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「http://www2s.biglobe.ne.jp/~NITE_DAY/200112nikki_1.htm#2001/12/XX」
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12月1日(土)晴れ
▼休日出勤。よって内親王御誕生もネットで逐一拾い集めてました。昨日のジョージの死もネットで知ったんだよなあ。こう書くといかにもネット漬けっぽく聞こえるんだけど、テレビあんまり見ないってのもあるんだけどね。実際大学生の半分ぐらいはテレビのない生活だったし。
 テレビだと、「ただいま誰々が宮内庁に入っていきまーす」などと本質と関係ないことばかり延々と流されて大事なことがほとんどわからないことが多いので、やっぱりネットは大事よ。天候や事故の情報なんて特に。
▼午後八時に会社を出て銀座へ。(94)
ナンバーガール『SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT』
 え〜と、まずこちらをご覧下さい。特にナンキチ(ナンバーガールキチガイ)の皆様。1999年6月24日の日記です。
 読まれましたか? ええ、こいついったい何を書いてるんだ。何が言いたいんだ、ってなレビューでございましょ。失礼にも中尾憲太郎氏の名前に突っ込んだりなんかして。
 改めて読むと何を書けばいいのか四苦八苦している様が読みとれますなあ。理由として、歌詞が聞き取れないために、向井が何を訴えかけたいという論点で書きにくかったこと。そしてハードコアというジャンルの音楽自体聴き慣れていないために、音楽を語るための言葉も獲得できなかった、ということですね。
 リベンジしたいってことじゃありませんが、今回『透明少女』を含むこのアルバムについて書きます。
 今度は向井の手書きの歌詞が付いているためにいろいろ判断ができるのですが……いや、、あんまり歌詞はこの際関係なくなってしまいましたな。実際のところ、僕が『透明少女』だけピンとこなかっただけで、『タッチ』『狂って候』『転校生』みたいに、(パンクの曲としては)やや長めの、空間の広がりを持った曲には惹かれたし。これは確かにライブで聴いたらもっと迫力ありそうですね。いちばん好きだ、と現時点で思えるのは『桜のダンス』なんですけど。このリフはひさ子さんが弾いているのでしょうか。

12月2日(日)晴れ
▼休日出勤二日目。咳をしてもひとり。プリンタ出力してもひとり。(静けさを破って遠くで響く音が哀し)、そして地震にあってもひとり。(ちょうど帰ろうとしていた22時20分ごろ)
ナンバーガール『SAPPUKEI』
 中学から高校にかけての時期は、小学生ぐらいまでの時期と比べて隔たりがある。
 小学生までの世界を取り巻いていたのは、「無邪気」と「空想」であり、自分の世界を守ったり侵したりするものの存在に気づかずにいてもよかった。自分が生きて動き回る空間が、外界でも内界でもごく限定されたものだから。
 中学あたりになるとそうもいかない。妄想が幅広く膨らみ、肉体的にも著しく成長を繰り返すものだから、心象を取り巻くものはどんどんいびつになっていく。
 いびつな変化は途中で止まってしまって、大人、と呼ばれるにふさわしい平穏を取り戻す。取り戻したというのは言い換えれば、小さくまとまってしまったということでもあるが。
 さて、ここに、二十代になっても小さくまとまらない四人がいる。
 その四人は縦横無尽に風を切り裂き、膨らみ続ける空間をさらに広げようとビートを刻んでいる。
 僕が『SAPPUKEI』に見たのは、(前作と比較して、などという無粋な言葉をあえて遣ったりするが)そんな「広がる世界」だった。
『URBAN GUITAR SAYONARA』がシングルだとは知りませんでしたよ。アルバム通して聴いて、アルバムに彩りを添えるためにサックスやキーボードを入れたんだと思ってしまいました。
 ドラムのカウント取ってるときのアヒトさんは何と言ってるの?

12月3日(月)晴れ
▼仕事で終電。これから一週間ぐらいは一行日記になりそうです。

12月4日(火)雨のち曇り
▼また終電。目薬をさす暇もなく終電の時間が近づいていた。電車のウィンドウに映る赤い眼をした俺。

12月5日(水)曇り
http://cnn.co.jp/2001/FRINGE/12/02/StripperKickMan.02/index.html

 cnn下ネタ(なのか?)全開面目躍如。
 しっかし毎回適当なurlだな。(だから直に書いてみた)

12月6日(木)雨のち曇り
▼昨日はミニはむズの発売日でしたが、同時にけん♀♂けん『銀座あたりでギン!ギン!ギン!』の発売日でもあります。つんく♂がいかに銀座を歪んだイメージで見ているかがよくわかるタイトルです。しかしあんたら♂だの♀だのって、元プリンスか。(要は銀座に行けないっていう愚痴)

12月7日(金)晴れ
▼会社に泊まり。暖房付けっぱなしのところで寝ていると喉が乾く。

12月8日(土)晴れ
夜の10時ぐらいで出る。ラーメン屋のテレビで『恋のから騒ぎ』を観ていたら菊川怜が出ていた。華々しい経歴の持ち主は、番組の女子集団に馴染むぐらいの溶けこみ方をしていた。喋っているのを初めて観ましたよ。

12月9日(日)晴れ 冷える
▼どうもね、夏の時も思ったけど、なんだかみんなが遊んでいるときにずっと仕事しているような気がするな。八月の盛りにはずっと会社にいたし。世間一般の人が夏休みだと言ってる時期に。
 そして今度は年末だ。今の忙しさは来月ぐらいまで続くらしいし。いや、「来月まで」と区切れるかどうかも、この業界のことだから怪しいし。皆がやれクリスマスだ年末年始の大計画だと言ってる間に、黙々とデスクに向かい、2001年は過ぎていく。
▼これはアレだ。小学校低学年だったとして、学校行事で泊まりがけでキャンプでも合宿でも行ったりして、夜が更けてみんな寝静まっているのに、ひとりだけコーヒー飲み過ぎたか興奮しすぎたかで、いくら目を閉じても眠りの世界に入ることができなくて悶々としてるってな、隣でいびきまでかいて寝ている奴を恨めしそうに見つめているような、そんな感じ。

12月10日(日)晴れ
▼終電帰りは変わらないのですが、やっと昼休みにネット巡回できるぐらいには余裕ができました。って余裕と呼べるのかどうか。
 それにしても、ウェブ上の新聞ニュースに添付されているマーシーやホリケンの画像を見て「この人たちって、こんな顔だったっけ」と困惑してしまうくらいに、お笑い番組を見てない。よって近年にブレイクしたお笑い二人組なんてほとんど、名前を聞いただけで顔が浮かぶなんてことがない。「くず」のどっちが宮迫でどっちが山口なのかわからないくらいで。ましてどっちが雨上がり決死隊でDon Doko Donなのかもわからない。
 いや、わからないことを一発で調べられるからこそのネットなんだけど、やっぱりお笑いの人は動いて喋っているところを認知すべきでしょう。ビジュアルだけ見たってねえ。こうやって体系づけられない知識ってのは身に付かない。いや、それ以前に記憶力がこの上なく悪いだけなんだけど。

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