キツネの舞浜便り(単身赴任で楽しむ東京ディズニーリゾート)
2015年9月撮影
東京ディズニーランドが出来たとき、私は大学生だった。その頃住んでいたのが静岡で少々遠いことと、当時”遊園地”とは無縁だったこともあり、新聞の記事で読んだ程度で行くことはなかった。関心がなかった、というのが正直なところである。その後就職し最初の2年間は東京勤務となったけれどこのときもまた東京ディズニーランドには縁がなかった。
最初に東京ディズニーランドに行ったのは、金沢に戻って結婚し、海外への新婚旅行の帰りであった。成田に夜着いて東京に1泊、その翌日に東京ディズニーリゾートに行った。ツアーで一緒になった人からの強い勧めがあってのことである。下調べもなく事前の知識もない状態だったがとても面白かった。それまでの遊園地とは全く違う楽しさがあった。平日だけどそれなりに待ちの列はあったがいろいろなアトラクションで楽しむことができた。ただ、食事はどこにどんな店があるかもわからず、昼に最初に見つけた店でカレーになったのを覚えている。
その後、東京ディズニーランドの面白さを知ったことで時々行くようになった。何回行ったか分からない。子供が生まれ、少し大きくなったころにも何回か、そしてできて間もない東京ディズニーシーにも行った。両親を誘って行ったこともある。
だけどその後、徐々に回数は減っていった。名古屋や大阪方面への日帰り1泊程度のレジャーは続き、子供と楽しむ遊園地には行っているのだが、東京に行く回数は減っていった。子供の学校の関係で行ける日が限られてしまったこともある。結果として東京ディズニーリゾートに行く回数も減ってしまった。
東京ディズニーリゾートへの縁が薄れてきたとき、オリエンタルランド社の研修を受けた。勤務先の会社からの研修ではあるが自主研修扱いで、受講費は会社持ちだけど交通費宿泊費は自己負担であった。費用は掛かるが面白そうなので早速申込んだ。
研修は11月、金曜日の朝からだった。まず半日の座学である。ディズニーの考えを学び、小演習で実際にやってみたりする。書籍でオリエンタルランド社の人の育て方、行動指針SCSEなどを知ってはいたが、講師から学ぶとてもきく理解できる。新鮮で勉強になった。教え方もうまいし、実際の例を紹介しながらなのでわかりやすかった。よくわかる研修であり、さすが東京ディズニーリゾートの研修と感じた。
昼食の後、東京ディズニーランドで実際に1時間ほど実地見学した。講義で学んだ上でキャストさんの対応を見るととてもよくわかる。見方が変わった、と言ってよい。東京ディズニーランドの細かな配慮とゲストを大切にする考えの実践であり、有意義でかつ面白い研修であった。実地見学の後は自由行動となり、自然にできたグループでパーク内を回った。家族以外と回ったのは初めてであったが、約10年ぶりの東京ディズニーランドでもあり、とても楽しめた。そして、どうしても乗りたいアトラクションがあり、最後に1時間半くらい単独行動をとった。乗りたかったのはリニューアルしたスターツアーズであった。その単独行動中に一人で来ている人を2人、見かけた。そのとき一人の東京ディズニーリゾートもよいかな、と思った。そして、金曜夜だからかスーツにネクタイの、会社帰りらしい人たちも見かけた。勤務帰りの東京ディズニーリゾート、うらやましく感じた。もし東京勤務になったら単身赴任だろうから年パスを買って楽しむのもいいな、と思ったのだが、当時の業務では東京勤務はまずなく、空絵事にすぎなかった。その約1年半後、本当に東京勤務になるとは想像もしていなかった。
異動、東京での勤務地の最寄り駅は新木場で、舞浜へはたった2駅である。子供が高校生なので当然のごとく単身赴任となった。住まい、どこから探すか? 会社の家賃補助は安い。新木場から都内方向は家賃が高めなので千葉方面が候補のひとつになる。武蔵野線は電車が少なくて混む、と聞いて自然と京葉線の千葉方面に目が行った。千葉方面だと舞浜駅を挟むことになる。つまり、東京ディズニーリゾートまで通勤定期で行け、会社帰りに寄れる。もうこのとき東京ディズニーリゾート通いを意識していたのである。
辞令が出たのは4月だけど諸般の事情で実際に引っ越したのは6月。勤務が落ち着いた7月初めに東京ディズニーリゾートの2パーク年間パスポートを購入した。単身赴任で楽しむ東京ディズニーリゾートの始まりである。
なお、サブタイトルには”単身赴任”とあるが、これは「男一人」と置き換えても差し支えない。また、女性一人でもよい。あるいは家族、グループなど読まれる方の立場が違っても楽しめるように書いているつもりである。
・キツネの年間パスポート購入記
キツネの舞浜ガイド
舞浜で見かけたもの
・葉っぱの隠れミッキー (トムソーヤ島)
・隠れキャラクター
・アラビアンコーストの鍛冶屋
・ファンカストとキャラクターが一緒になったら?
・花火、夢のかけら
・これなあに? ミステリアスアイランドのタイヤと油漏れの跡
・滅多にない景色?(マーメイドラグーン)
・夜のシンデレラ城 シンデレラのフェアリーテイル・ホール
・フェアリーテイルホールのタイル 金のタイルが使われています。
・関係者専用 関係者以外立ち入り禁止、英語で見ると・・・?
タワー・オブ・テラー内のを追加しました。
・不揃いの椅子
・オリエンタルランドの文字
アトラクションの話
・スター・ツアーズ、スパイの話
・スペース・マウンテン 最終・・・の話
・カリブの海賊、貸し切り
・スター・ツアーズの貸し切り
・レイア姫の復活(スター・ツアーズ)
・アリスのティーパーティーの話
・
・センター・オブ・ジ・アースの案内ツアー
・タワー・オブ・テラーの案内ツアー
・タートルトーク 受け狙い?の結果
・ジェットコースターのバック(ビッグサンダー・マウンテン)
・がらあきのビッグ・サンダー・マウンテン。そして・・・
・素敵なあなたに (マジックランプシアターにて)
・タワー・オブ・テラー Level13の最終回
・タワー・オブ・テラーでのできごと
・スティッチ・エンカウンター、スティッチからの指名
・スティッチ・エンカウンター、指名する人はだれが決める?
・スティッチ・エンカウンター、手紙への対応? グループへの対応がちょっとだけ、でも大きく変わりました。
・マーメイドラグーンシアターの常連さん
・アリエルからの投げキッス
・アリエルからの投げキッス2 隣のお兄さんの話
・アストロブラスター(バズライトイヤーのアストロブラスター)高得点への道
意外と点数が上がらないのがアストロブラスターです。高得点へのコツ、紹介します。
・アストロブラスター100万点
条件付き(途中停止あり)ながら100万点(カウンターは99999点)に到達しました。
・アストロブラスター100万点 その2
途中停止なしで100万点(カウンターは99999点)に到達しました。
・アストロブラスターの隠しターゲット
20万点の隠しターゲットに噂がありますが、真相は?
・戦友 (アストロブラスター)
アストロブラスターにも常連さんが何人もいます。その話です。
・祝300回
私は年間パスポート利用者としてはアトラクション利用が多い方だと思います。アトラクション利用300回目の出来事です。
システム調整の話。
・センター・オブ・ジ・アース その1
・センター・オブ・ジ・アース その2
・マーメイドラグーンシアター その1
・マーメイドラグーンシアター その2
・マーメイドラグーンシアター その3
そのほかの話
・サプライズファストパス
滅多に出ないサプライズファストパス、ようやく手に入れました。
・ストームライダーの最終日
・スタージェットの最終日
舞浜でのできごと
・カメラバッグのアリエル
・ねだってる~(スズメの話)
・ぽっちゃりのアリエル (マーメイドラグーンシアターにて)
・マーメイドラグーンでのグーフィー
・覚えられると・・・ (スティッチエンカウンター)
・ネクタイで行くと・・・
・ラウンジの素敵なひと
・安全への処置 バーカウンターにて
・おじさーん、写真撮って~ トムソーヤ島にて
・ストローの話。そしてかわいいキツネさん (テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ)
・ホットバタードラムの話 (マゼランズラウンジ)
・ピアスの話(ガラスの靴)
・初めての年間パスポート
・きつねが2人で行くと?(ディズニーリゾート、やっぱり家族で行くゆこう)
キャラクタの意外な一面?
・キャラクターに抱きつかれた話 (モンキー)
・エントランスでのできごと (プーさん)
季節限定の話
・デディ・ルーズヴェルト・ラウンジのハンバーガー(2017年 春~夏)
・大きな熊(Duffyの話)
ちょっと怖い話
・舞浜リゾートでの怪談(創作) これは私の創作であり、実話ではありません。
・ネコの狩り (多少ショッキングな内容と写真を含みます。御注意ください。)
ちょっと良い話
・出口で礼
・感激の涙 マーメイドラグーンシアターにて
キツネのアトラクション案内
ディズニーランド
・マークトウェイン
・バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
ディズニーシー
・タワー・オブ・テラー
・トイ・ストーリー・マニア!
・ソアリン
・マーメイドラグーンシアター
(HP 本体と共用していますので、舞浜と関係ない記事もあります)
舞浜、とぼかしてはいますが、要はディズニーリゾート(ディズニーランド、ディズニーシー)のことです。
作成者: キツネ屋