プーさんのハニーハント8分待ち、そしてスター・ツアーズの貸し切り
6月上旬、会社帰りの木曜日にTDLに行った。パーク内はがら空きに近い状態で、ティーカップは3人のグループがそれぞれ別のカップに乗る、という貸し切り状態であった。ホーンテッドマンションは13分、そしてぷーさんのハニーハントは8分だった。この数字は“ハチ”の語呂合わせであるが、実際の待ち時間はほとんどゼロであった。ひょっとしたら貸し切り? と思ってそれを避けるために途中写真を撮って後ろから声がしたタイミングで乗り場に向かうと丁度3台のポットが無人で出てゆくところだった。もしそのまま進んでいたら・・・この3台で一人、という貸し切り状態になったことだろう。
乗り場では“席の希望はありますか?”と聞かれたので1番目のポットをお願いし、“こんなに空いているのは初めて見る”と言うと、”続けて乗る人もいますよ!”と帰ってきた。後ろの4人組は一つ置いて3番目のポットに乗った。
さてスター・ツアーズである。この日、続けて他のアトラクションに乗り、21:58頃に入った。この時も前後に人はいない。乗り場に行くと前の便が丁度締め切られたところで、次の便の1番ゲートに回った。ここでも席の希望を聞かれ、最前列をお願いした。
そして・・・その後、誰も来ない。1番ゲートは乗り場の入り口だから次にお客が来るとわかるのだか、その気配がない。出発時間が近づいて、キャストさんに“誰も来ませんね”と聞いてみたところ”足音も気配もしませんね”、と。そして、“一人だけど乗りますか?”と聞かれる。
一瞬迷う。正直、ちょっと寂しい。でも、乗ることにした。スター・ツアーズで貸し切りなんて今後そんなにあるとも思えないからである。丁度私が乗る頃に次のお客が来たが締め切った後。次のお客は一人で来た若い女性であった。ちょっと残念?
いよいよ搭乗である。キャストさんによると、スター・ツアーズで貸し切りは滅多にない、とのことである。席、一番前ではなくて2列目に入ることにした。キャストさんの安全確認、いつもと同じように進めようとするが、ちょっと勝手が違う。私が常連であるのは分かっているようでやりにくそうだった。
出港時、スパイがいる、ということで捜索され、写真が出る。乗客は私一人、当然私がスパイにされる。もしほかの人の写真が写ったら幽霊? それはそれで面白いことになるがそれなかった。
その後のアトラクションは当然いつもの通り。降りるとき、貸し切り状態であることは分かっていたようで、出口のキャストさんからも“(一人は)初めてでしたか”などと聞かれる。“やはりにぎやかな方がいいですね”、などと答える。そして“次の便もそうだったのでは?”と聞いてみるとあれから別の乗客が来たそうだ。
スター・ツアーズでの貸し切り、滅多にないことではある。その意味で貴重だけど、やっぱりアトラクションはにぎやかな方が良い。キャストさんは“(誰もいないのだから)騒いでで見るのも面白いのでは”と言ってくれたけど・・・これは余計寂しい気もする。
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