祝300回
私は年間パスポート所有者としてはアトラクション利用が多い方だと思う。ではどのくらい利用しているのか? 実は年間パスポートを買ったときからアトラクションの利用の記録をとっている。これは何気なく始めたことだけど、アトラクションの利用の傾向とか、このアトラクションは○週間ぶりみたいなことなどが分かったりしてなかなか面白い。後にスター・ツアーズなどパターンが変わるものではそれも記録もしている。
この記録、EXCELで取っているけど年パスの更新の際に新しいシートにしていたので1年で分割されてしまっていて、アトラクションの総利用回数がすぐにはわからなかった。ふと思いついて集計できるようにしたところ、一番利用回数の多いアトラクションで250回を越えていることがわかった。
但し、記録があるのは年間パスポート利用以降である。だから、スティッチ・エンカウンターなどの新しいものは正確にわかるがそれ以前からあるアトラクションは年間パスポート以降となる。だけど、スター・ツアーズはリニューアルしているのでそれ以降ということはできる。まあ“○○○回目です”と言ったとき、そこまで突っ込む人はいないだろうから、自分でルールを決めておけば良いだけのことだろう。
さて、アトラクションをこれだけ利用しているとなじみのキャストさんもいる。アトラクション利用が○○○回目、と分かるとこれは話してみたくなる。切りの良い数字と言えば100だけどなじみのキャストさんがいるアトラクションでは既に過ぎているものが多い。ということで、300回目になるアトラクションで話してみることにした。
最初に300回となったのはディズニーシーのマーメイドラグーンシアターである。ここはリニューアル前に2回行っているけどそれを除いて、となる。
300回目となったのは平日の夜、いつものように最終回である。ちょっと緊張しながら入り口に向かう。入り口になじみのキャストさんがいたので、“これが300回目”と話す。平日夜、それも最終回頃はお客が少ないのでキャストさんも余裕がある。その中でも特にお客の少ないショーの開始直後のタイミングである。
“ちょっと待って”と言われ、“祝300回”と書いた誕生日シールを作成してくれた。ちょっとしたことだけど、これは嬉しい。
次の300回目はスター・ツアーズである。これもリニューアル後の回数である。300回目となったのは4月の月曜の夜である。春休みが終わって混雑が収まった週である。今回も入り口のなじみのキャストさんに“300回目”であること話した。回数が多いことに驚いていたが、このときは言葉だけで終わった。あと、乗り場等のキャストさんにも話したが、これも感謝の言葉などだけであった。
だけど驚きはその次の日だった。21:40頃に前を通ると昨日のキャストさんがいて“今回は301回目ですか?”と。覚えていてくれたことに感謝し、次は301回目になることを答え、最終便の頃にまた来ることを告げて一時離れた。
そして約束どおり(?)、21:58頃に差し掛かるとさっきのキャストさんはスタースピーダー1000のペーパークラフト(以前の“最後のジェダイ”のパンフレットのを組み立てたもの)を持っていた。それについて何か言おうとするとすっと私に手渡してくれた。よくみると上面に“祝300回”の文字が見える。当日なにもなかったのでこれは驚いた。考えてみれば300回目の日は閉園直前だったので何もできなかったのだろう。1日遅れでのこと、予想外であっただけに一層嬉しかった。
さて、私のほかにもアトラクション利用の多い人はいる。その人たちはどのくらい行くのだろうか? マーメイドラグーンシアターには私の十倍くらい利用していそうな常連さんがいる。スター・ツアーズでは、Webに情報を頻繁に掲載している人がいて多分私と同等以上の知識と感じる。私が次に300回を超えるのはアストロブラスターだろうけどその常連さんのひとりは“年間500回くらい利用している”と話していた。たから私以上に多く利用している人はいくらでもいる。ただ、回数を記録している人はそう多くはないだろう。そういう意味で、“今回が300回目”みたいに言える人は殆どいないだろう。
さて、私と同じように回数を言ったら? 回数が10回20回だと感謝の言葉だけで終わりそうな気がする。せめて100回でないとわざわざシールを書いてくれるようなことはないと思う。では数が少ないのに100回と嘘をついたら? 多分これはばれるだろう。キャストさんはお客を案外覚えている。実際に20回程度のところでなじみのキャストさんができているし、キャストさん同士での情報交換もあるようだ。せめて50回行かないと見破られると思う。記録を撮り始めてから、でも良いと思うが、正確な数字を自信をもって言えないとだめかな、と思う。
ところで・・・、私と同様にアトラクションの利用回数が分かる人、いるのだろうか?
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