- 2月 2日
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3連休にまでしたのだから当然あがっているはずの原稿はまだあがらず(すみません)。昨日、集計を終えているはずのSFM2月号考課表は手つかず(2日26時現在で3通しか来てないんだもん)。では、この休みの間になにをしていたかというと、Amazonのおすすめをチューニングしていたのだった。不毛だ。
やってみると、これが面白い。はじめは、人形アニメ系書籍を薦められるだけだったのに(『パットとマット』のDVDが原因らしい)、微妙にずれたラインに持っている印をつけると一気に世界が広がっていく。幻想文学を加え、科学書を加え、SFを加え、まんがを加え。迂遠な単純操作で本棚を作っていく過程はなかなかの快感。なぜか加わったエロマンガ(どうやらシュワンクマイエルのDVD『悦楽共犯者』を加えたのが原因だったようだ)に評価をしたとたん、ラインナップの2割がエロマンガに変わったのには笑ってしまった。
しかし、それもいつか頭打ちに。あまり多くのアイテムをチェックするとうまく反映できなくなるようだ。しかたがないので多くのアイテムを「持っているけど反映しない」にすることでそれらしい棚を確保する。幅を維持する方向で棚を作ったので、1アイテムのクリックで劇的に棚構成が変わるダイナミズムは失われてしまった。残念。
ある傾向の作品を高く評価すると関連アイテムが一気にランクインしてくるのだが、この影響力には強い弱いがある様子。チェコ・アニメのDVDにまとめて高い評価をつけても、『G線上ヘヴンズドア』全部5の影響力には勝てなかった。書籍のお薦めベスト10を日本橋ヨヲコが独占というのはどうよ。
『ふたつのスピカ』1,2巻には平凡な点をつけたのに、残りの巻を猛烈に勧められるという謎の現象があったので「おすすめの理由」を見てみたら、「『恋愛ディストーション』の評価が高いから」と書いてあった。そう来るか。確かに、そういう傾向の人の顔は思い浮かぶ。
ランクインしたものを「評価する」か「興味が無い」とするか(プラス「反映しない」)だけで棚をコントロールすることに燃えていたのだが、ふと入れたいジャンルのアイテムを一時的に買い物籠に抛り込み、リストをコントロールしたらキャンセルするという技を思いついてしまったので、棚作り熱は一気に醒めた。裏技を使っちゃいけませんやね。まあ、おかげで面白そうなDVD(「Way Things Go」)を見つけたのでよしとしよう。リージョンがあれなんで当面買わないけど。
ゴーリイの2004年カレンダーも気になっている商品。誰かにプレゼントしたくてしょうがないんだけど、誰か欲しい人はいないか。
まあ、そんなこんなで不毛ながらも楽しくはあったのだが。
ミュージックのお薦め筆頭が一貫して『日本ブレイク工業 社歌』であることだけは納得が行かない。
- 2月 3日
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職場の人と話をしていて思いついたのだが。13人の声優について、それぞれが演じたキャラ4人を描いたカードを用意してプレイする神経衰弱というのはどうだろう。「車掌さんか、確かスネ夫はあの辺だったはず」(例が古い)という感じで。
佐々木主浩、5年ぶりに横浜ベイスターズ復帰。昨年途中からクローザーとして働いてくれたギャラードのことを考えると正直複雑な気分だ。自分がいるのに大塚を取った球団に腹を立てて中日を出てきたギャラードに対して、同じような仕打ちをするのは大変心苦しいのだが。過去の功労者の凱旋ということで納得してくれないだろうか。> ギャラード
メジャー帰りの英雄が古巣に戻って大活躍などという間抜けた夢は抱いちゃいないが、せめて、せめて。麗しい記憶に傷がつかない程度には働いて欲しいものである。
- 2月 5日
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「SW/クローン大戦」連続視聴継続中。いままで何度ものチャンスを逃し続けてきたが、0:30からという最適の時間帯に、直前が「Late Night Black & White」、直後が「サムライ・ジャック」という最適の配置なのだから、そうそう見逃すわけには行かない。あと6回、なんとか見続けたいものだ。なお、今のところの感想はというと……。5分しかない帯番組、たかが4回見たくらいで感想も何もあるものか。
ネタはネタとして、実際。メリハリの利いた動きは意外に見応えあり。ただ、やはり他人のキャラを借りてきたという遠慮からか、オリジナル作品に比べるとこじんまりと落ち着いてしまっているきらいがある。直後に放映している「サムライ・ジャック」には一歩も二歩も及ばない。
- 2月 6日
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「SW/クローン大戦」連続視聴継続中。オビ・ワン&アナキン篇を離れて水の惑星篇。水中戦用ジェダイの動きがきびきびとしてかっこいい。
さらに「サムライ・ジャック」。スコット・マンに頼まれて彼の奥さんを助け出すエピソード。基本に忠実なギャグが多く楽しい。ユーモラスなだけでなく、ケルトのデーモンとの戦いはスピード感溢れる痛快にも程があるアクションになっている。これぞサムライ・フィクション。今回のエピソードは視聴済み「ジャック」の暫定ベストだ。
- 2月 7日
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「王の帰還」先行オールナイトがはじまったので「二つの塔SEE」を観にいく。例によって「ので」の前後に因果関係はない。
DVDを買っておきながら、これが初見というのはいかがなものかと思わなくも無いが、劇場のでかいスクリーンで観るべき映画だったので問題なしだ。細かいシーンが随所に入り、すっかり別の映画になっていたのは驚いたことである。ひょっとして、この買ったまま封も切ってない「旅の仲間SEE」も別の映画になっているのか。謎は深まるばかりである。
- 2月 8日
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ようやく時間が取れるようになった細木さん(8)と上野でカラオケ&飲み。誘いが突然すぎたか名大SF研中期OB-MLのほかのメンバーは釣れなかった。残念。
カラオケでは「プラネテス」OP&EDが収獲。まがりなりくらいに歌えることはわかったが、やはり細部に不満があるので要練習だ。「神魂合体ゴーダンナー」はかけらも歌えなかった。放映開始当初数話は観ていたのに。EDはわりと好きなので次は何とかなるよう聞き込みをしよう。あ、「日本ブレイク工業 社歌」ももちろん歌ってきました。少しテンポが速すぎないか、これ。
飲みに行ったのはいつもの酒菜家。梅酒特集なるものをやっていたのでひとわたり味見。山口の焼酎、かほり鶴の梅酒がシンプルながらコクのある味でなかなか。
- 2月 9日
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たぶん/.j経由、マインドストームによるルービック・キューブを解くロボット。そら出来るのかもしれないが。ちょっと感動。
案の定、ギャラード様はお怒りのご様子。今年の戦力としては、ギャラード > 佐々木の可能性が高いわけでなんとも困ったことである。複数年くらいで許してくれるのならめっけものではあるのだが。なんとかしてくれるのだろうか。> フロント
- 2月12日
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フロントは予想通り役に立たない風味。たとえ契約で縛り付けてもモチベーションが下がっちまったら意味ないんだってばよう。戦意の無い駒なんて幾らそろえても役に立たないことくらいわからないのか。
なぜか「B'T X」の一挙放映をやっていたので少し見物。のださん以外が歌う主題歌を聞くのははじめてだ。なるほどあれはこれを表現していたのか。
連続で遅れまくりのSFM考課表はたぶん週末更新です。今回は4人か5人くらい。せっかく飛浩隆の新作があるのにこのていたらくとは。ひとえに主催者の怠慢が原因でありましょう。深く、深くお詫びする次第。そらまあ、僕もまだ読んでないから強いこた言えないしなあ。 < 最低
- 2月13日
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ギャラード先生はどうやら残留してくださるらしい。ありがたいことである。
なんだか気になったので「週刊わたしのおにいちゃん」5号を買ってみる。フィギュアはともかく、結城心一のまんがは噂通りすばらしかった。どこかでまとまってくれないものか。
「SW/クローン大戦」連続視聴完走。なんにも話が終わってないんですが。11話以降に期待、としておこう。
- 2月14日
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新宿西口イエロー・サブマリンで、対戦相手を求める英語の張り紙を2通見かけた。日本で、英語が喋れるゲーマーを見つけるのは確かに難しかろう。無事対戦相手が見つかることを祈るよ。 > ニック(誰)
事前に地図で確認したから問題なくたどり着けるはずと信じていた店の場所を見失い、大いに動揺したり。案内してもらってなんとかついたが、動揺したままだったので靴も脱がずに板の間に上がったり、何もないところでこけたり、さんざん醜態をさらしてしまった。自分は、こんなに打たれ弱かったのかと、愕然とする今日この頃。
「このエス」が届いた。なにもこんなに盛りだくさんにしなくてもと思うのは志が低すぎますかそうですか。
- 2月15日
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買い置きが切れたので酒を買いに行く。いつもの八重洲の店に出る時間と気力が無かったので近場で済まそうとしたらロクな店が見つからなかった。バーボンが20種類以上置いてある店くらい普通にあっても良さそうなものだが、なぜ見つからないのだろう。とりあえず量販店でメイカーズ・マークの赤キャップを見つけたので買ってみる。ちょっと軽すぎてダメだった。時間が取れたら八重洲に出てノブ・クリークを買ってこよう。
S-Fマガジン考課表更新しました。しただけ。なんせ自分の票もないという。とりあえず、この数少ないサンプルでは飛浩隆の評価が飛びぬけて高い様子です。
- 2月17日
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昨年末、有楽町でかかっていた不思議な魅力のスロヴァキア映画、マルティン・シュリークの作品がアップリンクからDVD化HMVの広告ページ。めでたい。4月23日発売で、3枚入りのBOXは12000円(HMV価格)。4300円だかのバラ売りもあり。スロヴァキアの森の美しさと、そこに生きる人々の奇妙な佇まいに魅せられた人は要チェック。
昨年12月22日の「約束の土地へ」BGVに関する記述について掲示板で突っ込みを戴きました。須藤さんありがとう。
たぶんパトレイバーミュージッククリップ集に収録されてるPVでしょう。合法的に市販されているMADビデオとしては最高傑作。
これ作ったのは、副業でこっそりアマチュアMADビデオやってたひとです。むかし「美少女戦士セーラームーンRX」とかレイズナーOP×POP CHASERとか編集して、その筋では超超有名なひと。
アニメ系ミュージッククリップ編集(ていうかMAD)の世界のレベルは、完全にアマ>>プロ。時間や素材に制限のあるプロよりも、アマチュアのレベルのほうが格段に高いので、むしろ「これぞアマのマニアの技」と言うべきかもです。
なるほど、そういう由来のものでしたか。時間や素材に制限のあるプロよりもアマチュアのレベルの方が高いというのは驚きでした。
- 2月18日
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hirax.net久々の更新はアダルトビデオの科学 今日のトリビア 編。アダルトサイトのサンプル動画を振動として解析する。諸条件が絡み合う複雑な事象から一つの現象を抽出し、普遍的な事実を導き出す。これぞ窮理。これぞ科学。たとえ導き出された事実が「アダルトビデオの振動方向はジャンルによって違うが、一秒間に2.5往復ほどである」なんて下世話なものであったとしてもだ。
毎秒2.5往復か……。
今朝の「にほんごであそぼ」。「一番はじめは一の宮」の2番以降というのははじめて聴いた。頭の中で「いちのみや〜」まで歌ったところで後が続かず気持ち悪い思いをするということが良くあったのだが、それも今後は無くなるわけだ。「にー」……、なんだっけ?
「十は東京」なんてフレーズがあるところを見ると明治以降のわらべ歌なのだろう。もっと古いものかと思っていたよ。
「さるのこしかけ」なる遊び歌に「さるのこしかけ めたかけろー」というフレーズがある。この「めた」って「メタ」かな。
- 2月19日
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ファンタジー職業適性診断をいまさら。あまり期待していなかったのだが、結果をみるとなかなかに納得できてしまったのだった。特に魔法使い系の特徴にある「魔法使い系との接し方」は納得することばかり。こんな対応をしてもらえるなら、それは嬉しいよなあ。つか、誰でも嬉しいんじゃないかと思うのココロ。
少し前に遊んで楽しかった相性占い。ひらがな表記の名前だけで占うという説得力皆無のものなのだが、いくつか劇的な結果が出たので気にいっている。
- 2月23日
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今日のびっくりさん。
オーエンズボロって実在の地名なんだ(テリー・ビッスン『ふたりジャネット』表題作参照)。
っつーかジョニー・デップの出身地だったのか! < 芸能知識の無さがありありと
- 2月24日
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帰りの電車で対面に座っていた女性に突如話し掛けられてびっくりする。呆然としたまま聞いていたところによると、どうやらチャリティ・ライブのチケットを売っているということらしい。まわりに興味を持つ人がいればと連絡先付きのチラシを渡されてしまったのだが。若い女性が見知らぬ相手に名前と携帯番号を教えるのはセキュリティ的にどうかと思ったことである。
帰宅してからライブの情報を調べてみたのだが、別に怪しい団体が背後にあるとかでもないようだった。単なる無用心さんだったのか。危険な人相手に同じことをしてないよう祈ろう。
話し掛けられていたのは一駅間だけだったのだが、初対面の人は心の底から苦手なのでかなり辛かったことです。
気が遠くなるほど久しぶりに「新世紀エヴァンゲリオン」第6話を観る。画も声も記憶とは微妙に異なっていて大変気色悪かった。こんなだったかなあ。二〇年近くぶりに観た「重戦機エルガイム」はほとんど違和感が無かったことを考えると、最近の記憶の方がより変質しているということになる。おそるべし小学生の記憶力。
- 2月26日
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100年500人になるといいなあ SF/ホラー/ファンタジー漫画家生年表・暫定版を久しぶりに更新。更新内容はこちら。岡田さん、有里さんありがとうございます。
むちゃくちゃ久しぶりに単月の収支(賞与月除く)がプラスになった。注文したDVD代金の請求が来月以降になったとか、行くはずのイベントの申込をしていないとか、間違いなく行く映画のチケットを買っていないとか、交通費が一度に帰ってきたとか、いろいろ仕掛けがあるので来月はまた悲惨なことになりかねないが取りあえずめでたいことである。めでたいから、浮いた分で何を買おうかな。
地元に西名古屋港線などという話があったことをいまさら知り驚く。今年開業予定なんて代物をなぜ知らなかったんだろう。不思議だ。名古屋西南部は明らかに寂れているのでここにてこ入れがあるのは極めて妥当。通過ルートもまあ納得できる。問題は、最寄り駅が実家から微妙に不便な場所ということ。同じ中川区とはいえ、中島だと六番より遠いんだよなあ。名駅行きのバスが減らないことを祈るばかりだ。ああ、もう一歩東、太平通あたりを通っていてくれれば便利になったのに。