のエピソードとして自立しているところが見事です。
…しかし英題、「ショーグン」は関係ないよなぁ(全くないわけではないが)。
三隅研次って名高くはないけど、けっこう質の高い作品を多作していた監督ですね。「大魔神」も確かこの監督だったはず。
「子連れ狼」といえばテレビの萬屋錦之助も有名ですね。映画では田村正和のもあるんだけど、あれは酷かった…(^^;)。小池さん、ほんとに監修したんだろうか、と思ったぐらい。
乳母車のことですが、まぁ関係ないでしょう。少なくとも「アンタッチャブル」よりは早いはずですので。それにあんなに武器がいっぱい仕込まれてる乳母車なんて完全に漫画のアイデアですよね。
そういえば「座頭市」はアメリカで翻案されてます。ご存じでしょうか?
追伸:削除作業ついでに過去ログの50番以前は消させていただきました。いい加減厖大な量になってきたので…。一応僕の手元には残してますけどね。
#81
アール・ケイ 99/06/04 08:36
pushing his young son in a baby cart,
“ pushing his young son in a baby cart"ですか。
分かり易すぎますねぇ(笑)。
今、リメークすると誰がやるんでしょうか?
リメーク好きのハリウッドでも、これはやってないですよね。
幼児虐待になるから、かな(笑)
尤も『戦艦ポチョムキン』でしたっけ、或いはそこからの引用の『アンタッチャブル』の乳母車階段落ちのシーンから、原作者K氏はアイディアを得てイメージしたのではないかと、唐突に思いました(根拠ないです)。
#79
徹夜城(支配人) 99/06/03 23:49
クイズの答え
>アール・ケイさん。
さすがです。だいたい当たってますね。「敦煌」も察しがつくものでしょう。
「ラドン」がなんで「Rodan」になっちゃうのか以前から首を傾げてるんですが…実は僕がこれを初めて知ったのは映画ではなくゲームでだったんです。ゴジラネタの対戦格闘ゲーム(pcエンジン)で対ラドン戦の時に「RODAN」と出る。「まさか誤植?」と思ったりもしましたが、あちらでは「Rodan」ということになってるんですねぇ。なんでだろ。「ラドン」に何か別の意味でも?
そういえば「ゴジラ対モスラ」は「Godzilla vs The Thing」となっています。モスラの名前を出さず関心を呼ぶという宣伝戦略だったようです。
さて「Shogun Assassin」ですが、残念ながら「柳生一族〜」ではありません。
ストレートに答えを書くのも面白くないので、「シネマニア」のレビュー記事をそのまま紹介しましょう。よく読めばなんだかわかると思います。
Coherent film brilliantly edited out of two different features in Japanese Sword of Vengeance series about samurai warrior who travels across countryside pushing his young son in a baby cart, stopping only to get involved in inordinate amounts of combat. Americanized version, narrated by child, is absolutely stunning visual ballet of violence and bloodletting. Sort of a sequel to Lightning Swords of Death, in that it was edited from its sequel.
…さぁ、分かりましたか(^^)?日本ではむしろ劇画・テレビ作品として意識されているかも。
実はこれ、アメリカでは凄く評価が高く(上の文でもそうでしょ)、シネマニアの採点でも4点満点で3.5点を獲得しています。
#78
アール・ケイ 99/06/03 13:03
クイズの回答
総入れ歯、いやそういえば(→つまり私ってそういう人間です(阿呆))、
観てませんけど、『ベルリン忠臣蔵』というのもありましたよね。
相当なカルト・ムービーだったようですが…
ベルリン市街を火事装束の四十七士が闊歩するというとんでもないスチールを観た覚えがあります。
さて、クイズの答えですが、
The Taxing Woman=『マルサの女』は分かります。
The Silkloadは『敦煌』でしょうか。
Rodanは『空の大怪獣ラドン』ですね。これはズルして調べました(笑)。
Shogun Assasinは『柳生一族の陰謀』かなあ。
#77
徹夜城(支配人) 99/06/03 10:45
浪人から広がる話
>アール・ケイさん。
「RONIN」が「浪人」に由来するってことは耳にしてました。予告編だけ観てるんですが、各国でクビになった元スパイ達が活躍する映画なので「RONIN」なのかなぁ…などと思ってましたが、「忠臣蔵」が絡んでましたか。
「忠臣蔵」の映画はあれで結構海外に輸出されてまして、そのなかの一つが「47Ronins」とか言うんです(笑)。「Chusingura」そのまんまのタイトルで出ていたのもありますね。日本通の外国文化人には必須の教養なんでしょうね。なんと「ザ・カブキ」というタイトルでヨーロッパでバレエ化されたこともあります(テレビでチラッと紹介しているのを見たが日本人が見るとやはりなんだかなぁ…の世界です)。
日本語がタイトルになった洋画というとフランス映画の「サムライ」なんてのがありました。アラン・ドロン主演らしいが未見。同じ主演の「仁義」って映画もありましたがこれは翻訳なんだろうな。たまにビデオ屋で日本映画の任侠ものの棚に置かれていたりする(笑)。
ついでの話。僕はアメリカ直輸入の映画CD−ROM「シネマニア」の94年版というのを持ってるんですが、これで日本映画を探すと面白いですよ。クイズにしてみましょうか。例えばですね…
Rodan(軽いところから。某怪獣映画)
The Taxing Woman(まぁ分かるでしょう)
The Silkload(バレバレだと思うけど、海外ロケ大作)
Shogun Assasin(有名な時代劇です…ちょっと難しいかな)
そのうちもう少し面白いものを紹介してみようかな。
#76
アール・ケイ 99/06/03 09:44
大河HPより自己無断転載です(笑)
>そういえば、先日観た映画『RONIN』に、四十七士の話が出てきます。
>尤も赤穂浪士とはいっても浪人とは云いませんよね(笑)。
>(この話は徹夜城さん処のBBS向きですね)
ということで天災、いや転載しました。
ロバート=もううんざりネ=デニーロ演ずる元スパイ(実は…ネタバレ
なので止めときます)が、やはりエージェントを引退して隠遁中の男に
匿われますが、この男の趣味がサムライと城のフィギュア作りでして、
題名になっている“浪人”というのもここからきている訳です。
ただ、それが四十七士が鎧、兜をつけて、お城に討ち入る(笑)というジオラマなもので、失笑してしまうんですが(許せる範囲でしたけど)。
確かに、この映画の監督ジョン=フランケンハイマーが尊敬するという黒沢明が忠臣蔵を作っていたら、そんなハデな討ち入り話になっていたような気もしますね。
もので
#75
徹夜城(支配人) 99/05/29 00:05
僕も観てきました。
>アール・ケイさん。
わははは、ご心配していただいてどうも。お察しの通り多少寝不足ですが(笑)、たて続いたゼミ発表も終わったので少しは改善すると思います。
そうそう、今日ようやく『恋におちたシェークスピア』観てきました!うん、これは良い。期待以上です。アール・ケイさんご指摘の「三谷喜劇との共通性」には「なるほど」と思うところがあります。一種のパロディとも言えますしね。ラストは時代劇らしいスカッとしたエンディングと受け止めました(まるで水戸黄門だな)。
ここは一つ三谷さんあたりに『恋におちた門左衛門』をやってもらいましょう。スランプになった近松が人妻に恋をして「曽根崎心中」を書くとか(爆)。やったら訴えられそうだな。僕がパロれるネタにしようかなぁ(←仕事を増やすな!)
『ライフ・イズ・ビューティフル』は未見です。だから現時点では何も言えませんが、「通」の方が辛口なのは何となく予想してました。ストーリー聞いた時点でそう感じたので…僕もあんまし素直じゃないですからね。ちょっと傾向が違うけど『タイタニック』を「通」が評価しないのも似たところがあります。
むろん感想というものは人それぞれなんですが、「通」のクセとして「この映画の良さをこの私が発見した」と思いこみたがるところがあるんじゃないかな(僕も自覚してます)。だからえらくマイナーなものや難解なの、さらには映画マニアでないと分からないテクニックなんかを喜ぶところがあるでしょ。だからストレートに「泣かせ」に来る映画は「通」に嫌われるんですよ。
「ガメラ」の樋口さんが「キネ旬」で語ってたのが面白かった。彼も「タイタニック」の思わぬ大ヒットが衝撃だったようです。「キネ旬読んでるような人ばかり相手にしていても映画はヒットしない」とか言ってました。
ちなみに『ガメラ』ですが、僕は最初のインパクトということで第一作「大怪獣空中決戦」がやっぱ一番です。予告編観ただけで「傑作だ!」と思ったもんなぁ(笑)。
#74
アール・ケイ 99/05/28 22:06
『恋におちたシェークスピア』ほか
管理人様
大きなお世話ですが、ちゃんと寝てられますか(笑)
ご自愛下さい。
さて、『恋におちた…』ですが、三谷幸喜の芝居を連想させるものがありました。劇場主を追い込む借金取りが次第に演劇にのめり込んでいき、初舞台まで踏んでしまうところや、トラブル続きでも「ショー・マスト・ゴー・オン」と呟きながら、なんとか芝居を仕立ててしまう、なんてえのは三谷氏の世界そのものでした。(よくは分かりませんが、双方ともニール・サイモンに影響受けていて、似ているのかもしれません)
配役が豪華で、主人公=ジョセフ・ファインズがちょっと霞み気味でした。
『ガメラ3』って、誉める人と貶す人とあって反応が両極端ですね。
私は『2』よりもこっちの方が好きですね。アラはいくらでもあるように思いますが、平成ガメラの世界を創り切ってしまったスタッフを賞賛します。
こういうのも“オープン・エンディング”というのでしょうか。悲壮というより、やれやれしょうがねえなぁといった感じで、敵を迎え撃ちにいくガメラの後ろ姿が目に焼き付いています。
話題の『ライフ・イズ・ビューティフル』はご覧になりましたか。
私、意外に涙もろくて…ラストは泣いちゃいました。この映画、通ぶる人ほど悪評を書き立てていますね。確かにあざとい話でしたし、オスカー獲りで随分金を使ったなんて話も聞こえてきますので、批判したいのは分かるのですが、ここは素直に騙されてみる方が良くはないでしょうか。
#73
徹夜城(支配人) 99/05/26 00:16
ゴジラ新作情報
>ぺーさん。
うっ、オフ書きしているうちに投稿が。これはまたお久しぶりです。
「ガメラ3」、僕も観たんですが映画評をまだ書いてませんで。「ラッシュアワー」以来3本ほど観てるんですが、書いてるヒマがありませんでした(論文、旅行、そして他のページ更新も忙しいので(^^;))。
「もう怪獣映画はいいや」ってのは僕も同感。あのスタッフには怪獣以外を作って欲しいと思います。樋口さんは「メカとバカをやりたい」と言ってたのでその辺に期待。
…と言いつつ「ゴジラ」の事なんですが、東宝のゴジラ・オフィシャルページに新作のスタッフ・出演者・ストーリー(!)がもう完全に掲示されています。プロデューサーによるコンセプト解説なんかも載ってます。
ゴジラさん、身長が55mに戻ります。つまり一作目(昭和29年)から直接続く話になるそうです。その間の話は全て無かったことになります。このへん、84年「ゴジラ」とおんなじですね。個人的には「vsデストロイヤ」のラストは割と気に入っていただけに、あそこから続かないというのはチト残念。
ストーリー観たんですが…かなりネタばれなので(^^;)読まない方がいいかもな。UFOが出てきたり、東海村が襲われて鹿島灘から霞ヶ浦を突っ切っていったり(うわぁ、モロに我が地元の県が舞台ではないか!)するそうな。ラストバトルは新宿らしい。
#72
徹夜城(支配人) 99/05/26 00:01
ここでは久々の管理人書き込み。
>柱国大将軍閣下。
おおっ見てきたか、「恋におちたシェークスピア」!こちらは未見。
歴史映像マニアとしては目を通さなきゃね。近日中に行きます。
ぜひユーゴ空爆と絡めた「故意に落ちた小爆弾」ってネタを「パロれる」であやりたい(爆)。実は「シン・ガイド・ライン」というネタもあったりする(激爆)。こう言うことだけホイホイ思いつくんだけど、描いてるヒマがなかったりする(^^;)。タイトルだけ「予告」として書いておこう。
北野武監督「HANA−JI」なんてのもあるんだが(←いい加減にやめんか!)
そういや「菊次郎の夏」、大評判ではあったがカンヌ受賞にはいたりませんでしたね。
>アール・ケイさん。
こちらでも、書き込みが(^^)。どうもどうも。
総合掲示板ねぇ…うーん、気持ちは分かるんだけど、そうそうあれこれ書ける人っていないと思うのでとりあえず勘弁してください(^^;)。気の向いた掲示板で話題を連ねてみてくださいな。僕も「史劇的伝言板」で映画ネタよくふってますからね。まぁ一応「歴史映画」のみにしてますが。
そういえばあの名作「新幹線大爆破」がついにLD化されることが判明!(発売7月)ジャケットデザインは何と「ガメラ」の樋口慎嗣が担当!やるな、東映。(本音を言えば早くDVDに参入して出して欲しいのだが)。
#71
ぺー 99/05/25 23:45
おひさしぶりです!またよろしく
おひさしぶりです!しばらく充電していた(漏電のまちがいかも・・・)ぺーです!
また、よろしくおねがいしますね。
さて映画が見に行きたくてしかたない私ですが、最近はまったく見にいってません。
卒業してしまったため、あまり大阪の中心に出かけなくなったのが理由だったりします。
こんな状況ですから、唯一住んでいるところから歩いていける映画館には期待を寄せたりしています。
この映画館、まさしく街の片隅にある映画館というやつで、建物もぼろぼろ、床も汚く、スクリーンにも穴が空いてるほどです。とうぜん良い映画もこないし、来ても遅く、普段は成人映画ばかり・・・
でもなんか良い雰囲気をかもしだしているんですよね。路地裏の映画館って感じで。
昔の映画なんかやってくれると楽しめそうなのですが・・・(その前にスクリーン直して欲しいですけど)
さて、一番最近に見にいった映画はガメラ3です。これは本当によかった。
これを見終わった後、「もう怪獣映画はいいな・・・」と思ってしまいました。
なんというか怪獣映画で自分が見たかったことはこれですべて見れた、という感じで
今考えてみても意外な感覚でしたねぇ。
今は次のゴジラを楽しみにしていたりしますけど・・・ただ、どうなんでしょうかね(^^;
#70
アール・ケイ 99/05/25 08:50
またまた、はじめまして
あのう、総合BBSって設けてもらえませんかねえ(笑)
私は考えている内にどんどん頭の中
で話が多方面にまたがってしまうもので、
何処に書き入れてよいやらと迷ってしまいますね。
こりゃ整理のつかない頭しか持たない人間のグチでした。
(でも、例えば手塚治虫と宮崎駿の確執の話に、梅原猛と網野善彦が
登場する、なんてネタはコチラかアチラ(歴史)かなあ?)
さて、肝心の映画の話はまた改めて。
因みに、先週観た映画は
『カラー・オブ・ハート』『ニュートン・ボーイズ』でした。
#69
柱国大将軍 99/05/21 19:40
やりなおし
今日久しぶりに映画を観てきた。この前観たのがガメラ3だから私にしては割と短い間隔での映画館通いというところだ。人と約束して見に行く以外はほとんど衝動的に映画館に向かうのが常だから、今回も上映時間はおろか、なにが上映されているかも調べずに千葉中央行きの電車に乗るべく京成みどり台の駅へ。
いろいろあった映画の中から選んだのは「恋におちたシェイクスピア」。ベストセラーと言われる本をまず読まない私は、アカデミー賞7部門というような宣伝文句をみればそれだけで見ないのだが、今回はどうしたことか無性にラブロマンスを見たかったらしい。時代劇というのもポイントが高かった。
私はシェイクスピアについては何もしらない。シェイクスピア劇を見たことはないし、映画化されている彼の作品も見たことはない。もちろん当の本人やその時代についても同様である。そういう人間からみても十分に楽しめる映画であった。とはいえ、その道に詳しい人が見ればもっと楽しめる、といった種類の映画でもある。時代劇とはもともとそうしたものであるが。
そういうわけであるから、一つ気に入ったシーンについてだけ書かせてほしい。それは劇場主
の縁故で役者に採用された、まともに発音できない仕立て屋の親父が、いざ上演という時になって最初いくらかつまるものの、立派に幕開きの口上をのべるという場面である。私はこういうのに弱いのである。「セイントオブウーマン」という映画の中で厄介者のアルパチーノが、甥のために演説をぶった場面でも妙に感動したものである。つまり私は口上に弱いのである。がまの油もヒトラーの演説にも感動してしまう。気をつけんといかんな。
ついでにいうと、この映画は泣ける映画ではない。後ろに座ってた女子高生は泣いていたけれど。始まる前は泣かないとか言ってたにもかかわらず。とにかくヒロインのバルトロウきれいで可憐とさえいえるが、ラストではひたすらかっこいい。そういうわけで久しぶりに気分良く、ラブロマンスを見れたと思っている。
#68
柱国大将軍 99/05/21 18:06
たまの映画鑑賞
#67
徹夜城(支配人) 99/03/23 23:33
こちらこそはじめまして。
>あやこんさん。
いやぁ、どうも初めまして。例のMLからおいでですか。
わざわざのお運び有り難うございます。
観ての通りぜんぜん内容がない(というか完成にほど遠い)コーナーになってましてすいませんです。
歴史とゲームとアシモフは結構お客もいるしそれなりに更新もするんですが、肝心の映画はなかなか出来て無くて。いい加減しっかり作り直そうかなとも思ってます。
うーん「リング」の系統は全然観てない…怖いの苦手なんです。ホントに。
原因は小学校の時にクラスの仲間と読んだ梅図かずおの短編集だと思うんです(^^;)「恐怖」だったかなぁ。完全なトラウマになってまして(汗)
恐怖系はヒッチッコックぐらいで限界だと思います(^^;)
で、まぁ僕は先日のアカデミー賞の話題でも。
「プライベート・ライアン」で決まりかと思っていたら「恋におちたシェークスピア」ときましたね(しかし邦題はもうちょっとひねって欲しかった)。まぁ作品賞と監督賞が分かれるのは90年以来だそうで、「引き分け」という所のようです。
たぶんだけど、去年の「タイタニック」の揺り返しだと思うんですよ。アカデミー賞ではよくあることらしくて、大作が続くといきなり小品にあげてみたりする。しかし「シェークスピア」はまだ未見なのでなんとも言えませんけどね。
しかし主演女優とったパルトロウってブラッド=ピットと一度は婚約発表までした人だったんですね。今度の受賞で初めて知りました。
それにしてもアカデミー賞って歴史ネタが強いですなぁ。今、「歴史映像」コーナーの充実化にようやく着手してますけど、まず歴代アカデミー賞のリストを調べるのが早いようです。
#66
あやこん 99/03/23 01:26
はじめておじゃまします!
ML見て来ました。
こちらの掲示板は「リング2」の話題がちらほらあったので、入りやすかったです。
(映画好きなんですけど、あんまり詳しくないので^^;)
わたしも見ました!
感想は、やっぱりそれなりって感じでした。
前にTVでやってたことがあったけど、その時の方がよかったなぁ。結末とかも。
その時の主演は、たしか鈴木保奈美と高橋克典・・・・・だったような気がします。
死国に関しては、もうちょっと主人公の(夏川ゆい)が怖がってくれたら、見てる方もドキドキだったのになって、思いました。
以上、ちょっと古いネタでスミマセンでした^^;
http://www.din.or.jp/~sinzy/ayacom/title.htm
#65
徹夜城(支配人) 99/03/08 23:31
キューブリックが逝ってしまった…
一ヶ月ぶりにここに書き込みをするというのに悲しい話題になってしまいました。
スタンリー=キューブリック監督が亡くなってしまいました。もう70才だったんだ、この人。
去年のクロサワ並みにショックかもしれない…といいつつ意外に見てないんですよね、作品の方は。もともと寡作な凝り性のお方でしたが。
「2001年宇宙の旅」がやはり最初のキューブリック体験でした。もう参った、参った。ラストシーンの意味を不眠で考え込んだものです。本当の意味で「時代を先取りして」しまった映像叙事詩。
その後「スパルタカス」。歴史映画好きの僕はもちろん気に入りましたが、ハリウッド史劇らしからぬ独特の雰囲気が有る作品です。
「博士の異常な愛情(「異常な愛情博士」とすべきじゃなかろうか?)」もショックを受けたもんです。ブラックコメディの極地でしょう。以前衛星放送でやってた「黒澤明が選ぶ世界の名画」でキューブリック作品でこれが選ばれていました。
…と、これしか見てないんだよなぁ。「時計じかけのオレンジ」もいい、いい、と聞きながらまだ観ていなかったりする。今度観てみよっと。
#64
徹夜城(支配人) 99/02/04 23:27
最新映画評更新!
さてさて、ようやく「最新映画評」を更新しました。
「花のお江戸の釣りバカ」と「ラッシュアワー」!物凄い取り合わせですが、両者とも娯楽に徹した作品です。映画の原点ですなぁ。
今回は試みにイラストの着色をパソコン上でのみ行いました。あんまし綺麗に行ってませんが、だんだんと経験値を上げていきましょう。
最近寺沢武一のデジタル漫画入門書にはまっちゃってねぇ(^^;)。
とにかく「ラッシュアワー」はジャッキー=チェンが出てるってだけで見物です。こいつだけはとにかく好きなんだよなぁ。彼が出ていれば何かやってくれる、という安心感がありますな。
まだ2月のDVDソフト案内の更新してませんが、今月末に「プロジェクトA」を始め、ジャッキー映画の名作群が一挙DVD化されます。音声は北京語・広東語、字幕は9か国語とか!世界で最も愛されたスター(アメリカ某誌)ジャッキー=チェンならではであります。
個人的には日本語吹き替えも欲しかった…ギャグは吹き替えの方が良い場合が多いのだよ。
某映画MLによると「死国」と「リング2」の入りはいいようですねぇ。その一方で期待された「のど自慢」があんまり伸びてない?印象を僕の良くいく映画館ではうかがえます。前評判はかなりよかったんだけど…(そのため配給をめぐる熾烈な争いまであったそうな)?
#63
HassY 99/01/31 11:36
四国に行って来ました
違うって・・・
正解は、「死国」見に行ってきました。でした。(・・・はずしたな)
「リング2」も見ましたけど、前作は見てないし(、TV放映時も見逃しましたし)、余り期待してなかったし、実際見た感想も「こんなモンだろう」ってカンジです。
で、「死国」ですが、う〜ん・・・。
割と自分の感性に合ってはいたのですが、ちょっと物足りなさを感じたのも事実ですね。
前フリの部分、つまり「死国」「お遍路」といったキーワードの説明部分が長すぎて(これらは雑誌などの前情報で既にプリインストールされていたせいもあって、すごく煩わしく感じた)、話の内容が薄っぺらになってしまってたのが残念です。
ストーリーの本質はホラー色のあるラブロマンスって感じで、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」に近い印象があるかも知れませんね。
ま、全然怖くなかったですし、見てみても良いんじゃないですか?
#62
ぺー 99/01/28 10:22
映画もこちらもお久しぶり!
こんにちは!ここに書くのもひさしぶりですねぇ
さて、最近の私の映画事情ですが、「アルマゲドン」をちょっと前に見たぐらいでしょうか
その前が「踊る大捜査線」でしたから結構空きがありました。
>ゴジラについて
ゴジラ復活ですか・・・私としてはゴジラとモスラの間に何が入るかで
結構楽しみにしてたのですが・・・
私の「意表をついてバランだ!!」の予想は外れたのですね(^_^;)
>リングについて
私も恐怖系大の苦手です。そういうわけでリングも見ていなかったのですが、
「おもしろいというからには見ねば」と、この前のテレビ放映の時、意を決してみてみました。
結果は・・・チャンネル変えまくりで話の筋がわからない(^_^;)
ま、それは冗談ですが、心臓が止まりそうだったのは確かです。
スプラッター系もまったく駄目ですが、これもかなりきました。
おもえばPCE版「百物語」も買ってから2、3年経つのにクリアしてないんですよね
当然ながら「リング2」も見に行けないでしょう・・・「死国」は少し興味があるのですが
http://st.cong.ac.jp/~p97150/
#61
徹夜城(支配人) 99/01/23 13:07
こちらこそお久しぶりです。
>HassYさん。
お久しぶりです。僕もこのところ映画観てないのですよ(あくまで劇場で、ですが)。一番最近観たのが映画評コーナーにあるとおり「始皇帝暗殺」ですからねぇ。
実は昨日岩波ホールでやっている「宋家の三姉妹」を観ようとしたのですが、すでにキャンセル待ち状態になっており(定員制ですから、あそこは)、次回上映まで待つ気力もなく秋葉原・上野方面へと出かけてしまいました(^^;)。
「モスラ3」は結局観ませんでしたけど、噂によると(というか新聞にも出ましたが)次は本家東宝がゴジラを復活させるそうなのでそれには一応期待してます。アメリカンGODZILLAを観た上でどういう影響が出るか、注目してます。あんまり前と変わり映えのないことはして欲しくないですね。
「死国」…「リング2」と併映のようですが、僕は個人的に勘弁して欲しいです。恐怖系は漫画にいたるまで全般に苦手なのです(^^;)。サスペンスならまだしも。おかげで「リング」、あれだけ話題になりながらいまだに観ていません。
「羊たちの沈黙」は以前観たことがあります。DVDも発売になりましたが、僕は実はあの系統も苦手でして(^^;)いや、うまいとは思うんですけどね。
そういやまだDVDコーナーに入れてませんが、「L.A.コンフィデンシャル」のDVD買いました(DVDもリリースが早くなったもんですね)。吹き替えがちょっと合っていないような。
DVDといえばバンダイがやたらにOVAをDVDでLDとかと同時に出すようになってきました。次第にDVDが主力となって行くでしょう。
まぁソフトタイトルが増えてくるのは結構な事ですけど、日本製は価格がなぁ。東宝が今年春の「GODZILLA」からDVDに参入しますけど、価格は10000円ぐらいになるようです。洋画新作の倍以上。それなりに特典映像もつくそうですが、ワーナーのDVDソフトに比べると圧倒的に弱い。どうにかならんもんかいな。そういえば「GODZILLA」のDVDはLDサイズのジャケットになるようです。
#60
HassY 99/01/23 12:31
お久しぶりです
どうも、HassYです。
相も変わらず映画見に行く暇のないです。正月に弟連れて「モスラ3」・・・って去年と同じじゃないかぁ!?
とりあえず会社から映画の鑑賞券もらったので、「死国」でも見に行きたいなぁなどと思ってます。
あと、「羊達の沈黙」がDVDで出てたので、コレも欲しいなぁと思ってます。
まぁ、そんなわけで今年もヨロシクお願いします。
#59
徹夜城(支配人) 99/01/07 15:25
いやぁ、ビックリしたよね。
>柱国大小軍どの。
いやぁ、明けましておめでとうございます。早速の書き込み、痛み入る(笑)。
「釣りバカ」かぁ。何となく今回は見てこようかな〜って気分ですね。時代劇だし。
例の「出来ちゃった婚」には驚きましたね(そういえばその後尾を引いて騒がれないな)。彼女、台湾や香港で人気があって「儒教的美人」(なんだそりゃ)とか言われていただけに、あっちじゃ結構ショックを受けてる人も多いでしょうね。
ところで先日来、韓国での日本映画解禁が話題になってますが。
先陣を切った「HANA−BI」「影武者(原題のまま「カゲムシャ」だった)」は結局大コケだったようです。そりゃそうだろう、芸術映画だもんな。外国の映画賞を取ったものから解禁したわけだけど…。客は呼ばないわなぁ。
しかし!なんでも「失楽園」の公開が実行されれば大ヒット間違いないとのこと(笑)。
#58
柱国大将軍 99/01/06 14:27
謹賀新年
明けましておめでとうございます。昨年最後に見た映画は踊る大捜査線でした。今年一本目は、釣りバカでも見に行こうと思っています。好きな女優が2人も出てきますので。そのうちの1人がこの間出来ちゃった結婚してしまいました。別に悪い話ではないですが、ちょっとショックでした。
正月早々バカな話題で申し訳ありません。論文がんばって下さい。今年もよろしくお願いします。
#57
柱国大将軍 99/01/06 14:17
#56
徹夜城(支配人) 98/12/25 23:54
久々。
いやー、20日ぶりにここに書き込みますね。なにしろ多忙なこともあって映画ネタがふれない。
ご来訪の方もあるようですが、ちっとも更新しないので呆れられたかもしれませんね。
今日は論文はとりあえずうっちゃって、気分転換に映画ネタを更新しました。と言っても、DVD新規購入ソフトの話ばかりですね。
ところでそれに絡むことですが、今オリンパスの「アイトレック」を購入し、結構ハマってます。DVDコーナーでもハードの話題で触れていますが、かけると目の前に62インチの大画面が見えるというものです。確かに大きいので映画鑑賞では迫力が出ます。
ただ画質はあまり保証できません。うまく調整するとなかなかいい眺めになるんですが、「映画館なみ」とは行きにくいですね。ちょっと映写技師の腕が悪い映画館で観る雰囲気でしょうか(笑)。あとちょっと色が薄い。慣れてくるとあまり気にならなくなりますけど。
構造上、画面以外は真っ暗なので何となく映画館的雰囲気で見られるのは確かです。ビデオでも結構効果がありましたが、やはり元の画質が良いDVDが最適。これにSONYのバーチャルサラウンド装置をつければ鬼に金棒(笑)。かくして冬期講習の稼ぎも消えゆくのかなぁ(爆)
#55
徹夜城(支配人) 98/12/05 23:58
推理サスペンス映画
>魔術師さん、ぺーさん。
いやー、どうも管理人の書き込みが少々お留守になってますね。昨日は学校のパソコンから読んでました。ようやく二日酔いが醒めたので書き込ませていただきます(^^;)。
ミステリー系映画、というジャンルは大好きでしてね。その後全然更新してませんが、このサイトに「推理・サスペンス映画部門」なんてのも置いています。そこに僕個人のお気に入りランキングは出てますね。洋画のトップが「太陽がいっぱい」、邦画のトップが「砂の器」となっております。ただしあくまで「映画」としての評価でみた順位です(原作の質とは別と言うことで)。
今あらためて自分でこのランキングを見たんですが「新幹線大爆破」とか「皇帝のいない八月」なんかを入れてるあたりは僕の鉄道マニアぶりが出てますね(笑)。もし未見でしたらお薦めします(まぁ推理性はあまりないけど)。
ぺーさんが挙げておられた「誘拐」は映画館で観ました。確かに良くできてます。「映画」として大画面での見応えがありますね。ただ僕は個人的にラストが湿っぽくなっちゃって好きになれなかったなぁ(前半メチャクチャ良いんですけどね)。
ちなみに言いますと、この作品は「東宝映画制作作品」という珍しいモノ。「え?」と思うかも知れませんが、東宝って配給だけでほとんど自前で作らないんですよ(ゴジラ系怪獣映画だけ)。松竹や東映の方がよっぽど自社制作してます(もっとも、だから経営苦しんだけど…)。監督の大河原さんはゴジラもやってますが東宝撮影所育ちという今時珍しい「生え抜き監督」です。こういう人を育ててこなかったのが日本映画界の低調の原因とも言われてますね。
ところで誘拐と言えば、先週岡本喜八監督の「大誘拐」をテレビでやってましたね。いやー、思わず全部観てしまった。これはホントに傑作です。
#54
魔術師 98/12/05 12:54
たしかに、昔、中学の頃などは夏休みの宿題で、読書感想文に、
推理小説は不可とかいわれたりして、なんでやねん!!とか、
思ったりしたことがあった。ところで、全然、話はかわってしまうが
ウオレスとグルミットは、なかなか、すばらしいさくひんでしたよ。
#53
ぺー 98/12/04 17:04
推理や映画や
魔術士さんこんにちは!私もミステリー好きで、探偵と聞くと五感が騒ぐのですが、
やはり変わり者なのでしょうか(^_^;)
もっとも私の場合、火曜サスペンス劇場等を小さい頃から見ていて、最近になって
ミステリー物を読むようになったんです。それまではシャーロックホームズとかかなぁ
うちの家族もミステリー好きなのですが(家族そろって変わり者?)
なぜか小さい頃は読んでは駄目だといわれてました。まさか変わり者化を防ぐため?って
ことはないでしょうけど(^_^;)、幼い私にはわからない事が多いからということなんでしょうね
赤川次郎禁止令でてましたからね(なんだそりゃ)
今になってあさって見ると、松本清張やら西村京太郎ごろごろあります。
けっこう実家に戻ると暇つぶしできるんですよねぇ
今は京極夏彦にはまってます。
って映画の話題が無いですね。最近はお金が無くて行きたくても行けないのですが、
そういう時は図書館のLD観覧で見ています。
お金かからないし、内容も幅広くていいんですよね、結構穴場です。
この前の日曜日は、映画で見そびれた大河原監督の「誘拐」見てきました。
いやーおもしろかった。くそー映画館で見たかった。
http://st.cong.ac.jp/~p97150
#52
魔術師 98/11/29 01:30
中学1年の頃、クリスティ原作の「地中海殺人事件」にはまってしまい、
ミステリー好きになってしまった。
ミステリー好きは、僕の独断と偏見であるが、変わり者が多いはずである。
何故ならば、人が死ぬという殺人事件を娯楽としてとらえるのだから、
こいつは、やっぱり、ちょっと変です。
しかし、こいつの魅力に一度、とらわれると、抜け出すことが難しい。
何せ、探偵という言葉を聞いただけで、嬉しくなってしまうのだから。
さて、今日は遂に奇書ドグラマグラを買ってしまった。
これも映画化されたはずである。
夢野氏は、はまりそうなので敢えて避けていたが遂に年貢の納め時?
正気を保てる様、気をつけよう。
最近の日本のミステリーは面白い。
京極、二階堂が良かったです。
#51
徹夜城(支配人) 98/11/24 00:01
その通りだよ、明智君!
>魔術師さま。
歴史掲示板に続き、映画ネタも書き込んでいただき、どうもです(^^)。
僕も一応ミステリーファンなので、明智君の映像化には興味はあるんです。しかし実相寺さんの映画は一本も観てなくて…これも「食わず嫌い」とは分かってるんですけどね。
ただ、個人的に嶋田さんの明智役は当たりだと思います。どーも「明智小五郎」という探偵はダンディ化してまして違和感がありました(天知茂が当たり役だったもんな)。乱歩の初期作品に登場する明智なんてまるで金田一耕助みたいなもんですから。
そう言えば金田一耕助も最近ダンディ化が進んでないか(トヨエツが演っちゃったしなぁ)…?あ、危ない(笑)!
二十面相との対決、となると大人向けを維持するのが難しいような気がします。いっそのことアルセーヌ・ルパンと対決した「黄金仮面」を!と、ルパンマニアの僕は言っちゃいますね(^^)。
ところで先日「始皇帝暗殺」を観てきました。「史劇的伝言板」にはもう書いたんですが、こっちには「映画」としての観点からコメントしてみます。
とにかくたかが三人の男女の愛憎劇にここまでの大スケールの舞台を設定した監督や製作者の意気込みに感心。歴史場面の映像化と思って行かないほうがいいのは確かです。鞏利の趙姫の役どころなんて明らかに無理があります。ただもうそれを吹っ飛ばしてしまうんですよ、映像と演技の迫力で。
鳥肌が立ったのは映画のクライマックス、荊軻が始皇帝に短刀を向けるシーンです。このシーンでテーマ音楽が高らかに劇場中に響く(いい音響設備の映画館で観る必要あり)!この、ほんの一瞬のシーンのためにそれまでの二時間強の時間が費やされている!それまでの登場人物全ての思考・行動がこの一瞬に向けて集中されているのです。どーせ暗殺が失敗することは観客に分かっているわけで、そのへんどう見せるのか注目してました。お見事です!
なんでも監督の陳凱歌、次回作はハリウッドで製作とのこと。人材流出と見るか、それとも凄い才能には目のないアメリカ人の凄さということなのか。最近中国・香港・台湾の映画人のハリウッド進出が目立ちますね。いま中国系映画人が世界を席巻している感じです。
そういやさっき雑誌見てたらあのチョウ=ユンファが「王様と私」のリメイクに出るそうだ。もちろんシャム(タイ)王役。うーむ、ユル=ブリンナーも無理があったが、東洋人なだけマシか…?
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