歴
史 の 旅
小田原城を巡る旅
小田原城天守閣
小田原駅より徒歩約10分
平成11年1月17日撮影
小田原城は、北条早雲がこの城を支配してから5代約100年近くかかって拡大された。その間、小田原北条は下総・上野・下野・武蔵方面(現在の群馬・栃木・茨城・千葉)まで勢力を伸ばし武田信玄、徳川家康と共に戦い、また敵としても戦い、上杉謙信とも戦った。
現在の城はその一部分である。豊臣秀吉が関白となってから、北条氏政らは領地の問題で真田昌幸と争い約束を守らないということだということから、秀吉は石垣山に一夜城で有名な石垣の城を築き、天正18年(1590年
)4月初旬から7月初旬まで水陸15万の大軍(家康、秀次、秀家等)を率いて小田原城を包囲した。
当時の小田原城は東西・南北約6kmと広大で堀をめぐらしていた。7月初旬和平交渉が成立し数万の籠城者は戦意なくして城を出た。
しかし、その後直ちに北条氏政、氏照には切腹せよとの命令が下った。
一世紀に渡った北条小田原城支配は、これで全て終わった。その後、秀吉は関八州を家康に与えた。
当時の小田原城
北条五代祭り
☆ 武
者 行 列 ★ ★ ★平成11年5月3日撮影☆
毎年5月3日、 ここ小田原城では、数百人規模の昔ながらの、つわものどもの武者行列が盛大に行われる。平成9年復元されたばかりの銅門(あかがねもん)からの出陣は圧巻であった。
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