ディズニーにネクタイで行くと・・・

私は以前、仕事帰りにはネクタイ姿でディズニーリゾートに行っていた。職場にはネクタイで。明確な決まりがあるわけではないが、けじめとしてネクタイで通っていた。そして、仕事帰りにそのままディズニーに寄るのでネクタイ姿だったわけである。

さて、ディズニーシーでは私はラウンジによく行く。ラウンジはホテルのバーのような感じであり、私は必ずカウンターに座っている。カウンター内にはバーテンダーさんがいて、てがあいているときなど比較的会話はしやすい。ラウンジにはウェイトレスさんもいるのだが、話す機会は非常に少なく、あまり覚えていない。ちょっと申し訳ない気もするのだが・・・。ある日マゼランズラウンジに新しいバーテンダーさんが増えた。増えたと言っても元はウェイトレスだった人である。少し前にウェイトレスのコスチュームでカクテルを作る練習をしているのでわかった。そして、今回バーテンダーとして勤務するようになったそうである。

バーテンダーさんになると作業の合間などで会話しやすい。そのとき話してくれたこと、私が

「最初に覚えたお客様です。」

ということであった。理由、私がいい男だから、というはずはなくて、平日はいつもネクタイ姿だったからである。ディズニーシー、というよりディズニーリゾートでネクタイ姿の人はもちろんいるが、非常に少ない。そんな服装で何回か行けば嫌でも覚えるだろう。でも、最初に覚えたお客、と言われて悪い気はしない。
ネクタイでディズニーリゾートに行くこと。キャストさんに覚えられやすいことは悪いことではない。但し、目立つことには違いない。そして、ディズニーリゾートでのネクタイ姿、正直少し浮いていると思う。だけどキャストさんのコスチュームも一部ネクタイ姿なのだからふさわしくない、というほどのことでもないだろう。ならば会社帰りのネクタイ、最大限に利用するのも良いと思う。ネクタイのおかげで多くのキャストさんに覚えてもらったのだから。

ディズニーでのネクタイ。上着はブレザーにして、ネクタイもやや派手なのを選んで少しでもビジネスらしさを軽くしている。

余談になるが・・・ネクタイ故か、何回かキャストさんに間違えられている。

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