タートルトーク、受け狙いの結果・・・


タートルトークは、ウミガメのクラッシュと観客の対話を楽しむアトラクションである。その中には観客の質問にクラッシュが答える場面もある。そのときの質問の内容とその答えによって会場全体が笑いに包まれることもある。が・・・、その逆もありえる。

クラッシュへの質問のとき、若い男性が指名された。数人のグループで来ているようだ。クラッシュは最初に質問者の名前を聞く。曰く、
 “ウッディです” 
会場がしらーっとしているのを感じる。続いて、“ぼく、ウッディですけど、どう思いますか?”
クラッシュは冷静に“ウッディって?”と切り返す。思いもしなかった返事だったのか、ウッディ氏、説明が思うようにできない。会場は多少の笑いはあるものの更にしらけてきた。ここでウッディ氏は突然質問を切り替えた。これは普通の質問でもあり、クラッシュも“そういうことか”と軽く言って普通に答えていた。

その後、何事もなかったかのように別の人の質問に答えて終了。そしてクラッシュが退場する。そのとき軽い一言を言うこともあるのだが、今回は・・・
 “ウッディ、途中で質問を変えたこと、ちゃんとわかっていたぞ~”
と。これには会場は大爆笑。ウッディ氏、ここで始めて笑いを取った。

今回のクラッシュ、とても調子がよく、観客への対応にも質問にもすばやくとても面白い回答をしていた。そんなクラッシュから見れば“ウッディです”なんて言う観客をあしらうのは簡単なことなのだろう。多分、こういう受け狙いの質問、毎回簡単に返されて会場から白い目で見られるだけだろうな、なんて感じてしまった。クラッシュ、一日100回以上質問に答えているはず。この手の回答はお手の物だろう。


余談: スティッチ・エンカウンターでも名前や住んでいる場所で同様のことを言うと観客から白い目で見られます


キツネの舞浜便りに戻る。