1977年 日本人の横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されるこのページは、まだ記述しておりません。 2014年5月29日に、日本政府は、北朝鮮が全面的な拉致の再調査を約束したと、発表した。 まずは、リンクをご覧下さい。 【LINK】 拉致問題 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・水間政憲著「ひと目でわかる日韓・日中歴史の真実」(PHP研究所、2012年) |
この本の112ページに、戦前の金日成の率いる匪賊による拉致事件について、『朝日新聞』南鮮版(1940年3月15日)の記事が写真で掲載されています。この記事を、文字起ししました。 『 二十五名は歸る 匪賊に拉致された一團 十二日未明咸北對岸大馬鹿溝で匪首金日成の率ゐる匪團に拉致された百四十名のうち二十五名(内地人一名、朝鮮人十三名、満人九名、白系露人二名)は大馬鹿溝本部より西北方五里の一三三高地で露営し十三日午前六時釋放され、同十一時ごろ歸還した 釋放された人々の話によれば匪團は百五十名から成り、うち武装した婦女子七、八名も交つてゐるとのことであるがこの國境治安緊迫のために部落民は避難して警戒中である 』 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
この記事の全文を引用します。なお、「北朝鮮の元軍幹部:証言のポイント」と題する画像データがありますが、これは割愛します。 『■80年代「若者連れ去り、残りは船ごと沈めた」 脱北した朝鮮人民軍元幹部が軍の指令を受けて1980年代に日本海で漁船の日本人乗組員を拉致したと証言していることが判明し、政府の拉致問題対策本部が元幹部から事情聴取したことが27日、分かった。政府当局が拉致実行犯を名乗る脱北者から聴取したのは初めて。元幹部は、軍の工作機関による海上での拉致は60年代から80年代にかけて頻繁にあったとし、「若者だけを連れ去り、残る船員は船ごと沈めた」と証言した。事実なら、拉致・殺害の被害者は数十人規模に上る可能性があり、対策本部は調査を始めた。 ◇ 海上での韓国人拉致は知られているが、軍による海での日本人拉致についての具体的証言も初。 元幹部によれば、青森県沖で80年代、5人前後が乗った漁船を襲い、30代男性を連れ去った。残りの船員らは船ごと沈めたという。 海上保安庁によると、70年代から80年代にかけて、日本海で行方不明になった漁船は記録が残っているだけで18隻。80年10月には青森県沖で30〜70代の6人が乗った漁船が戻らず、遺体で見つかった1人を除く5人と船体が発見されない事案があった。対策本部は、元幹部の証言と、こうした事例との類似点を精査するなど調査を進める。 元幹部によると、海上での拉致は「対日漁民作戦」と名付けられ、「対南(韓国)漁民作戦」と並行して、62〜85年まで繰り返し実行された。日本海側の元山(ウォンサン)近くなどを拠点に計約120人の部隊が編成されていたという。 作戦に使われた工作船は、船体に漢字で「○○丸」と書かれた日本の中型漁船を装ったもので、十数人の工作員が乗船していた。4月〜10月末に青森から九州の日本海側で2〜5人ほどが乗った中小漁船を標的にしたという。 手口は夜、無灯火で日本漁船に近づいて乗り移り、銃を突き付け船員を制圧。10〜30代だけを工作船に連行し、高齢だったり、抵抗した乗組員は船倉や船室に閉じ込め、船ごと沈めて証拠隠滅を図ったという。 元幹部は、「多い時期は年に3回、少ないときは2年に1回実行された」とし、事実なら拉致被害者は10人以上、殺害された人はその数倍に上る可能性がある。 元幹部は「拉致した若者を教育し日本に再上陸させ情報収集などをさせる計画だった。被害者には大学を出た若者もいた」とも証言。81年に拉致し教育した日本人を日本に再上陸させたこともあったというが、いずれの被害者も消息は不明だという。 元幹部によれば、拉致被害者を工作活動に従事させる計画は成果を得られず、85年には韓国に再入国させた韓国人被害者が警察に通報したため、対南、対日とも作戦を中止したという。 』 |
この動画(55分11秒付近から)の三宅博 氏(衆議院議員・日本維新の会)の発言によると、当時(横田めぐみさんが拉致されたのは昭和52年(1977年)11月ころ)、福田(赳夫)内閣(注:1976年12月24日〜1978年12月7日)の中枢にいた政治家3人ほどがアメリカ大使館へ行ってアマコスト大使と相談した際、アマコスト大使は、そんなこと(拉致問題)を表に出したら大変なことになるぞ、北朝鮮と戦争する覚悟はあるのかと言われて、すごすごと帰ってきたという。この話は、三宅博 氏が本人から聞いたという。 (当サイト管理人による注: ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
・重村智計 著「外交敗北 日朝首脳会談の真実」講談社、2006年 |
![]() |
・韓光煕 著「わが朝鮮総連の罪と罰」文藝春秋、2002年(文春文庫、2005年) ・高英煥(コ・ヨンファン)著「亡命高官の見た金正日」池田菊敏訳、徳間書店、1995年 ・高英煥(コ・ヨンファン)著「平壌25時 金王朝の内幕 元北朝鮮エリート外交官衝撃の告白」池田菊敏訳、徳間書店、1992年 |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() 「市民の党」 ![]() 現在の中国 ![]() 現在のアメリカ ![]() ![]() 現在の韓国 ![]() 現在の国連 ![]() 【参考ページ】 ![]() 更新 2017/12/7 |