6月15日から参加申し込みの受付がはじまりました。申し込み締切は10月9日です。早めの申し込みをお願いします。

主催者にメールするメーラーが起動します

全国研の2日間、存分に語りあい、学びあいましょう。

会場参加を充実+オンラインも用意!第59回全国学童保育研究集会

全国研ポスター

全国研ぜんこくけんへようこそ!

第59回全国学童保育研究集会、通称「全国研(ぜんこくけん)」を2024年11月16日(土)と17日(日)に開催します!

このホームページでは、主催者からのお知らせ、開催概要、全体会や分科会一覧、申し込み方法など、全国研に関わる情報をお届けします。

一堂に会し、1年に1回、2日間交流し、共に学びあう場

「ぜんこくけん」とは、「全国学童保育研究集会」(主催・全国学童保育連絡協議会。以下、全国研)の通称です。保護者、指導員、運営者や自治体職員、研究者の方々などが一堂に会し、1年に1回、2日間にわたって交流し、共に学びあう研究集会です。

広く一般に開かれた、参加者一人ひとりが主役の研究集会

全国研は、「広く一般に開かれた研究集会」「学童保育の当事者の切実な願いにもとづいて開かれる、当事者の研究集会」であり、なにより、「参加者一人ひとりが主役の研究集会」であることを大切にしてきました。全国研での学びや交流が、「わが子にとって学童保育があってよかった」「専門職としていい仕事をしたい」という思いや願いを育み、参加者の確信につながり、それが学童保育の生活内容や施策を改善する力の源にもなっています。

よりよい学童保育を求め、つくり、守っていくうえでの原動力

第1回の全国研が開催されたのは1964年のこと。「学童保育をもっとよくしていきたい」「ほかの地域の学童保育の様子を知りたい」「働きながらの子育てをする保護者、学童保育で働く指導員が交流できる場をつくろう」という思いと願いが、全国研の出発点です。その後、この思いと願いは多くの人々によって受け継がれ、現在も「よりよい学童保育を求め、つくり、守っていくうえでの原動力」になっています。

会場参加の部分を拡大、ぜひ誘いあってご参加ください

第58回全国研では、会場での参加者から、「講義や報告を聞いただけではわからなかったことが参加者との質疑応答で深められていき、まさに、皆さんと共につくっていく分科会だなぁと実感しました」「全国研が復活した! と実感しました。やはりこうして大勢が集まるとそれだけでパワーになりますね」「以前のように圧倒的な人並みのなかでの全国研ではありませんでしたが、対面での全国研は緊張感もあり笑いもあり、本当によかったです! また来年を楽しみにしています」など、たくさんの感想が寄せられました。そして、「子どもたちの顔を見るのが楽しみになりました」という感想が、会場参加、オンライン参加を問わず、聞かれました。第59回全国研では、ぜひ会場に集まって、これまで全国研で大切にしてきた「参加者同士の交流」も含めた主体的な学びの場を!! そんな思いで準備を進めています。

    • 2024.6.15
    • 参加申込受付開始
    • 第59回全国学童保育研究集会の参加申し込みの受付を開始しました。申し込み締め切りは10月9日です。早めのお申し込みをお願いします。
    • 2024.6.12
    • リーフレット掲載
    • 保護者と指導員が共に全国研を開催・参加し、話しあいながら、子ども観、保育観についての相互理解を深めていければと思っています。まずはリーフレットを手にして、全国研をみんなの話題にしてみませんか? 【ダウンロードダウンロードへ】
    • 2024.5.8
    • 後 援こども家庭庁
    • 第59回全国学童保育研究集会への、こども家庭庁後援の名義の使用が、承認されました。
    • 2024.3.18
    • ホームページ開設
    • このホームページでは、主催者からのお知らせ、開催概要、全体会や分科会一覧、申し込み方法など、全国研に関わる情報をお届けします。

お知らせ一覧を見る

全体会

 2024年11月16日(土)12:30~16:30

 倉敷市民会館(岡山県倉敷市)& オンライン配信

全体会のみ、後日
オンデマンド配信あり
  • 全体会
  • 2024年11月16日(土)12:30~16:30
  • Zoomによるオンライン開催全体会のみ、後日
    オンデマンド配信あり
  • 開会行事/特別報告/基調報告/『日本の学童ほいく』普及拡大アピール ほか
  • 記念講演
  • 15:00~
    • 子どもも大人も育つ学童保育思いっきりあそび、人生の土台をつくる
    • 川地亜弥子(神戸大学)
  • 発達理論をふまえた子どものエピソードを中心に、子どもが自分の生活を自分の言葉で語ること、表現すること、そして学童期の子どもの成長過程に伴走する大人がそれを受けとめること、待つこともまじえて、「子どもも大人も育つ学童保育 ― 思いっきりあそび、人生の土台をつくる ― 」と題して記念講演をしていただきます。

講師写真

<プロフィール>

京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学博士)。聖母女学院短期大学、大阪電気通信大学を経て、現在神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。子どもの生活と発達と表現に注目して研究している。最近の著書として『子どもとつくるわくわく実践―ねがいひろがる教育・保育・療育―』(全障研出版部、単著)、『時代を拓いた教師たちIII』(日本標準、共編著)、『みんなのねがいでつくる学校』(クリエイツかもがわ、解説)など。京都市の学童保育所で親子共々たいへんお世話になりました。

分科会

 2024年11月17日(日)10:00~16:00

 ※分科会により、会場開催とオンライン開催に分けて実施します

  • 会場開催の分科会(27テーマ)
    • 終日・対面のみで実施
    • 会場:川崎医療福祉大学(岡山県倉敷市)
    • 10:00~16:00
  • オンライン開催の分科会(16テーマ)
    • オンラインのみで実施
    • 終日の分科会 10:00~16:00
    • AMの分科会 10:00~12:30
    • PMの分科会 13:30~16:00
    • AM・PMの分科会は組み合わせ可
  • 参加費4,000円(消費税課税対象外)
  • ・1日のみの参加・両日参加、会場参加・オンライン参加、後日オンデマンド配信のみ視聴、いずれでも同額です。
  • 主 催全国学童保育連絡協議会 岡山県学童保育連絡協議会
  • 後 援岡山県・岡山県教育委員会・倉敷市・倉敷市教育委員会・岡山市・岡山市教育委員会 こども家庭庁

会場参加の方への注意事項など

  • 全体会会場、分科会会場ともに、駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
  • 宿泊などは各自で手配してください。
  • 2日目の分科会会場にて、業者によるお弁当(1,000円お茶付)の販売を行います。数には限りがありますので、売り切れの場合はご容赦ください。
  • 両日とも、保育はありません。
  • 11月上旬を目途に、参加票と討議資料を郵送します。分科会資料は会場でお渡しします。

  • 会場参加の方へのお願い
  • 〔レポート 資料〕・分科会に参加者が自主的にレポートや資料を用意されることは大歓迎です。ただし、印刷は当日、会場ではできませんので、必ずご自身で事前に印刷して持ち込んでください(印刷枚数は11月13日〔水〕までに全国学童保育連絡協議会まで問い合わせてください)。
    ・分科会会場では、まず世話人にレポート・資料の持ち込みの旨を伝え、世話人を通して参加者に配布してもらってください。なお、1日目(土)に世話人にわたしたいので、できましたら1日目に全体会本部に2部お持ちください。
  • 〔販 売〕・販売は、実践や運動の記録に限ります。販売を希望される方は、それぞれの都道府県連絡協議会または全国学童保育連絡協議会事務局に、11月8日(金)までに申し込んでください。
    ・販売は、用意してある販売場所に限ってお願いいたします。販売物は、全国学童保育連絡協議会に1部寄贈することをお願いいたします。
  • 〔チラシ配布 署名・募金 カンパニアなど〕・これらの活動を行うことは集会運営に支障となりますので、認めていません。全国からの参加者にとって研究・学習の有意義な場となるよう集会を運営しています。ご理解とご協力をお願いします。

オンライン参加の方への注意事項など

  • オンラインweb会議システム (『Zoom』)を使用します。事前にパソコンやタブレット、スマートフォン等、当日使用する端末機器に『Zoom』アプリをインストールし、動作確認を行うとともに、受信する場所のインターネット環境をご確認ください。
  • * インストールやアプリの使用は無料ですが、通信費等が発生します。こちらは各自でご負担ください。*インストールはZoomの公式ホームページでできます(ここをクリックし、Zoom デスクトップ クライアント(もしくは、Zoom Desktop Client)をダウンロードしてください)。
  • 1台のパソコン(またはタブレット、スマートフォン等)から複数人で参加することもできます。ただし、参加費は1名につき4,000円、参加者全員それぞれの申し込みが必要です。
  • 11月上旬を目途に、オンライン参加に必要な事項を、申し込み時に登録したメールアドレスあてに発信します。参加票と討議資料、分科会資料は郵送します。

  • オンライン参加の方へのお願い
  • 〔レポート 資料〕・分科会に参加者が自主的にレポートや資料を用意すること、画面共有をすることはできません。
  • 〔チラシ配布 署名・募金 カンパニアなど〕・これらの活動を行うことは集会運営に支障となりますので、認めていません。全国からの参加者にとって研究・学習の有意義な場となるよう集会を運営しています。ご理解とご協力をお願いします。

岡山駅からのアクセス

1116日(土)全体会会場

倉敷市民会館

  • 最寄り駅:山陽本線・伯備線「倉敷」駅下車
  • 南口から徒歩25分
  • バスでお越しになる場合は、「倉敷駅前」⇒ 両備バス 倉敷循環線右回り(C1 市役所方面行)など ⇒「大原美術館前」下車・徒歩10分
1117日(日)分科会会場

川崎医療福祉大学

  • 最寄り駅:山陽本線・伯備線「中庄」駅下車、北口から徒歩15分

会場開催の分科会と、オンライン開催の分科会があります

  • 会場開催の分科会は会場(川崎医療福祉大学)でのみ、参加できます。オンライン配信は行いません。
  • オンライン開催の分科会は終日AMPMの分科会があります。終日の分科会を選んだ場合、AMPMの分科会は選べませんAMの分科会とPMの分科会は、組み合わせて選ぶこともできます(例: AM は第1分科会①、PM は第14分科会②に参加……など)。



1117日(日)分科会

会場開催とオンライン開催に分けて実施


子どもの権利条約が日本で批准されてから30年。私たちは、子どもの権利条約の一般原則とされている「生命、生存及び発達に関する権利」「子どもの最善の利益」「子どもの意見の尊重」「差別の禁止」を大切にしてよりよい学童保育づくりをつづけてきました。いま、「子どもの声を聴く」ことをあらためて大事にしながら、それぞれの分科会で学び、交流しましょう。

希望する分科会を選んでご参加ください

  • 分科会の開催方法・開催時間は以下の通りです
  • 開催区分の説明:岡山会場開催(川崎医療福祉大学)、Zoomオンライン開催(インターネットを介したweb会議システム 『Zoom』)
  • 時間帯区分の説明:終日10:00~16:00AM10:00~12:30PM13:30~16:00
    • 開催
    • 時間帯
    • 分科会
    • 分科会タイトル
    • 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
    • Zoom
    • AM
    • 1-①
    • 学童保育ってなぁに?今日の子育てと学童保育の役割
    • 子育て環境の現状、保護者の仕事・職場や就労の実態をふまえて、学童保育の役割と保護者と指導員が共に子どもを育てる学童保育のあり方を学びます。
    • Zoom
    • PM
    • 1-②
    • 保護者と指導員で学童保育をもっとよりよく
    • 「子どもが安心して生活できる学童保育にしたい」と願い、学童保育の生活内容をつくり、運営や条件整備に取り組むにあたって、保護者と指導員がどのようにかかわるか、そして保護者会(父母会)と指導員の役割を学びます。
    • Zoom
    • 終日
    • 1-③
    • 学童保育指導員の仕事ってなぁに?
    • 指導員の仕事とはなにかを確かめ、仕事に必要な打ち合わせや記録などの日々の実務やその意味、そして学童保育をよりよくしていくうえで指導員に必要なこと・大切にしたいことを学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 1-④
    • 学童保育の生活大切にしたいこと
    • 学童保育で子どもにどのような生活を保障するか、そして保護者が安心して働くために、学童保育で大切にしたいことはなにかを学びます。

一人ひとりの子どもの学童保育での生活を保障し、保護者が安心して子育てと仕事等を両立できるために大切にしたいことを、実践を交流しながら学びあいます。


    • 開催
    • 時間帯
    • 分科会
    • 分科会タイトル
    • 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
    • 岡山
    • 終日
    • 2-①
    • 子ども理解の視点と安心できる関係づくり
    • 一人ひとりの子どもと指導員との関係から生まれる安心感をもとにした、継続的で安定した毎日の生活をつくるために、一人ひとりの子どもをどのように理解するか、子ども同士の関係をつくるうえで大切にしたいことを学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-②
    • 学童保育の生活の見通しと流れ
    • 学童保育で子どもにどのような生活を保障するか、そして保護者が安心して働くために、学童保育で大切にしたいことはなにかを学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-③
    • 学童保育の生活とあそび
    • 学童保育の生活のなかで、子どもはあそびを楽しみ、いろいろな発見をしたり、学童保育のなかの人間関係などを育み、成長していきます。日々の生活のなかで子ども自身が主体的にあそぶことの大切さ、また指導員があそびに関わる意味や配慮すべき点を学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-④
    • 子どもたちの生活を伝え、保護者とともに育てる
    • 子どもの生活の様子や指導員のかかわりを保護者に伝えること、保護者の生活や思いを受けとめ、指導員と保護者がともに子どもを育てることの大切さを学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-⑤
    • 高学年にとっての学童保育
    • 思春期を迎える高学年の子どもの学校や家庭、地域での過ごし方、子どもの思い・願いを理解しながら、1年生から6年生の子どもが過ごす場である学童保育で大切にしたいことを学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-⑥
    • 学童保育の生活づくりと食
    • 学童保育に通う子どもにとって、おやつはとても楽しみな時間です。「手づくりおやつ」ができる環境になくても、子どもがおやつづくりの計画に参加することができる視点や、食は文化にかかわることも含めて、「学童保育の生活における食とはなにか」「子どもたちの育ちにどのような影響を持つのか」について学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-⑦
    • 障害のある子どもにとっての学童保育
    • 障害のある子どもが入所している学童保育での生活づくりの実践を交流し、指導員の働きかけで大切にしたいことを学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-⑧
    • 学童保育の「安全」を考える
    • 学童保育の生活において、子どもの命と安全を守るためには、子ども自らが身を守る力(感覚・判断・身体能力)を付けられるように、適切な保護や援助を行うことが必要です。それぞれの実践を交流し、子ども・指導員・保護者がともにつくりあげる学童保育の「安全」について学びあいます。
    • 岡山
    • 終日
    • 2-⑨
    • 子ども理解と心のケア助言者・池田美樹(桜美林大学)
    • 多発する災害、コロナ禍で、心に痛手を受けた子どもに見られる行動や、その子どもやその周囲の大人(保護者や指導員)に対して心がけること、支援者たちをどのように支えていくかについて考えます。助言者を迎え、実践を交流し、学びあいます。
    • 開催
    • 時間帯
    • 分科会
    • 分科会タイトル
    • 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
    • 岡山
    • 終日
    • 3-①
    • つながる“わ”保護者会・父母会の役割と活動
    • 学童保育を充実・発展させる保護者会・父母会の活動を交流し、保護者会・父母会の役割と大切さを確かめます。
    • 岡山
    • 終日
    • 3-②
    • 市区町村の連絡協議会づくりと活性化
    • 連絡協議会の活動を持続・発展させるための工夫、保護者・指導員が「あってよかった」と実感した経験を交流し、市区町村・都道府県の連絡協議会の役割と大切さを確かめます。
    • Zoom
    • 終日
    • 公立公営の学童保育意義と役割
    • 公立公営の学童保育の実態と課題、保護者と指導員が生活内容と施策をどう充実させていくのかを交流し、公立公営の学童保育の意義・役割を確かめます。
    • Zoom
    • 終日
    • 保護者が運営する学童保育役割と改善の課題
    • 保護者が運営する学童保育では、指導員や地域と連携し、さまざまな工夫をしながら役割を果たしていますが、保護者の負担軽減が大きな課題になっています。保護者が担っている役割と行政の公的責任のあり方について交流します。また、安定運営や負担軽減の名目で合同運営や法人格の取得が検討されていることについても、取り上げます。
    • 岡山
    • 終日
    • 運営主体の変更・多様化する学童保育実態と改善の課題
    • 一つの市町村のなかでも公営・保護者会運営・法人運営等、さまざまな運営体が混在する自治体があるなど、多様化しています。さらに、運営主体の変更や、既存の法人に運営を譲渡するなどの動きも出ています。どういう運営体であれ、学童保育の当事者の願いを大切に、保育内容の標準化を図り、行政の公的責任がどうあるべきかを確かめることで、学童保育施策の実態と改善の課題を考えます。
    • 岡山
    • 終日
    • 学童保育の公的責任を考える委託・指定管理の問題点助言者・木村雅英(大阪自治体問題研究所)
    • 公設学童保育では、「人材確保・運営の効率化・サービスの拡充」などの理由で民間委託・指定管理者の運営が広がっています。民設の補助事業の学童保育でも、新たな民間事業者による運営が増えています。そのなかでも、学童保育の公共性・公務性を重視し、学童保育の当事者の願いや行政の公的責任がどうあるべきかを確かめることで、学童保育施策の実態と改善の課題を考えます。
    • 岡山
    • 終日
    • 子どもの放課後・地域生活を考える助言者・阿比留久美(早稲田大学)
    • 子どもにとって放課後・地域生活とはどのような時間なのかをまず共有します。この時間を支える大人(指導員や保護者、地域の方々)が大切にしたい視点とはなにかを確かめ、学童保育でできること・地域との連携で可能になることなど、子どもが主体的に生活できる環境をどうつくりあげていけるかを考えます。
    • Zoom
    • 終日
    • よりよい施設を子どもたちに毎日の生活の場
    • 施設・設備の実態と課題について、国の基準や「放課後児童クラブ運営指針」をふまえて、改善運動や工夫を交流し、学童期の子どもの「生活の場」にふさわしい学童保育の施設・設備のあり方を確かめます。
    • Zoom
    • 終日
    • 10
    • 子ども集団の規模を考える「40人以下」の実現を考える
    • 子ども集団の規模の上限を超えて、大規模化した学童保育は、子どもたちに深刻な影響を与えます。国の基準や「放課後児童クラブ運営指針」で示された「子どもの人数はおおむね40人以下」を実現するための新設、分割の必要性とあり方を考えます。
    • 岡山
    • 終日
    • 11
    • 学童保育の制度と施策の拡充の課題
    • この間、「こども基本法」「こども大綱」など子ども政策が大きく変わろうとしています。こども家庭庁は「放課後児童対策パッケージ」を策定し、令和6年度予算においては、「運営費における常勤職員配置の改善」を示しました。「こども計画」で制度や施策がどのように変わるのかを学び、交流から学童保育の制度・施策の現状と課題を明らかにし、行政の公的責任を求める運動の課題を確かめます。
    • 岡山
    • 終日
    • 12
    • 指導員の専任・常勤・複数体制、労働条件
    • 子どもたちに「生活の場」を保障するためには、専門的な知識や技能を身につけた専任・常勤の指導員が複数配置されることが必要です。指導員の専任・常勤・複数体制の意義と実現に向けた取り組みの必要性を確かめます。
    • 岡山
    • 終日
    • 13
    • 指導員の職場づくりと指導員組織
    • 指導員の仕事に必要とされる「連携・協力」「学びあい」の実態を交流して、「職場づくり」の課題、指導員同士が学び、支えあうための指導員組織の必要性やあり方について確かめます。
    • 開催
    • 時間帯
    • 分科会
    • 分科会タイトル
    • 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
    • Zoom
    • AM
    • 14-①
    • 障害のある子どもの理解と受け入れ講師・松浦淳(青森中央短期大学)
    • 障害のある子どもの権利を保障し、保護者の思いを受けとめ、学童保育で生活するにあたって大切にしたい視点や必要な条件整備、2016年施行の「障害者差別解消法」について学びます。
    • Zoom
    • PM
    • 14-②
    • 発達障害のある子どもの理解と支援講師・三木裕和(立命館大学)
    • 発達障害のある子どもの理解を深め、学童保育での生活、子ども同士のかかわり、指導員とのかかわりで大切にしたいこと、保育するうえで求められることを学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 14-③
    • 地域の専門機関・専門職等との連携講師・佐々木将芳(静岡県立大学短期大学部)
    • 障害のある子どもとの生活づくりに必要な関係機関はどのようなものがあるのか、また関係機関との連携のあり方について学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 15
    • 高学年の子どもたちの生活と理解講師・二宮衆一(和歌山大学)
    • 高学年の子どもの心と身体の特徴、生活、願い・思いを確かめ、高学年の子どもたちに保障したい放課後の生活や、学童保育や家庭で大切にしたいことを学びます。
    • Zoom
    • 終日
    • 16
    • 子どもの権利を学ぶ講師・齋藤史夫(元東京家政学院大学)
    • 子どもが一人の人間として、命を守られ、成長する権利、最善の利益と意見を尊重することなどが「子どもの権利条約」でうたわれています。子ども一人ひとりの声を聴き、子ども自身の判断や考えを尊重するために、学童保育や家庭で大切にしたい子どもの権利を学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 17
    • 今日の子どもの問題を考える講師・松田洋介(大東文化大学)
    • SNSをはじめとしたインターネットの利用や、いじめ、不登校、引きこもり、学級崩壊、少年犯罪など、今日の子どもをめぐる状況を明らかにし、子ども理解を深めることの大切さ、子育てや教育の課題を学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 18
    • 学童保育と学校保護者と指導員と教師のかかわり講師・西田 佳(東京・小学校教諭)
    • 今日の学校・教師・子どもをめぐる実態や動向、子育ての願いや子どもの生活を保護者・指導員・教師が伝えあうことの大切さを、それぞれの実践から学びます。
    • Zoom
    • AM
    • 19
    • 子どもの気持ちに気づく家庭で、学童保育で講師・杉田真衣(東京都立大学)
    • 働きながら子育てをしている保護者の状況や思い、願いもふまえ、一人ひとりの子どもの思いや気持ちに耳をかたむけ、気づくこと、理解を深めること、信頼関係を築いていくことの大切さを学びます。
    • Zoom
    • PM
    • 20
    • 性について考える講師・宇野香織(岡山・助産師)
    • からだと心が大きく変化・成長する児童期に、からだと心の変化・成長についての基礎知識をはじめ、生活をともにする大人・保護者が学んでおきたいこと、配慮したいこと、大切にしたいことを学びます。
    • Zoom
    • AM
    • 21
    • 子どもの発達と学力講師・神代健彦(京都教育大学)
    • 子どもの成長・発達についての知識をもとに、学力とはなにか、学力の土台になるもの、子どもの発達を保障するために家庭・学童保育・学校で大切にしたいことを学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 22
    • 子どもとあそび講師・代田盛一郎(大阪健康福祉短期大学)
    • あそびを中心とした幼児期の生活から、学童期は学びの要素が増えてきます。日々の生活やあそびのなかに、仕事や学びにつながる要素があります。そして、人やモノ、社会とかかわりあい、成長発達していきます。子どもにとってのあそび・仕事・学びの大切さと、大人のかかわりを考えあいます。
    • Zoom
    • PM
    • 23
    • 子どものからだと生活講師・鎌田克信(東北福祉大学)
    • 生活様式・社会状況の変化とともに、さまざまな問題が生じています。今日の子どものからだの特徴、成長期にある子どもの健康について考えるうえで家庭・学童保育・学校で大切にしたいことを学びます。
    • Zoom
    • AM
    • 24
    • 学童期の子どもと食講師・高橋比呂映(宮城学院女子大学)
    • 子どもが食事づくりに参加することの視点、食は文化にかかわる基本であることも含めて、「学童期の子どもにとって食とは何か」「子どもたちの育ちにどのような影響を持つのか」について学びます。
    • 岡山
    • 終日
    • 25
    • 働きながらの子育てと家族・家庭講師・池添 素(NPO 法人福祉広場)
    • 働きながら子育てをしている保護者の状況、仕事・職場の実態をふまえ、家族・家庭の役割、働きながら子育てする環境を築くうえで大切なことについて学びます。
    • Zoom
    • PM
    • 26
    • 困難を抱える家庭を支える学童保育講師・谷口由希子(名古屋市立大学)
    • 「子どもの貧困」「児童虐待」についての実態と課題を学び、どの子どもにとっても安心して過ごせる場所であり、困難を抱える子どもや保護者を支える学童保育の役割について考えます。
    • 岡山
    • 終日
    • 27
    • 社会保障・児童福祉、自治体をめぐる政策動向と課題講師・石原剛志(静岡大学)
    • 社会保障の現状と課題、公的保育制度の動向、権利としての福祉、今日の自治体の政策動向と国や自治体の役割と責務、子育てと仕事等を両立することの保障を確立するための運動の課題を学びます。
    • 開催
    • 時間帯
    • 分科会
    • 分科会タイトル
    • 学習・交流のねらい 〔分科会の概要〕
    • 岡山
    • 終日
    • 特設(A)
    • 学童保育の防災~災害への備えを考える助言者・野津 牧(名古屋市熱田福祉会危機管理ガイドラインアドバイザー・元名古屋短期大学)
    • 突然の災害。子ども・指導員・保護者の命と安全を守れるかどうかは、日頃の備えにかかっています。防災のためには学童保育所ごとに安全計画をふりかえり、検証を重ねてつくり直し、共有しておくことが必要です。緊急時に対応するためにも日頃の生活づくり、施設の運営管理、施策の改善の3つの側面から交流します。
    • 岡山
    • 終日
    • 特設(B)
    • 【開催地企画】学童保育の質の向上の実現を~行政とともに助言者・住野好久(中国学園大学)
    • いまこそ、学童保育の質の向上を! 保護者や指導員の願いは実現できる‼ 岡山の保護者・指導員の願いが、岡山県学童保育連絡協議会の 10 年の取り組みで実現しました。作業療法士連携、施設改善、災害時の対応の3つのセッションで共有します。